1957年設立の育児用品国内首位。哺乳びんをはじめとするベビー用品だけでなく、介護用品・女性ケア用品も展開。国内シェア約85%を誇る哺乳びん等の開発力と経営理念「愛」を強みに、世界約70か国へ展開。海外売上高比率は50%を超え、中国など世界中で圧倒的な支持を得ています。
1957年の設立以来「愛」を経営理念に掲げ、育児用品を中心に成長を続けるベビー・ヘルスケア関連のグローバル大手メーカーです。代表商品である哺乳びん・乳首は国内シェア約85%を誇り、高い商品開発力と圧倒的なブランド信頼を獲得しています。近年は中国をはじめとするアジア圏や北米・欧州など世界約70か国・地域へ積極的に事業を展開し、グローバル市場での存在感を急速に高めています。
■ 設立背景と歩み
同社の前身は、創業者・仲田祐一氏が1949年に日本初のキャップ式哺乳びんを開発・発売し、1957年に「株式会社ピジョン哺乳器本舗」として法人化されたことに始まります。「お母さんの母乳に最も近い哺乳器具を作りたい」という研究情熱からスタートし、それまでの直付式から衛生的なキャップ式へと大きく進化させました。1966年に現社名へと変更し、哺乳びんのみならずスキンケアやベビーカー、介護用品等へと領域を拡充させて発展してきました。
■ 事業の特徴と具体的な取り組み
同社の強みは、徹底した学術的研究に基づくものづくりと、地域ごとのニーズに即した事業展開にあります。
1. 研究開発力と「母乳実感」シリーズ
赤ちゃんの口の動きや吸い方を最先端の生理学的研究に基づき解析し、開発された哺乳びん「母乳実感」は、直接授乳とのスムーズな併用を実現するロングセラー商品です。
2. 海外展開の具体事例(中国・アジア・欧米)
海外売上高比率は50%を超えており、世界的な育児インフラとなっています。
・中国事業:2002年に現地法人を設立。現地の衛生部(保健省に相当)や主要病院と連携して「母乳育児相談室」を開設する等、草の根の啓発支援と結びつけたブランド構築を敢行。中国本土の哺乳器市場において40%を超える圧倒的シェア(No.1)を獲得するまでに成長しました。
・グローバル連携:欧米等では傘下の「Lansinoh(ランシノ)」ブランドを通じて母乳育児関連商品を展開するほか、インドネシアやタイ等の東南アジア諸国でも高いシェアを確保しています。
3. 社会課題解決(J-CSV)と環境保全活動
オウンドメディアやプレスリリース等でも発信されている通り、一般社団法人日本母乳バンク協会への支援を通じた早産児支援や、1986年から継続し累計16万本以上(約23万人参加)を植樹してきた「ピジョン赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」など、持続可能な社会づくりに貢献する独自の活動を推進しています。
■ 働きやすさと高い定着率
・基本は週2日の在宅勤務が可能。さらに、小学生以下のお子様がいる場合や家族の介護がある場合は柔軟にテレワークを利用と、個人の事情に応じた柔軟な対応が行われています。
・全社で「19時退室ルール」が徹底されており、残業時間が非常に少ない環境です。
・男性社員の育児休業取得率は10年以上前から「1ヶ月・100%」を達成しており、育児に対するサポートが手厚い環境です。
・定着率が高く新卒3年以内の離職率も低く、退職者がジョブリターン制度を活用して復帰し活躍する事例もあります。
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