サーベイヤーとは、海上保険・検査海損に係る公的な第三者の鑑定人のことです。海上保険などに関連し、貨物損害や船舶の海上事故、P&I事故調査、油濁汚染、漁業被害等の調査、損害査定を行います。また積付検査、輸出貨物検査、船体検査、喫水検査、リスクアセスメントなども行っています。現場での仕事がほとんどとなり、世界中の保険会社やP&Iクラブから依頼が来ます。
様々な案件(輸入貨物の損傷事故や船舶・海上事故など)に対応できるようになってもらいますので、たくさんの経験ができ、やりがいと責任のあるお仕事です。
<業務内容>
■貨物損害及び原因鑑定
■貨物の積付検査
■P&I保険(船主責任保険)対応
■船体の損害調査
■航空貨物の損害調査
働き方
<出張>
■出張頻度(週の半分以上が外出または出張=現場での作業になります。)
■出張場所(日本全域)
※現場までは、ご自身で運転していただくことがあります。
※現場での業務(船舶、港湾施設、工場、倉庫等)が大半を占めています。
<社内>
■社内業務(原則単独で調査、検査を実施し、報告書の作成。)
※業務の構造上、出張頻度は多いですが、調査後はオフィスにて報告業務(書類作成)を行います。
【業務での英語の使用について】
■英語は、読み書き中心(レポーティングやメール対応)がメインになります。
■英語で事故状況・破損状況を説明したり、自分の見解を英語で伝える事が出来るとスムーズに業務が進行できます。
■外航船では、船長や乗組員への聞き取りも発生しますので、日常会話に困らない方が希望です。
【よくある質問】
[1] どんな事故対応・検査内容があるか
船や飛行機で到着した輸入貨物に損害が発生していた場合、世界中の保険会社や船会社に代わり港や船、倉庫、工場に貨物を見に行って、損害の原因や程度を調査し報告書を作成します。
大きな海難事故(衝突、沈没、座礁など)の調査では、船に行き、船長や乗組員をサポートしたり、多数の関係者と協議したり合意形成したりすることもあります。
[2] 仕事のやりがい
毎回、違う場所(船、倉庫、工場…)に行って、違う人に会って、違うモノや事件を調査し、世界中に報告をします。同じ毎日の繰り返しはありませんので、ベテランになってもずっと新鮮な気持ちで新しいことを学び続けられます。
同社の報告書をもとに、保険会社や船会社は保険金の支払いを決めたり、裁判を戦ったりします。巨額の損害を扱ったり、長期にわたり事件をサポートしたり、責任も大きいですが解決に至ったときは達成感もひとしおです。
[3] 仕事の覚え方(教育・指導について)
サーベイに必要な知識(保険、貿易、海運の仕組み)は、入社後集中的にレクチャーをしながら、最初は先輩サーベイヤーの行く現場に同行して覚えていただきます。
初めて見る貨物や事件は、過去に同じような損害/事件で書かれたレポートを教科書にすることも多いです。自分ひとりの経験知識に頼るのではなく、会社や先輩が持つ知識、経験の蓄積をフル活用して調査し報告書を書きますので、積極的に自分から動けるタイプの人は特に早く慣れて活躍いただけます。
[4] どんな経験・知識が役に立つか
国際物流や港湾、海運、海上保険の経験、乗船経験などは、業務に直結して役立ちますが、
常に新しいことが起きるので、過去の経験だけにこだわらず学び、アップデートしていく意欲がある方が向いています。
[5] 英語を使う機会について
報告書やメールで状況の説明や自分の見解を英語で述べることがほぼ毎日発生します。
報告書は社内の専任者や上司が添削指導してから発行するので最初から完璧な英語を書ける必要はありません。
基礎英語レベルのスタッフもおり、業務の中で学び、現在も問題なく就業していますので、英語力を伸ばしたいという人も挑戦できるポジションです。
※英語に抵抗がある人、英語を見るのも聞くのもイヤだという人はフィットしません。
※外国船でサーベイするときは外国人の乗組員や船長と会話することもあります。
[6] 出張の頻度について
おおむね週の半分はどこかに外出、出張に行っては、事務所に戻って報告書を作ることになります。
貨物損害であれば日帰りの調査が多いですが、大きな海難事故になると解決まで数日から数週間、チームを組んで交代で現場に張り付くこともあります。
貨物損害や海難事故はいつどこで発生するか事前に予測はつきませんので、同じサーベイヤーに出張がたまたま次から次へ続いたり、土日にサーベイに行くこともあります。
土日祝に出勤された場合は代休を取っていただきます。
【必須要件】
・海運業界や貿易・物流業界での実務経験者
・ビジネスレベルの英語力
【歓迎要件】
・乗船経験
・英会話(流暢なスピーキング対応)
【求める人物像】
[1] 好奇心旺盛で新しいことを学ぶのが苦にならない人
[2] 社内外の関係者と良好なコミュニケーションが取れ、チームで協力できる人
[3] 英語に抵抗がない人
[4] 日本語で業務が出来る事
[5] 時間外、休日出勤があるのでその働き方に対応できること。
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