東京応化工業株式会社

東京応化工業株式会社
エリートネットワーク取材班による独自解説
1936年の創業以来、高純度化学の技術を磨き、国産初の半導体用ポジ型レジスト開発に成功したグローバル化学メーカー。世界トップ級シェアのフォトレジストを強みに、生成AI等の次世代技術も影で支え続けている。
半導体の微細加工に欠かせない感光性樹脂「フォトレジスト」で世界トップクラスのシェアを誇る化学メーカー。創業は1936年、炭鉱用照明電池に使われる精製水酸化カリウム(苛性カリ)の製造からスタートした。

同社の大きな転機となったのが、高度経済成長期における電子材料分野への本格進出である。1962年にプリント基板用フォトレジストの開発に着手し、1972年には国産初となる半導体用ポジ型フォトレジストの開発に成功。海外メーカーが優勢だった半導体材料市場において国産化の道を切り拓き、現在の半導体国策や産業基盤を陰で支える存在へと躍進を遂げた。

現在の強みは、「微細加工技術」「高純度化技術」、そして先端パッケージングに対応する「高密度実装(後工程)技術」という技術基盤と、顧客である主要半導体メーカーの拠点近くで開発・供給を行なう「顧客密着戦略」にある。売上高の約8割以上を海外が占めるグローバル体制を確立しており、近年は生成AI市場の急拡大に伴うGPU向け最先端EUVレジストや後工程(WHS)材料の需要急増を追い風に、過去最高業績の更新を続けている。
直近でもドイツのmicro resist technology社の完全子会社化や英国Irresistible Materials社との次世代EUV材料開発における戦略的提携など、技術革新への積極的な攻勢を緩めていない。

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企業情報

2026年10月更新

設立
1940年(昭和15年)10月25日
資本金
146億4044万8千円
従業員数
1,996名
株式
◆東証プライム上場
決算月
毎年1月1日から12月31日まで
営業実績(売上高など)
●売上高
2,009億66百万円(連結/2024年12月期)
1,137億7百万円(個別/2024年12月期)

1,622億70百万円(連結/2023年12月期)
913億49百万円(個別/2023年12月期)
事業内容
半導体・ディスプレイ等のフォトリソグラフィプロセスで用いられる感光性樹脂(フォトレジスト)・高純度化学薬品を中心とした製造材料、その他無機・有機化学薬品等の製造・販売

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