自社技術にこだわり独自の高機能化学品を生み出す化学メーカー。家庭用ラップ「NEWクレラップ」をはじめ、リチウムイオン電池用バインダーや炭素繊維など、グローバルで高いシェアを誇る製品を多数展開しています。
高度な有機合成技術や高分子技術を強みに、環境・エネルギー、医療、電子材料、生活資材などの幅広い分野で独創的な高機能製品を提供する化学メーカーです。家庭で広く親しまれている家庭用包材「NEWクレラップ」の製造・販売元として知られる一方、リチウムイオン電池(LIB)用PVDFバインダーや高度吸着炭「クレメジン」など、世界トップクラスのシェアを持つ高付加価値な製品群を数多く創出しています。
■ 設立背景と歩み
1944年に「呉羽化学工業株式会社」として設立(2005年に現在の株式会社クレハへ社名変更)。創業以来、「他人のまねはしない」という強い理念のもと、自社技術による新製品・新技術の開発にこだわり続けてきました。その原点となったのが「塩化ビニリデン樹脂」の国産化成功です。この技術革新から、ソーセージなどの食品包装用「クレハロンフィルム」や、日本初の家庭用ラップ「クレラップ(現:NEWクレラップ)」といったロングセラー製品が誕生しました。さらに技術を応用・発展させ、精密機械パーツに使われる高耐熱性樹脂「PPS樹脂」や炭素繊維など、産業の発展を支える高分子素材分野へも領域を拡大してきました。
■ 事業の特徴と具体的な取り組み
・グローバル高シェアを誇る高機能材料: 車載用LIBの正極用バインダーとして使用されるフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)は、世界的に高い市場シェアを獲得しています。電動化の需要増を見据え、福島県いわき事業所での製造設備増強(年間生産能力11,000トンへ拡大予定)など、積極的な設備投資を推進しています。
・独自のR&D風土(論文審査制度): 1959年から続く「若手技術者論文審査制度」は、若手研究者が成果を発表・提案し、全社的な評価を受ける伝統的な成長機会です。2016年度からは企画・営業職へも対象を広げ、部門を超えて挑戦を促すフラットな風土と高い技術力を支える基盤となっています。
・ライフサイエンスと環境分野への貢献: 慢性腎不全用経口吸着炭「クレメジン」などの医薬品事業や、植物保護剤(農薬)の製造・販売など、社会課題解決に直結するライフサイエンス領域でも独自の強みを発揮しています。
【働き方と職場環境】
・全社の月平均残業時間は少なく、残業時は事前申請が必要など徹底して管理されています。月8回までの在宅勤務制度やフレックスタイム制が導入されており、時間の自由度が高く柔軟に働ける環境です。有給消化率は約8割と高く、産休・育休からの復帰実績も豊富です。
・「人に優しい社員が多い」と称されるフラットな社風で、学歴による待遇の差もありません。また、業務上の課題を論文にまとめて発表・審査を受ける独自の制度(若手~中途社員向け)をはじめ、育成・研修機会が充実しています。
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