13年間銀行システムのインフラエンジニア機械工学修士。社運を賭けた超大規模プロジェクトを完遂し、有名SIerからもっと人間的な暮らしができる重工業メーカーの社内SEへ

No.1699
  • 現職

    【東証プライム上場 日本を代表する総合重工業メーカー】
    社内SE(クラウドサービス基盤の構築・運用を担うインフラエンジニア)

  • 前職

    【東証プライム上場 総合電機メーカー系SIer】
    銀行システムのインフラエンジニア
    ※プロジェクトリーダー、チームリーダーも経験

横尾 史和 氏 37歳 / 男性

学歴:愛知県の私立高等学校 卒
難関 私立大学 理工学部 卒
難関 私立大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻 修了
TOEIC 700点
基本情報技術者
Azure Administrator Associate
AWS Solution Architect Professional
PMI PMP
Cisco Certified Network Associate
ネットワークスペシャリスト
使用言語:Shell、Java

掲載日:2026年2月02日
目次
  1. 新卒入社したSIerでの担当業務、転職のきっかけ
  2. 転職活動の軸
  3. 総合重工業メーカーとの面接
  4. 転職において「ヒト」を重視する背景
  5. 転職活動を振り返って
  6. エリートネットワーク様を利用して

① 新卒入社したSIerでの担当業務、転職のきっかけ

大学生時代の様々な経験をもとに、世の中の困りごとを解決することと、人々へ喜びや感動を与える仕事をしたいと考えたことからIT業界を志望し、国内大手のSIerに新卒入社しました。
ITは経済、産業、生活を支える重要なインフラで市場規模が年々成長していたため、社会に対して大きな影響を与えられる仕事ができるはずだと考えていました。
また、入社したSIerは多種多様な業界のお客様のシステムを開発・保守しており、キャリアの選択肢が多くあると思ったことと、とある事業領域において他の国内ベンダーが撤退していく中、諦めずにやり切る精神と社会課題の解決策を提供する姿勢が魅力的でした。

実際に、SIerでの仕事はシステムを稼働させた瞬間の達成感が最も大きなやりがいになっており、社運を賭けた超大規模プロジェクトを昨年完遂したことにより、この感激は最高潮に達しました。
今後は初心に戻って、さらにエンドユーザーに近い位置からアプローチできるポジションで、よりリアルに自身と組織が挙げた成果を実感したいと考えたことと、企業の内部で事業戦略や現場の課題に直接向き合い、長期的視点で改善と挑戦を進めていける社内SEとして働きたいと考えたことから、転職活動を始めました。

② 転職活動の軸

以下の観点で転職先の重工業メーカーを志望しました。
① 前職の年収に近しく、大幅に下回らないこと ※書類応募前
② その企業の事業に魅力を感じられること ※書類応募時点
③ その企業における社内SEの役割・業務内容・必要スキルを知った上で、背伸びをすることなく自然体で生き生きと働くイメージが持てること ※面接時点

①②の観点から、当初はデベロッパーに関心がありましたが、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの杉本様からいただいた求人案件の中には①②を満たす転職先の名前もありました。
私自身がかつて機械工学専攻だったこともあって、憧れや親近感を持っていたため、今般の転職先にも応募することに決めました。

③ 総合重工業メーカーとの面接

デベロッパーの方が先に面接日程が決まり、まずはそちらの面接対策として自身のキャリアの棚卸(具体的な苦労・工夫した経験・自身の強みなど)を行いました。デベロッパーの面接を通じて「言い足りなかったこと」「こう言えばもっとしっかり伝わった」などの気づきを得ることができたので、結果として転職先の面接では思った通りに伝えたいことを言葉にできました。
また、デベロッパーの企業研究の過程や面接での雰囲気で「自分には合わないかもしれない」という感覚がありました。お見送りの連絡を受ける前には、既に転職先が第一志望になっていたため、激しく落胆することもなく、むしろ目指すべき道が明確になり、晴れ晴れとした気持ちで転職先の面接に臨めました。

転職先の面接において印象に残っている質問として、企業選びの軸を聞かれました。
それ以前の質疑応答にて ③ はお伝えできていたため、「ヒトと事業(②)」が転職の軸であることをお伝えしました。
面接という限られた時間でその企業で働くヒトを全て分かるはずはありませんが、面接官の方たちはどなたも私の話を頷きながら聴き、さらに表情でもしっかりとリアクションしてくださり、とても気持ちのよい面接でした。
職場・組織を代表して面接をされている方々だと思いますので、その方たちから感じた雰囲気・心地良さを信じて大丈夫だろうと確信しました。

