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不動産登記のプロ、司法書士事務所への転職

不動産登記のプロ、司法書士事務所への転職

No.687
  • 現職

    大手司法書士事務所   契約管理業務

  • 前職

    司法書士事務所 不動産取引き決済 ・ エスクロー業務

内山 肇 氏 48歳 / 男性

学歴:中央大学 経済学部 国際経済学科 中退
宅地建物取引主任者
住宅ローンアドバイザー資格

転職活動の始まり

私はこれまで、司法書士事務所にて登記申請業務に4年9ヶ月、その後、大手デベロッパーグループの不動産販売会社にて契約・決済業務に16年6ヶ月、携わって参りました。ここ3年程は、関連会社へ出向しておりましたが、昨年末に出向先での所属部署が閉鎖される旨の通告を受けました。私も周囲も当然出向元へ戻るものだと思っておりましたが、出向元の回答は冷たいものでした。 「 戻られても、担当して頂く業務は無く、雇用の保証もできない。次の事を考えて欲しい 」 と事実上の解雇通知とも受け取れるものでした。48歳という年齢で転職先を見つけなればならない状況に立たされ、不安とショックでしばらくは何も手につかない状態でした。

年が明け、1月中旬に同僚が転職活動を始めた事を知り、自分なりに履歴書を作成し、ハロ−ワ−クに相談に赴きました。長らく不動産の登記業務に従事して参りましたので、同業界の契約・決済業務を希望し、2社紹介を受けました。両社とも既に20名程の応募があり選考中との事で、それほど候補者が集まっているとは・・・・・と驚きました。今までの経験が生かせる業務の求人だったため、うまくいってくれればと願いましたが、両社共書類選考の段階で不採用となり現実の厳しさを知りました。

やはり、年齢がネックになっているのでは・・・・・と思いました。同世代の転職経験者からは、 「 中高年だと、実務経験とマッチしていると思われる求人でも採用されない 」 「 40〜50社受けてもだめだった 」 「 1年かけて資格を取得したが無理だった 」 「 40代後半だと知り合いに転職先を頼むか、紹介状を書いて関連会社等に押し込んで貰うしかない 」 などの声を聞き、これは、真剣に転職と向き合わなければいけないと危機感を感じました。

まず、自分は今までどのような業務を経験し、どのようなスキルと知識を持っているのかを再度整理してみました。不動産業界の職種の中でも宅地建物取引主任者資格やその知識を生かした業務、司法書士事務所における登記補助者の経験、金融機関へ出向し住宅ロ−ンの取次業務、自社所有物件の賃貸管理業務、英語やパソコンスキルのレベルは自信がなかったのですが、改めて自分にできるもの・できないものを明確にする事で、求職の選択の幅を広げることができたように思います。又、求職の手段もハロ−ワ−ク以外に探さなければいけないと悩んでおりました。そんな時、出会ったのが、(株)エリ−トネットワ−クさんでした。

(株)エリ−トネットワ−クさんとの出会い

求職の手段をネット検索にも広げていた中、興味を持った求人案件があり、その求人を公開していたのが、(株)エリ−トネットワ−クさんでした。同社のホ−ムぺ−ジに例示されている履歴書・職務経歴書サンプルを参考にしながら、各々作成し、登録を致しました。それまで、自分なりに作成していた履歴書・職務経歴書の体裁や内容自体が、如何に不十分で見劣りしていたかを恥ずかしく思いました。転職エ−ジェントへ登録するのは初めてでしたので、不安もありましたが、担当カウンセラ−の小中出さんの誠実で丁寧な対応に接し、頑張ろうと思いました。又、小中出さんは、私の故郷である北海道の大学で勉強されていたことがあったため、ロ−カルな話題をすることで打ち解けることができました。

最初のカウンセリングでは、これまでの職歴と転職活動の経緯をお話し、自分が考えてきた転職希望業務を伝えました。又、学生時代の事や趣味・特技などを聞かれましたが、その時は内心 「 この年になってそのような事を聞かれるとは・・・ 」 と感じましたが、自分のパ−ソナリティや長所を改めて見つめ直す良い機会だったと思います。面談終了時、私の職歴に添った求人案件を数社ご提示頂き、その中には、公開されてない求人もあったため、驚きと共に感激致しました。年齢面の不安を話したところ、 「 採用担当の方と応相談です。それに今日、お会いした感じは、写真よりも若く明るく、良い印象ですよ 」 とお返事頂き、大変嬉しく思いました。各々の求人先へ打診頂く事をお任せし、連絡を待つ状況となりました。

面接1社目で内定を頂く

初回のカウンセリングから1週間程経った頃、1社書類審査通過をしたとの連絡を頂きました。その企業は私自身、当初より興味を持っていた司法書士法人でした。1次面接に向かうにあたり、事前に小中出さんよりアドバイスを頂き ( 元気よく溌剌と答えるetc )、落ち着いて受け答えできたと思います。志望理由を聞かれた際には、司法書士法人でありながら、住宅ロ−ン事業・不動産事業等、多角的に業務を展開している点に惹かれている旨と、自分が考え省みた業務経験を生かしたい旨を率直に回答致しました。2次面接も問題なく進み、ほぼ希望の条件で内定を頂きました。(株)エリ−トネットワ−クさんに相談に伺ってから2週間程での内定獲得でした。早期に転職先が決まり、私自信も嬉しかったのは確かですが、それ以上に周囲が驚いていました。

内定後に感じた事

内定後、退職の準備や挨拶、過去の資料整理をしている中、永年勤務した会社を去る寂しさと共に、「 本当に自分は他の会社でやっていけるのだろうか 」 「 まったくの新天地で精神的にも体力的にも大丈夫だろうか 」 と不安がよぎりました。そんな時、(株)エリ−トネットワ−クの高橋部長とお会いする機会がありました。高橋部長より 「 中高年の方がバリバリと前向きに仕事をする事で、周囲の若い社員も生き生きとして、企業も活性化するものですよ。企業によっては当初やりにくい面も出てくるかと思いますが、いちいち細かい事を気にし過ぎないで頑張って下さい 」 とアドバイスを受け、精神面でもサポ−トをして頂き勇気づけして下さったような気がしております。48歳からの再チャレンジに向け、(株)エリ−トネットワ−クさんのお蔭でスタ−トの位置に着くことができました。この場をお借りして御礼申し上げます。

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