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欧州の現地法人副責任者、「海外」にこだわりプライム上場 石油開発会社へ

欧州の現地法人副責任者、「海外」にこだわりプライム上場 石油開発会社へ

No.1474
  • 現職

    プライム上場 政府系石油開発会社 海外プロジェクト事業 事業企画

  • 前職

    プライム上場 機械メーカー 海外営業部

柿崎 正洋 氏 28歳 / 男性

学歴:関関同立 卒
英語ビジネスレベル
ÖSD(オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験)A2
日商簿記3級

① 新卒での就職の時の志向

学生時代の新卒での就活では、「グローバル」に働けることを軸に、会社選びを進めていました。
ただ、帰国子女でもなく、学生時代に留学経験があったわけでもなく、かと言って英語が得意だったということでもありません。
海外経験といえば、小学校低学年時に叔父の結婚式でアメリカに行ったことと、学生時代に旅行で韓国と東南アジアに数回行ったくらいです。
その程度の経験しかありませんでしたが、非常に刺激的かつ面白かった為、「一度きりの人生なので、海外で働いてみたい」という気持ちが湧いてきました。
この「一度きりの人生だから」という言葉は、私の人生における座右の銘でもあります。

そんな背景もあり、まずはグロ-バルかつ給与が高いのではないかということで、商社を志望しました。鉄鋼や繊維、資材を幅広く見ていました。
ただ、商社を受けていく中で、なんとなく私の雰囲気に合ってないなと感じた為、途中でメーカー志望に変更しました。
規模が大きく、広く世の中に貢献でき、海外売上比率の高い会社を見ていた際に、前職を見つけました。
商材自体にあまり興味はなかったのですが、職種別採用を実施しており海外営業職で入社できること、海外売上比率が約8割であること、なおかつ若手のうちから海外駐在ができる可能性が高いという点に魅力を感じました。

前述した通り、語学に秀でていたわけではなかった為、この会社以外ではなかなか駐在の道は難しいのではないかということ、また若手のうちから駐在することにより、もし海外が合わなければそれからでも軌道修正できるのではないかということで、入社を決めました。

② 入社した会社での担当業務や体得したスキル

入社後は、希望通り海外営業部に配属となり、物流手配(三国間貿易・直接貿易)や海外販社との問い合わせ対応等に従事しました。
正直、全く面白くなく、一時期は転職を考えましたが、まだ駐在という当初の目的を果たしていなかったことと(駐在はゴールではなく、あくまでスタートなのですが…)、この浅いキャリアでは転職は容易ではないと考え、国内で真面目に業務に取り組み、駐在の機会を窺っていました。

そうした中で、3年目の冬に、オーストリアでの研修の話を頂き、駐在しました。
当初は、まずは1年間の予定でしたが、満期前にフィンランドに横異動することになり、その数か月後、研修生から副責任者になりました。

現地では、購買・修理・倉庫をメインに、経理や営業、IT等の幅広い分野の業務に取り組みました。
ローカルスタッフは、私より年上の経験豊富なスタッフばかりでしたので、もちろん教えを請うことも多くあり、謙虚な気持ちで臨んでいました。
しかし、マネージャーとして、言うべきことは言わなければならないし、業務改善の為には、一時的にスタッフの仕事が増えることもあります。
業務を依頼する際には、背景を説明し、理解した上で納得して取り組んでもらうことを心掛け、結果が出た際には、直接スタッフに感謝の言葉を掛ける等の工夫をしていました。
異国の地で、ローカルスタッフ相手にマネジメント経験を積めたことは、非常に良い経験となりました。
業務量は非常に多く、長時間労働が常態化していましたが、ポジティブに捉えるとハードワーク耐性もある程度身に付きました。

③ 今回転職するに至った理由

12月上旬に日本帰国が決まった際に、転職しようと考えましたが、まだ具体的には動いていませんでした。
なお、転職を決意した理由は、以下の通りです。
① 前職の商材にあまり興味が持てなかった
➁ 貴重な経験をしたが、専門的な知識・経験はなく、将来に漠然とした不安があった
➂ もう一度駐在したいと思っているが、前職での駐在はもう十分かなという気持ちがあった
④ 20代後半だった為、未経験であってもまだ異業種・異職種へのチャンスがあると考えた
⑤ あくまで主観的ではあるが、帰国直後が、一番市場価値が高いのではないかと考えた

④ こだわった点と、こだわらなかった点

前の会社より、規模が大きく、年収が高く、休みが同程度で、海外駐在のチャンスがあることがこだわった点です。
業界に関しては、あまりこだわりがなかった為、最初は幅広く見ようと思っていました。
職種に関しても、あまりこだわりがありませんでしたが、海外営業職でやってきていたので、その経験が活かせる職種が良いなと思っていました。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点

初めての転職活動でしたので、最初はよくわからないまま、複数の転職サイトに登録し、色々と見ていました。
その時に、複数のエージェントの方とも面談をして、その結果、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの保坂様にお願いしました。
そもそも、かなりの数のエージェントの方から連絡が来るので、全員と面談することは時間を考えると難しく、ある程度絞ってお会いすることにしたところ、多くのエージェントの方がコンサル案件を持ってきていた中で、保坂様のプロフィールにはメーカー案件の紹介が書いてあったことから、保坂様と面談することにしました。

最初の面談で、私が想定していなかった海運業界や金融の会社を紹介されたことから、興味が湧く面白い求人案件を持っているなと思い、保坂様にお願いすることに決めました。
実際、かなりの数の求人を紹介してもらうことができ、選択肢がかなり広がったと思います。
また、履歴書や職務経歴書のレビューをして頂くほか、Web面接時の音声チェックにまでわざわざ時間を取って頂きました。
選考が進んでいく中で疑問点や摺り合わせの必要性が出てきますが、メール・電話のレスがとても早く、この点も信頼できるポイントでした。

これはどの仕事にも言えることだと思いますが、担当者(エージェント)にとっては一顧客(転職希望者)ですが、顧客にとっては唯一のエージェントです。
転職活動している間は時として不安になることもありますが、そうした中で、素早いレスや、時間を作って相談に乗って頂けるエージェントの方は、信頼できました。
求人サイトや求人会社選びも重要とは思いますが、自分に合った信頼できる担当者を選ぶことの方がより重要かと思います。
一人だけでなく、色々会って話したほうがいいと思います。

最終的には、3社内定を頂き、一番志望度が高かった1社に決めました。
その会社の最終面接前に、スケジュールの関係上、残りの2社を辞退せざるを得ず、その判断に少し迷いました。
ただ、やはり悔いを残したくはなかった為、保坂様からも後押しして頂いた上で、一番志望度が高かった会社の最終面接に臨みました。
保坂様に、最終面接を通過した場合は電話して下さいと頼んでおり、最終面接後の帰路についている間に東京駅で保坂様からの着信を確認した時は、非常に嬉しかったです

⑥ 次の職場に賭ける意気込みや覚悟等

人生初の転職で大満足の結果を得ることができ、新たなスタート地点に立つことができました。
次は、新たな職場で活躍できるよう、努力を積み重ねていきたいと思います。
保坂様には、ご支援頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

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