【東証プライム上場 有名駐車場運営会社】
業務管理部 営業事務リーダー(売上報告業務、業務改善・企画業務等)
【エンジニア専門の特定人材派遣サービス企業】
首都圏のエンジニアリングセンター クライアント先における製品の機械設計(開発・設計・評価・検討)
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【アパート・マンション等の建築請負から運営・管理を行う不動産会社】
営業部 土地活用コンサルティング営業
→業務部 契約後のお客様のフォロー、施工・工程管理、銀行への融資打診、近隣折衝等
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【東証プライム上場企業の連結企業で公共施設や企業PR施設のディスプレイ業受託会社】
法人営業部 新規案件の発掘、受注担当
→プロジェクト事業本部 受発注業務、契約書管理、売上、請求処理等
※全社員の5%しか取得できないA評価を2度取得
松下 勝一郎 氏 41歳 / 男性
学歴:九州大学 工学部 機械航空工学科 卒
宅地建物取引士
大学では機械系の学科で学んだ事もあり、新卒時はメーカーの設計職を中心に就職活動をしました。就職活動をする中でひとつの会社に絞れず、様々な企業様で就業できる環境に魅力を感じ、エンジニアの特定派遣会社に就職しました。
そこで国内でも有名な企業2社で就業させて頂き、機械設計エンジニアとして液晶露光装置や業務用プリンターの設計、解析業務を経験しましたが、担当する業務は過去に実績のある設計、やり方を踏襲したものばかりで正直やりがいを感じられませんでした。
自分にもっと負荷がかかる新しい事にチャレンジしたいという思いが強くなり、1度目の転職をしました。
2社目はガラリと業界も職種も変えて、賃貸住宅の建設からその後の管理も行う不動産会社に就職しました。
そこでは土地活用の建築請負営業、業務管理部としてアパートの建築請負契約から融資、着工、竣工、引き渡しまでの各種管理、調整業務を経験しました。契約に至るまでがとても難しい反面、契約時の喜びと自分だから話が進んだという達成感を強く感じる事ができる業務でした。
しかし、やりがいを感じる一方で、日々の業務をこなす為に月100時間超の残業が継続的に行われている環境でした。プライベートでも子どもの出産を控え、子育てにも参加したかった為、労働環境の整った会社で力を発揮、成長したいと考え、2度目の転職をしました。
3社目はある大手企業のグループ会社でディスプレイ業をしている会社に就職しました。
入社をしたのは社会貢献性のある業界での業務に魅力を感じていた事もありましたが、面接の時に「大手企業のグループ会社で労働管理もしっかりしている。」と役員に言われた事も決め手のひとつでした。
職種としては営業、営業事務として戦略的な見積書の作成・検算、契約の取得から法務的な観点での契約書のチェック、協力会社への発注処理、業務の完了・売上・請求処理を中心に行いました。その他、担当が分からない郵便物の担当者振り分けやサテライトオフィスの賃貸借契約から毎月の家賃・共益費、水道代、ガス代、清掃料の支払処理や社内ファシリティ(共用のストックスペース)の管理等、幅広く業務を行いました。
社内関係各部署との調整等を行っていた為、社内からの信頼も得て随分頼って頂いたと自負しています。
2社目より幾分か労働環境は良くなったのですが、繁忙期には月100時間超の残業もあり、36協定は全く遵守できておらず「労働環境の改善」という転職目的は完全には果たせませんでした。
しかし、社内で評価して頂いたり、周りに頼りにして頂いていた事が原動力となり、就業を続けていました。
転機となったのは働き方改革の建設業への適用です。そこから残業規制、管理が厳しく言われる様になりました。
しかし、業務量の管理に関してはほぼノータッチで、会社から管理される総残業時間と業務量の差が個人の努力や作業効率化ではどうにもできない程、大きくなっていました。
実際に繁忙期のある月は110時間超の残業をしましたが、会社からは80時間未満にする様、指導があり、その差30時間超はかくれ残業として会社には申告しませんでした。
貢献していると感じていた会社からの矛盾した要求に強いストレスを感じ、今度こそ安定した労働環境で働きたいとの思いが強くなり3度目の転職を決意しました。
住宅ローンを抱えている事、子どもの教育費も考えて年収の最低ラインは明確に決めさせて頂きました。
逆に業界のこだわりは捨て、バックオフィス系の職種で幅広くチャレンジしました。
今回の転職活動で学んだ事は、満足いく転職をする為には信頼でき、相性の良い転職エージェント様と出会えると効率的かつ精度良く転職活動が進むという事です。
何度か転職を経験していましたが、これまではエージェント様を通さず自分だけで転職活動をしてきました。
エージェント様との面談等をした事がない訳ではありません。ただ正直、エージェント様にあまり良いイメージを持っていなかったのです。
