●資産運用リスク管理部
・資産運用リスク管理態勢の強化および整備に関する対応全般を行う部署
・部としては、3課体制(企画課/クレジット管理課/ポートフォリオリスク管理課)
・今回の募集ポジションは「(企画課(課長代理相当)/ポートフォリオリスク管理課(副主任~主任相当)」
・資産運用リスク管理態勢の整備や運営に関する業務を分担し担当していただきます
(例:投資限度額の制定や変更、投資資産に関連するデータの管理、投資計画や実績に対するリスク評価、新資本規制対応のための態勢整備、リスク管理態勢整備のための米国グループ会社との連携)
・なお、企画課では、企画チーム/マクロチームの2つに分かれて業務運営しています
●企画課:
・資産運用リスク管理態勢の強化および整備に関する対応全般を行う部署
・企画チーム/マクロチームの2つに分かれて業務運営
● 企画チーム
・リスク分散の効いた良質なポートフォリオの維持を図るため、ポートフォリオリスク管理課のリスク評価結果等を踏まえ、企画課は当部の規程にアセットクラス別/企業グループ別/国別/業種別等の投資限度額を設定し、投資限度額の遵守状況をモニタリングすることで資産運用部門が過度なリスクテイクをしていないか確認します。
・同社ポートフォリオの全体像を把握し、リスク分析やリスク量の計測等を行うために必要な投資資産に係る属性データはリスク管理上重要であるため、関連部署を通じて社内外から収集し、当部が責任をもって管理しています。例えば、この属性データ等を用いて各種限度額に対する投資額を集計し、投資限度額の遵守状況をモニタリングします。
・モニタリング結果はERM委員会や米国のリスク管理チーム等に報告・連携します。また、格下げや企業等の買収/合併等により投資限度額の超過が発生した場合には、資産運用部門に対して投資限度額の超過を通知し、速やかな超過の解消を図ります。
● マクロチーム
・社内外の環境の変化に合わせ機動的にストレステストを実施することで、同社の財務に多大な影響を及ぼす事象およびその影響を把握し、経営に活用します。
・具体的には、経済・金融市場の動向および政治・社会情勢に対して幅広く情報収集を行いながら、同社財務に影響を与え得る経済事象の状況を把握します。
・数あるリスクの中でも特に同社の財務健全性に大きな影響を与える資産運用リスクについて、日米経営陣に直接報告する機会が多く、大きな責任感とやりがいを感じることができます。
・資産運用部門を牽制する立場にあるため、時には相手方の要求を退けるよう説得したり、将来の投資活動を見据えたルール作りをすることが求められるなど、強い交渉力や先を見据える力が養われます。
・経済・金融市場および政治・社会情勢に関する調査・分析を機動的かつ網羅的に行い、適正なリスク管理に必要な情報を共有することが求められるため、情報の把握能力や分析能力が身に付きます。
・業務を通じて資産運用/ファイナンス/リスク管理に関する専門的な知識・経験が身に付き、今後のキャリアアップに役立ちます。
・米国のリスク管理チーム等との密なやりとりを通じて、実務で役立つ英語スキルを鍛えることができます。
・新たな投資資産、投資手法のリスク評価
・コーポレートクレジット資産を除く投資資産のモニタリング
・投資資産の二次査定の実施
・資産運用計画のリスク評価 等
・新たな投資対象資産や投資手法を導入する場合は、投資対象資産や投資手法に存在するリスクおよびそれをコントロールする方法に関する分析を行い、資産運用部門への牽制機能を担う部門として意見表明を行います。
・投資限度額等、現在のリスク管理態勢では対応できず新たなリスク管理態勢を構築・整備する必要がある場合は、資産運用部門や米国のリスク管理チームと必要なリスク管理態勢について協議します。
・当課は主に証券化商品や外部の運用会社に運用を委託しているアセットクラス(*)を担当しており、アセットクラス毎に運用状況(資産タイプ別の残高、リスクが高まっている案件の残高および個別の状況、外部運用委託会社の状況、マーケット環境など)を定期的にモニタリングしています。
(*) 米国の商業用不動産を担保とするローン、米国の中小企業向けのローン、プライベートエクイティファンド、等
・各アセットクラスのモニタリング結果は、定期的に経営に報告しています。
・ポートフォリオリスク管理課は不動産からPEファンド、証券化商品に至るまで幅広い投資資産についてモニタリングを実施しており、個別の投資資産やマーケット環境に関する専門的な知識や広範なデータを用いた分析能力を身につけることができます。
・ニューヨークの資産運用部門が投資を行っているため、ほかの保険会社や金融機関では身に着けることのできない最先端の投資商品に関する知識やリスク分析経験を身に着けることができます。
・自身の分析した情報や作成した資料をもとに表明された当部意見が同社の投資意思決定に直接的に影響することから、大きな責任感とやりがいを感じることができます。
・新たな投資対象資産の導入やモニタリングにおいて資産運用部門や米国のリスク管理チームとの協議・交渉を行うことにより、立場の異なる双方の主張を合意に導く交渉力が身につきます。
・米国のリスク管理チーム等とのコミュニケーションや投資資産の報告資料の読解などにより、実務に役立つ英語力が鍛えられます。
・出社と在宅勤務を併用しており、出社は概ね週1~2回程度です
・フレックスタイム制度があり、柔軟な働き方が可能です
Q.残業時間や有休消化率はどれくらいですか?
A.残業時間: 部全体(管理職を除く)で、 平均21.6時間程度
有休消化率: 部全体(管理職を含む)で、 82.5%(16.5日)程度
●必須要件:
金融機関等でのリスク管理または資産運用(銀行法人貸出を含む)関連の業務経験があること
英語に強い苦手意識がないこと(特に読解力)
●歓迎要件:
・生命保険会社での経済価値ベースの資産運用リスク管理経験があれば尚可
・リスク管理に関する計量モデルの経験があれば尚可
・証券アナリスト資格を保有していれば尚可
・英語スキル歓迎
●学歴
大学卒
プライム上場 創業130年の老舗化学品専門商社 リスク管理室
政府系 金融機関 投資部門 クレジット投資及びオルタナティブ投資担当
東証プライム上場 財閥系 総合商社 リスクマネジメント部門 投資案件の評価業務
オルタナティブ市場成長の担い手として。個が経験を活かし、チームワークで価値を生み出す運用会社です。
大企業から中堅中小企業まで。 サステナビリティの視点で ビジネスの成長ストーリーを描く。
「成長の果実」を従業員の手に。 世界と日本で多くの企業が待ち望む、 新たな報酬制度の運用を支えたい。
世界のスタートアップに投資し、 中長期的な成長に伴走していく。 日本の農林水産業と、食料が育むいのち、 そして地域を元気にするために。
世界No.1の実績を持つM&A総合企業として、地方創生から日本の新たな成長を支え続けたい。未経験者も3年で高い成長実感が得られます。
長期融資、投資、アドバイザリー。3つの金融スキームを組み合わせ、世界へ飛躍する企業に伴走します。