損害保険会社で代理店営業・海外留学・海外案件を経験した31歳。徹底した企業研究と面接対策が実を結び、財閥系 海運会社へ転職成功。

No.1704
  • 現職

    【東証プライム上場 財閥系 海運会社】
    陸上総合職

  • 前職

    【東証プライム上場 日本有数の損害保険会社】
    代理店営業・海外留学・海外案件等

後藤 章哲 氏 31歳 / 男性

学歴:神奈川県の私立高校 卒
難関私立大学 卒
TOEIC 935点
貿易実務講座 基礎編

掲載日:2026年2月17日
目次
  1. 損害保険会社からの転職を決意したきっかけ
  2. 海運業界を志望した理由
  3. 転職エージェントを活用した理由
  4. 面接対策として実施したこと
  5. 転職活動を振り返って

① 損害保険会社からの転職を決意したきっかけ

私はこれまで損害保険会社で代理店営業に従事し、多くの代理店とともにお客様へ最適な損害保険を届ける仕事をしてきました。間接的ではありますが、企業の経営課題に寄り添い、企業の成長を後押しすることにやりがいを感じていました。
一方で、日々の業務を進める中で、もっとダイレクトに社会やお客様に価値を届ける仕事がしたいという強い思いが芽生えました。

代理店経由の営業という構造上、自分の働きが社会やお客様に直接届いている実感を得られにくい側面もあり、どうしても顧客との距離を感じる場面が多くありました。自分の業務の影響は確かにあるものの、自分の仕事の成果が目に見えてわかるようなダイレクトな手触りがもっと欲しいと感じるようになりました。
また、前職で経験を積むにつれ、自身のキャリアの方向性を冷静に見つめるようになりました。「これからの人生で、どのような仕事観を大切にしたいのか?」「どんな環境で働き、どんな影響力を持ちたいのか?」自分を振り返る中で、私は社会や人々の生活により直接的なインパクトを与える事業領域に身を置きたいという想いが明確になりました。

② 海運業界を志望した理由

転職を考えるにあたり、自分がどんな環境で働きたいのかを言語化しました。その中で明確に浮かび上がってきた思いが「グローバルに働きたい」という想いです。
前職では国内の代理店との関係構築や営業支援を中心に業務を経験した後、徐々に海外案件に携わるポジションを任されており、非常に多くの学びがありました。今後の情勢を考えると、よりグローバル市場への関与はビジネスパーソンとして成長する上で重要な要素になると考えており、よりグローバルに事業を展開する企業に強い魅力を感じていました。
海運業界の歴史、グローバルネットワーク、挑戦の姿勢に触れ、社会全体の物流基盤を支える使命感、ESGや脱炭素などのグローバル課題に取り組むことで自分の視野を広げ、さらに成長できるのではないかと強く思い、海運業界で働きたいという思いを抱くようになりました。

③ 転職エージェントを活用した理由

前述のように、転職活動を始めた当初から海運業界を志すという明確な考えを持っていました。しかし、同時に、もしかすると自分がまだ知らない業界にもマッチする仕事があるかもしれないという思いもあり、視野を広げるために転職サイトへ登録しました。

ところが、届くスカウトメールの多くは、年収や会社名といった分かりやすい訴求ばかりで、どこも同じような文面に感じていました。
そんな中で、(株)エリートネットワーク様からのスカウトメールだけは良い意味で異質でした。派手な条件提示ではなく、私の実務経験や要望をもとに求人案件を案内するという視点で書かれており、むしろ控えめな文面が逆に目に留まったのをよく覚えています。
実際にお会いして話をしたときにも、その印象は変わりませんでした。私は転職活動の軸として、「グローバルに働ける環境で挑戦した」いと伝えました。そのとき即座に「では不動産デベロッパーは選択肢から外れますね」と言われたのが非常に印象的でした。

通常、転職エージェントは、サービス利用者になるべく多くの企業に応募してもらい、選択肢を広げる方向に誘導することが多いものと思っていました。しかし、むしろ私の希望に合わない企業をはっきり除外し、選択肢を絞り込んでくださいました。そして最終的に、海運業界の2社に集中して応募するのが一番良いという結論になりました。
その瞬間、自分のキャリアの成功だけを考えてくれていると強く感じました。表面的な求人案件の紹介ではなく、私の価値観・キャリアビジョンを深く理解した上で最適な選択肢を提示していただけると思い、お世話になろうと決意しました。

④    面接対策として実施したこと

◎ 徹底した企業・業界研究
まず行ったのは、応募企業や業界の特性を深く理解することでした。海運業界や物流業界のことは、ニュースでは聞くものの、実際の仕組みや課題については知見がありませんでした。そこで私は、企業の公式サイトで、中期経営計画、ESGレポート、決算資料、IR情報などを読み込みました。公式YouTubeの動画を通勤時間に見て、様々な情報をインプットすることもしました。また、応募企業だけでなく競合企業の情報も確認して、業界全体の潮流、企業の強み・弱み、今後の成長戦略まで理解するよう努めました。
特にESGの取り組みは重視したテーマでした。脱炭素・アンモニア燃料・代替エネルギー・船舶の自動運航など、企業によって戦略が異なり、その違いを自分の言葉で説明できる状態を目指しました。
面接では、「なぜその企業なのか」「なぜ今その業界なのか」という質問が必ず出るため、他社と比較した上で自分の価値観と企業が目指す方向が繋がっていることを説明できるように準備しました。

◎ 自己分析の深掘り
私が特に力を入れたのが自己分析の一貫性です。過去の経験をつなぎ合わせ、なぜ自分はその行動をしたのかを言語化しました。
面接では、表面的な実績だけでなく、なぜその選択をしたのか、行動の背景にある価値観は何か、困難な時に何を基準に意思決定したか、どんな思考プロセスで改善を考えたかなど、さまざまな深掘りがあり、それらに一貫性を持った回答を話せるようにしました。
私は自分の行動を時系列で振り返り、自分の価値観や判断基準の「一貫性」を面接で表現できるよう練習しました。また、失敗経験も正直に洗い出し、なぜ失敗したと考えるのか、何を学び、どう改善したかを説明できるよう準備しました。

◎ 面接練習
面接において最も意識したのは結論から簡潔にという点です。短い面接時間のため、限られた時間の中で、自己アピールをしつつ、面接官の質問に答えるという練習をしました。ここで意識していたのは、想定質問に対する回答をすべて覚えることではなく、どんな質問が来ても自己分析に基づいて一貫性のある回答ができるようにすることです。
面接対策は応募から最終面接まで、1日1時間以上、約2か月間にわたり行いました。

⑤    転職活動を振り返って

今回の転職活動を通して、私は自分自身の価値観や目指す方向性をこれまで以上に明確にすることができました。そして、その上で選んだ海運業界の企業に対し、強い覚悟と責任感を持って向き合う準備ができていると感じています。
海運は、日本だけでなく世界経済を支える社会インフラであり、情勢や環境の変化と常に向き合う極めてダイナミックな産業だと考えています。そして海運業で働くということは、単に企業の業績に貢献するだけでなく、サプライチェーン全体に影響を与える責任を担うことでもあると考えます。
今回の転職をキャリアの通過点ではなく、新しいスタートラインだと考えています。海運業界は地政学、環境規制、技術革新などによる変化の多いフィールドですが、その変化に対し、受け身ではなく主体的に挑戦し続ける姿勢を貫きたいです。

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