サンルーフや燃料タンク、樹脂外装部品などの自動車部品をグローバルに開発・製造するメーカーです。ホンダの連結子会社であった「八千代工業株式会社」を前身とし、現在はインドの自動車部品大手であるマザーサングループ(Motherson Group)とホンダの合弁会社として新たなスタートを切っています。長年培われた高度なモノづくり技術と、マザーサンの持つ世界的なネットワークを掛け合わせた事業展開が強みです。
■ 設立背景と経緯
同社の前身である八千代工業は、ホンダ向けを中心に四輪車用部品の製造において確固たる地位を築いていました。しかし、自動車業界が100年に1度の大変革期を迎える中、事業のさらなる成長とグローバルな競争力強化が必要とされました。
そこで、ホンダはグローバルで幅広い顧客基盤と事業展開力を持つマザーサングループを戦略的パートナーに選定しました。ホンダによる株式公開買付などを経て、マザーサングループが議決権の81%、ホンダが19%を保有する合弁会社へと移行し、社名を「マザーサンヤチヨ・オートモーティブシステムズ株式会社」に変更しました。
■ 事業の特徴
・主要製品の高い競争力:
世界トップクラスのシェアを持つサンルーフをはじめ、軽量化に貢献する樹脂製燃料タンクや外装部品など、環境性能や快適性を高める重要部品の開発・製造を手掛けています。
・グローバルネットワークの融合:
ヤチヨ時代から受け継ぐ高い技術力・品質管理能力に、世界各国に拠点を持つマザーサングループの強固なサプライチェーンや販路が加わりました。これにより、ホンダだけでなく世界の多様な自動車メーカーへの販路拡大を目指しています。
・次世代モビリティへの対応:
自動車の電動化(EV化)が進む中、これまで培ってきた樹脂成形技術や金属加工技術を応用し、変化する顧客ニーズに対応した新たな価値の創造に取り組んでいます。
続きを読む