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知財担当、上場廃止の機械メーカーから、大手総合電器メーカーへ

知財担当、上場廃止の機械メーカーから、大手総合電器メーカーへ

No.1057
  • 現職

    東証一部上場 大手総合電器メーカー 主力事業部門 知財担当

  • 前職

    元・東証一部上場 歴史ある機械メーカー 本社 知財担当 (特許庁への出願、訴訟対応等)

野原 友洋 氏 27歳 / 男性

学歴:高松工業高等専門学校 制御情報工学科 卒
香川大学 工学部 知能機械システム工学科 卒
香川大学大学院 工学研究科 知能機械システム工学専攻 修了
TOEIC 540点
機械設計技術者 3級
防災士
行政・企業・医療防災・危機管理マネージャー

●新卒で前職に入った理由

本命企業の最終面接に落ち、次がなく大学内の求人票を慌てて探したところ、翌日に開かれることになっていた説明会を見つけたのがきっかけでした。前職の業種は父や祖父の仕事に関連したものであり、それなりに興味もあったため、とりあえずの軽い気持ちで説明会に参加したところ、その場でいきなり1次面接が行われ、2次面接免除で最終面接に進み、そのまま採用となりました。

●今回転職するに至った背景

前職の企業が東証一部から上場廃止となり、会社の未来に不安を感じたことが一番の転職理由です。社内の状況を見ても再上場はかなり厳しいものと思えたため、20代の動けるうちに動いてしまおうと考え転職活動を始めました。
もともと、前職の職場環境には不満があったため良いタイミングであったと考えています。不満だったことの一例を挙げるなら、新入社員への教育がなく、いきなりすべて丸投げされることや、上司が部下の仕事内容を把握しておらず、その把握していない責任は上司ではなく部下にあるとされる点などです。

●企業選びについて

やはり自分のこれまでの人生を活かしたかったため、これまでの学業及び前職で得た実務経験や知識を活用できることを一つの条件としていました。前職の福利厚生や給与などの待遇は悪くなかったため、前職と同等またはそれ以上の待遇や、自身の出身が関西であったため関西方面の勤務地なども転職先の条件としました。
また、実際に働き始め、趣味と仕事は完全に分けるべきと考えるようになったため、新卒の就職活動では積極的に検討していた自身の好きなこと、趣味に関連する企業への応募は一切しませんでした。

●面接に至るまで

企業からのオファーは自身の経歴を考えるとそれほど多くないと考えていましたが、1か月で100件程度と想定以上のメールが届き、その中から自身の行きたい企業、興味のある求人案件に絞ることが殊の外大変でした。企業情報や求人内容をまとめたリストを作り管理していました。

面接の事前準備については、エリートネットワークの転職カウンセラー小中出さんとの打合せの中でいただいたアドバイスをもとに、企業情報や具体的な事業内容、地域貢献のための社外活動などの情報を中心に集めました。

●面接の場で意識したこと

これは新卒の面接のときから意識していたことですが、自身を商品として売り込む意識を持って臨んでいました。

自分は何ができて何ができないかを正直に答え、面接官が興味を持ってくださった話題についてはできるだけ情報を出し、興味が薄かった内容はすぐに区切りをつけ、次に行くように心がけました。
あとは常に面接官の目を見て話をしました。複数の面接官がいらっしゃる場合は話者に視線を向けつつ、たまに他の面接官の様子を伺うようにしました。

結果、面接は終始和やかな雰囲気で進み、最終面接免除で一次面接のみで内定をいただくことができました。

●転職カウンセラー小中出さんに対して感じたこと

就業中のため、都合のつく時間帯が限られていたのですが、親切に対応いただき本当に助かりました。
転職活動を始めてはみたものの数多くのオファーがあり、決めあぐねていた私に、経歴や志向、キャラクターを踏まえた上で企業の求人案件をご紹介くださり、企業選択や絞り込みが円滑に進みました。また面接前の電話でのアドバイスや、面接後すぐにフィードバックをいただけたことも良かったです。

●次の職場に賭ける意気込み

前職に比べ格段に事業規模が大きくなることで、前職以上に様々なことを幅広く学ぶ機会が増えると思いますが、それらをすべて吸収して自身のスキルアップに繋げていきたいと考えています。

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