株式会社リプロセル

エリートネットワーク取材班による独自解説
同社設立の経緯は、2003年に京都大学物質細胞統合システム拠点長の中辻憲夫教授が、日本で初めて、体の組織や臓器の細胞に分化するES細胞を作り、その中辻教授を中心に、ES細胞の技術を利用して再生医療や次世代の医療ビジネスをやっていこうと、ベンチャーキャピタルの出資を受け、同社を設立。皮膚細胞からiPS細胞を作ることに成功した京都大学の山中伸弥教授、その際に同社の研究試薬が使用され、iPS細胞とともに話題となる。その効果もあり、国内市場では圧倒的な存在の同社。今後の課題は、海外市場でのシェア拡大。安倍首相は4月19日の成長戦略スピーチで、iPS細胞研究に対し、10年間1100億円程度の研究支援を行うことを発表しており、今後の市場拡大が見込まれ、同社への期待も大きい。

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企業情報

2025年11月更新

設立
2003年2月26日
資本金
5490百万円
従業員数
76名
事業内容
・iPS細胞事業:iPS・ES細胞の研究に必要な培養液などの各種研究試薬の製造販売。iPS細胞から作製する心筋、神経、肝臓などの細胞製品の製造販売。製薬会社に販売しており、製薬会社はその細胞を使って、新しい薬が効くか、効かないか、副作用や毒性はないかといった薬の評価を行う。
・臨床検査事業:臓器移植をする際に必要な血液などの検査を病院からの受託。

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