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郊外の倉庫で男性と同様の食品仕分けの力仕事から、都心の事務職へ

郊外の倉庫で男性と同様の食品仕分けの力仕事から、都心の事務職へ

No.1542
  • 現職

    【財閥系 総合商社グループ 建設機械の卸レンタル企業】
    営業部 営業二課 営業事務職

  • 前職

    【東証プライム上場企業グループ 食品専門物流・倉庫会社】
    首都圏の共配センター 倉庫内仕分の現場管理、従業員採用・育成、本社への稟議書作成業務等(衛生管理者に選任)

角野 夏奈 氏 27歳 / 女性

学歴:奈良県立高校 卒
関西外国語大学 外国語学部 英米語学科 卒
※ヨーロッパの大学へ留学(1年間)
TOEIC 720点
第一種衛生管理者
貨物運行管理者

① 新卒の就活時の意向

学生時代、英語圏ではない国での留学経験を経て、対人関係力と問題解決力を身に付けました。
英語を使う仕事よりも、培った対応力で好きな「食」に関わる仕事を精一杯やっていきたいという思いで就活をし、食品の物流会社から内定を頂きました。

② 入社した会社・部門での担当業務

物流会社の倉庫内で食品の仕分の現場管理を担当しました。
出荷時間は決まっており、毎日時間通りに出荷できるように進捗管理をします。
私一人が頑張っても終わる仕事ではないので、主体となって作業する従業員との良好な人間関係を作ることが重要でした。

また、従業員の採用・教育・指導、社内外への提出資料作成等の管理的な業務も担当していました。
24時間体制の会社なので、出勤・退社時間の変動もあり、自分自身の体調管理に努めていました。

③ 転職に至ったきっかけ

もともと男性社員がやってきた肉体労働を、女性でありながら男性と同じように日々繰り返す中で腰を悪くしてしまいました。
また、この仕事と将来の結婚・出産・育児を両立することは難しく、働き方を見つめ直す必要がありました。

④ こだわったこと

長く働ける労働環境である事、あまり年収を下げない事、体力をそこまで使わない仕事の条件を満たす求人を探していました。
そのような良い条件の求人に数十社応募しても「求める人材要件と合わない」と書類選考や適性検査さえ通らず、今まで必死に働いてきた事がこれ程小さい事なのかとショックでした。

数カ月間、転職活動を休みましたが、状況を変える為に転職すると決めたことを再度自分に言い聞かせ、意思を強く持って活動を再開しました。

⑤ 転職活動を通じて学んだ点

転職開始時は、キャリアに自信が無く、納得のいく転職は難しいかもしれないと悲観的に考えていました。
転職活動を進める中で、前職での業務内容を一つ一つ振り返ると、沢山の業務を担当し、沢山の苦労と学びがあったことに気が付きました。

新卒で就職してから、辞めたくなる程の嫌な思いを何度もしてきましたが、今回やっと「逃げる転職」ではなく「切り替える転職」として、胸を張って仕事を辞められました。
この体験記を読んで下さった方も、そっと会社から消えるのではなく、堂々と辞められるように、今の悩みに正面から向き合った上で転職活動をしてみて下さい。

⑥ 次の職場への意気込み

幸いにも営業事務の仕事に未経験で採用してもらう事が出来ました。
前職では、男性社員に囲まれ、精神面はかなり鍛えられました。
全く違う職種への転職で、現時点ではPCスキルも乏しいですが、前職での経験を認めてくれ、採用して下さった会社に役に立てるように、自己研鑽に励んでいこうと思います。

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