④ 転職において「ヒト」を重視する背景

私がヒトを大事にする背景は、学生時代とSIerでの経験です。
SIerでの仕事は毎月60時間程度、ピークで100時間の残業があり、システム障害が発生すると休日深夜でも駆け付けるのが日常で、転職先の面接官の方々にもとても驚かれました。
そんな激務を約10年間も続けられたのは、高校時代のバスケットボール部で大変厳しい顧問の先生に心身ともに鍛えられたことが一番大きいと思っています。「試合に勝ち、一つでも高いところへ行こう」という共通の目標がありましたので、私だけではなく、チームメイト全員でハードな練習に耐えました。
県内屈指の進学校でしたので勉強との両立は大変でしたが、高校3年間やり切ったからこそ、当時の辛い思い出も今では笑い話となっています。卒業して20年近く経った今でも、チームメイトや顧問の先生と一緒に旅行したり母校でバスケしたりと会っています。

また、大学院ではなかなか研究成果が出ず泊まり込みの日々もありました。これも私一人ではなく、同期も同じようにもがいており、励まし合いながら乗り越えました。
何かを成し遂げようとする時に同じ目標に向かって一緒に頑張る仲間が私にとっては財産で、くじけそうになった時の励みとなり、自分一人では辿り着けない高みまで押し上げてくれました。SIerでの仕事も同様でした。

⑤    転職活動を振り返って

転職は、SIerで一緒に働いた人達と別れることになりますし、元々は新卒入社した企業で生涯働くことを美徳としていた為、これまでの私の価値観に反する行為になるのですが、今まで家族との時間、スキルアップの時間、趣味・友人との時間など様々なものを犠牲にしてきました。
SIerの世界ではそれが普通だと思っていましたが、別業界で働く方(子供の友達のお父さん)から「うちは残業5時間ですよ」と聞いた時に、私の仕事は世間一般的には過酷なものなのだと初めて認識しました。
自身の仕事や成果は管理職・同僚・協力会社から認められており、専門的なスキルも取得でき、超大規模プロジェクトの完遂により他の企業でもやっていける自信もついていたので、これからの人生を好転させたいと思い立ちました。
転職先でまた一から人間関係を再構築し、共に目標に向かって頑張っていきたいです。

転職活動をしていて新卒入社の企業がSIerでよかったと思う点も多々ありました。
障害対応の話、超大規模プロジェクトでのチームマネジメントやプロジェクトをリードしてきた話、新たなスキル取得に励んだ話など、激務の要因となっていた様々な出来事が実は自身の大きな財産・力になっていたことに改めて気づきました。
多少正直めんどくさいと思いながらも率先して行ってきた仕事についても、リーダーシップやマインドをご評価いただけることなのだと肯定的な認識もできました。内定通知をいただいた時、そのような努力・苦労の一切が報われたと思いました。
皆様も何かしら現職に対するネガティブな要素があるかと思いますが、その根源を辿ると、それこそが応募先の企業には価値に映るのかもしれません。

⑥ エリートネットワーク様を利用して

最後に、私の転職活動を支援してくださった杉本様について書かせていただきます。
実は、転職活動開始~採用通知を受けるまで一度もお顔を拝見することなく電話でしかお話したことがなかったのですが、幾度かの会話と書類内容から私の人間性や性格をしっかりと掴んでくださいました。

特にデベロッパーからお見送りを受けた時、どんな言葉をかけるか迷われたと思うのですが、私の気持ちをそっくりそのまま代弁してくださったことや、短時間で応募書類の添削をして理路整然とまとめてくださったことに感動しました。
かと言って決して過保護な方ではなく、面接のアドバイスを言い過ぎずコンパクトに伝えてくださり、気付きを与えたら後は私の方で考えるような流れにしてくださったことも、私にとっては心理的負担がなく、自分のペースで準備を進められてありがたかったです。

また、基本的に落ち着いたトーンで話されるのですが、自然に盛り上がるところは一緒に盛り上がってくださり、内定通知受領の際には自分のことのように喜んでくださいました。
とても人間味があり、頼りになる方で本当に助かりました。ありがとうございました。

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