三井財閥系の合成繊維最大手。有機合成化学、高分子化学、バイオテクノロジー、そしてナノテクノロジーという4つのコア技術をベースに、革新的な素材を生み出し続ける日本を代表する総合素材メーカーです。繊維をはじめ、機能性ケミカル、電子情報材料、水処理膜、そして世界シェアトップクラスを誇る炭素繊維複合材料にいたるまで、幅広い分野で産業の基盤と持続可能な社会を支えています。
■設立の背景
1926年、国の製造業振興策のもと、当時の三井物産が出資して「東洋レーヨン株式会社」として設立されました。人類初の化学繊維である「レーヨン」の国産化からスタートし、まだ誰も歩んでいない化学の領域を開拓。その後、日本で初めてナイロンの工業化に成功するなど、常に「未知の技術への挑戦」と「自前技術志向」のDNAを確立しながら、世界的な先端素材メーカーへと進化を遂げました。
■事業の特徴
・赤字を恐れぬ超長期的な「研究開発投資」
東レの最大の強みは、「研究・技術開発こそ、明日の東レを創る」という不変の信念のもと、目先の利益に囚われず、未来のイノベーションを見据えて研究開発を続ける粘り強さです。例えば、航空機の機体などに使われる「炭素繊維」は、数十年にも及ぶ赤字の期間を経て、世界NO.1シェアの事業へと育て上げられました。この「繊維を捨てずに繊維から派生する技術を育てる」執念が圧倒的な競争力を生んでいます。
・社会課題の解決に挑む「グリーン・イノベーション」
地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に向け、最先端の素材技術を駆使しています。航空機の軽量化による燃費向上、EV(電気自動車)向け素材、高度な水処理膜による世界の水不足解消など、持続可能な社会の実現に直接貢献するビジネスを展開しています。
■社風・働き方
・短期的な成果のみを追い求めるのではなく、5年、10年先を見据えた骨太な研究開発を地道に続けられる圧倒的な基盤を持っています。たとえ1~2年で製品化に結びつかなくても、多様なアイディアを持って主体的にチャレンジする姿勢そのものが適切に評価される温かみと懐の深さがあります。こうした「じっくり腰を据えて本質に挑む」風土から、就労経験のないアカデミア出身の博士卒の方も大歓迎の文化があり、カルチャーフィットと長期的な定着性を何よりも大切にする誠実な組織です。
・営業職や社内SEなどの事務・IT系部門も同様に「顧客と直接対峙し、一緒に物をつくる」という現場密着型の熱いメンタリティが息づいています。
・自律的なキャリア形成を支援する環境
「企業は社会の公器であり、人は財産である」という考えのもと、近年は従業員の働きがいと成長をより強固に支援しています。独自の「キャリアシート」を活用した上司とのキャリア面談の充実や、リニューアル・常設化された「社内人材公募制度」を通じて、社員一人ひとりが自律的にキャリアを描き、挑戦できる風土が整っています。
・手厚い福利厚生も大きな魅力で、独身寮や社宅が完備されているほか、カフェテリアプランや社内預金制度など、財閥系日系大手ならではの破格のサポート体制が整っています。全社的に残業時間は月平均20~30時間と少なめで、ワークライフバランスを保ちながら世界基準のダイナミックなモノづくりに携わることができます。
※(株)エリートネットワークHPに同社の記事を掲載しております。是非ご覧ください。
■企業インタビュー
https://www.elite-network.co.jp/interview_kigyo/toray.html
■基礎研究センター/医薬研究所・先端融合研究所のインタビュー
https://phd-guide.jp/hiring_interview/entry-206459.html
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