コンサルティングファームの選考で筆記試験が課される場合、論理的思考能力や数的処理能力など、コンサルタントとしての基礎能力を問う問題が出題されます。主な内容は「判断推理」「数的推理」「文章理解」です。英語の問題が出題されるファームでは、辞書の持込を認めているところと、持ち込み不可のところがあります。
一般的に、筆記試験は60〜90分くらいで、1つの問題を1分弱〜2分程度で解くことが求められます。

試験対策としては、「判断推理」「数的推理」に関しては、国家公務員1種試験の参考書を、「文章理解」に関しては、GAMT（MBA取得のためビジネススクールに出願する際にスコアの提出を求められるテスト）の参考書をやっておきましょう。

また、筆記試験が課されるのは、候補者が異業種からの転職者や若手層の場合が多く、ファームで実務経験を積んできた候補者の場合、筆記試験をパスして次の選考ステップへ進むケースもあります。