というのもこれまでお会いしたエージェント様は、マニュアルに則った様なヒアリングで、「いついつまでに履歴書、職務経歴書を作成して提出して下さい」、「それまでに紹介した求人案件で受けたい会社があったら推薦するので教えて下さい」、と期日を迫られて先方のペースに乗せられる様な進め方のエージェント様が大勢おられました。
しかも、紹介された求人案件も「お伝えした私の希望とちょっと違うな」と思う事や紹介された企業や求人に対する説明等が無く、与えられた情報を自分で読んで応募する、しないの判断をせねばいけないというものでした。
それなら自分で探すのとそこまで大差無いし、自分で探した方が自分のペースで転職活動を進められて良いと思っていました。
ただ、それでも求人情報を沢山持っていらっしゃるのは間違いないとも思っていたので、今回の転職活動を始めるにあたって、自分でも求人を探すのと並行して念の為、何人かエージェント様とも会ってみよう位の気持ちで面談を申し込んでいました。
面談をさせて頂いたのは興味を持った求人の取扱いエージェント様、通勤時間も短縮できたら嬉しいなという思いもあったので自宅近くに事務所があるエージェント様、そして(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの岡本様でした。
岡本様はある転職サイトを通じてスカウトメールを頂いた中で、岡本様自身のご経歴を拝見すると、似た大学を出られて違う業界から現職をされている所に私と似ている所があるのかな、と勝手ながら親近感を持ち、面談希望の返信をさせて頂いたのがきっかけでした。
結果、それが今回の転職活動が上手くいく要因になったと感じています。
他のエージェント様と違い、岡本様は紹介して下さる求人案件に対して、何故この求人を勧めているのかを丁寧にご説明頂きましたし、それに対する私の反応や意見にも耳を傾けて下さって、次にご紹介頂く求人案件選びの指針にして下さっている印象でした。
また、面接が苦手な私の為に夜遅くまたは朝早くから模擬面接に付き合って下さったり、面接後や面接内容をテキスト化した振り返りに対するフィードバックも下さり、「ここまでしてくれるんだ!」と感じ、他のエージェント様とは全然違うなと実感しました。
面接の練習等が上手くできず、落ち込む私に「松下さんがもう転職活動をやめますと言うまで転職支援します。」と言って下さった事はとても心強かったです。
気付けば他のエージェント様とは次第に連絡を取らなくなり、岡本様にかなりの面で頼らせて頂いていました。
お陰さまで岡本様と初めて面談させて頂いてから2ヶ月程でプライム上場企業2社から内定を頂く事ができ、内1社に来月から入社する段取りで業務の引継ぎをしています。
岡本様には本当に感謝しています。
ここまで今回の転職活動は順調にいきました、かの様な内容で書かせて頂きましたが、転職活動中に大きな失敗もしてしまいました。
それはOSやアプリのアップデート不足でオンライン面接本番時にログインできなかった事です。
有名なWEB会議ツールを使用してのオンライン面接でしたが、プライベートであまり使用した事がなく、事前に接続確認をしていたつもりがきちんと接続できていなかった事が面接本番になって分かる、といった状況でした。
しかも、第一希望の企業様との1次面接でしたのでその時の私の焦りは凄かったと思います。20分位どうにか接続できないか悪戦苦闘したのですが、先方の面接官の方から「今から繋がってもあまりお話できず尻切れトンボになってしまうので今日の面接は無しにしてまたリスケジュールしましょう。」とお電話を頂きました。
リスケジュールとは仰って頂きましたが折角の面接の機会を逃してしまい、私はその時、「終わった。」と、とても落ち込んでしまいました。
その後、岡本様にも状況を共有し、「過ぎてしまった事は仕方ない。リスケジュールしましょうと仰っていたのであればして下さるはずなので、次回の面接までしっかり準備をしていきましょう。」と励まして頂きました。
その励ましもあり、より深く企業研究をして何度も面接の練習をする時間に充て、並行して他社様との面接等も行っていきました。
そして、その後、第一希望の企業様とお約束通りオンライン面接をして頂き、面接通過、最終面接まで進み内定を頂く事ができました。
内定頂けた今となっては笑い話にする事ができましたが、OSやアプリは常に最新にしておくべきだなと反省しました。
内定を頂き、入社させて頂く企業様は業界的にも職種的にも私のこれまでの実務経験が活かしていけるのではと考えています。
しかし、新しい環境ではあるので会社毎に違うやり方に最初は戸惑う事もあるかもしれないと思っています。それでも一刻も早く新しい環境に慣れて力を発揮していける様、全力で業務に取り組んでいく所存です。
この文章を見て頂いている方にも良いご縁がある事を祈って、結びの言葉とさせて頂きます。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。