米国本社は、年間約3000億円もの研究開発費を投資し、現在同社が提供する製品群は世界第1位のシェアを誇る抗悪性腫瘍剤(抗癌剤)をはじめとして、循環器官用薬、抗生物質製剤、抗ウイルス剤、アレルギー用薬、ホルモン剤、外皮用剤などに及ぶ。特に抗癌剤「カルボプラチン」は副作用軽減に成功したプラチナ製剤であり、日本市場においても高い評価を得ている。また、1992年より供給を開始した、世界で2番目のエイズの治療薬である抗ウイルス化学療法剤「ヴァイデックス」、またそれに次ぐエイズの治療薬「ゼリット」は、オーファンドラッグに指定され、承認を受けている。
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