メガバンクとコンサルティングファームで揉まれた31歳。新卒から10年越しで憧れ続けた大手総合商社に転職成功。

No.1717
  • 現職

    【東証プライム上場 大手総合商社】
    金融部門 事業投資・新規事業開発担当

  • 前職

    【東証プライム上場 メガバンク】
    東京23区内支店 法人営業(中小企業向けの融資及び法人・個人向け金融商品の提案)
    ※店内表彰を4度受賞。

    【東証プライム上場 日系総合コンサルティングファーム】
    コンサルティング本部 マネージャー(金融リテール領域を中心に、戦略策定から業務改革、デジタル起点のサービス企画支援)
    ※約1年間で13案件・約1.2億円の売上を個人で創出(全体売上の約0.1%に相当)。

青木  勝範 氏 31歳 / 男性

学歴:慶應義塾志木高等学校 卒
慶應義塾大学 法学部 法律学科 卒
TOEIC 905点
日本証券業協会 一種外務員資格 取得
情報処理技術者能力認定試験 合格
PMP(Project Management Professional) 取得
準体育会ラグビー部 卒部

掲載日:2026年3月30日
目次
  1. 基礎情報
  2. 学生時代の就職活動
  3. メガバンク・総合コンサルティングファームでの経験
  4. 転職の背景・きっかけ
  5. 転職活動を通じて得たもの
  6. 総合商社で働く意気込み

①    基礎情報

年齢31歳。
2017年、新卒でメガバンクへ入行し、法人営業を担当。その後2018年に総合コンサルティングファームへ入社し、金融リテール分野における事業構想をはじめとした上流案件を担当。(退職時の職位:マネージャー)
2026年4月より総合商社に入社。

②    学生時代の就職活動

5大総合商社、石油業界(ENEOS、出光興産)、プラントエンジニアリング業界(日揮、千代田化工建設)を志望しておりました。
高校からラグビー部であり、大学でも準体育会ラグビー部に所属していたことから、いわゆる泥臭い仕事が向いていると思ったため、上記業界が自分には合うのでは、という漠然とした思いが志望した主な理由です。
また、世界という広い舞台で仕事をすることに憧れがあり、英語力・海外経験共に皆無であったものの、思い切って挑戦しました。

SPIをはじめとした筆記試験対策や業界研究、面接対策は数ある学生の中でも相当力を入れて臨んだと自負しています。
中でも、憧れの先輩が在籍していた、且つ尊敬する同期も志望していたことから、伊藤忠商事を第一志望としていました。
もとより厳しい戦いになることは予想していましたが、結果としては惨敗(住友商事、丸紅のみ最終面接落ち)で、手持ちの内定は一切無く、就活浪人が確定したところ、部活の先輩の紹介でメガバンクへ入行する運びとなりました。
先輩に大変お世話になり、助け船を出して頂いた身とはいえ、自分としては興味のない業界であったため、入行が決まった瞬間も気持ちの整理がつかず、落胆していたことを今でも強く覚えています。

敗因としてはそもそもの志望動機が弱かったこと、そこまで部活を頑張っていなかったにも関わらず、部活人間として偽った自分を面接で全面に押し出してしまったことにあると今では分析しています。志望理由の方向性は今でも間違っていなかったと思いますし、10年経った今でも同じ思いで転職したため、筋は悪くなかったと思いますが、さらなる深掘りや初対面の他人へ伝える言語力・表現力が乏しかったと反省しています。
また、面接において本当の自分の姿を表現できなかった部分も非常に悔やまれる点です。嘘偽りのない、ありのままの自分で望むべきでした。「泥臭さ」「グローバル」を軸に相当な労力をかけて望んだものの、やり方が甘く結果にはつながりませんでした。

③    メガバンク・総合コンサルティングファームでの経験

メガバンクに入行し、法人営業担当として中小企業向けの融資及び金融商品の販売を担当しました。
いわゆる支店配属であり、東京の下町での新規顧客開拓の命を受け、日々営業活動をしておりました。雨の日も風の日も自転車に乗って訪問活動をしていたのが良い思い出です。
結果的に、融資実行額や口座獲得数などのKPIを継続的に達成し、店内表彰を4度受賞できたため、会社からの評価は良かったと思います。中でも、自身が開拓した新規法人先が非常にキャッシュリッチであり、今ではメイン顧客となっている点が最も銀行へ貢献出来たことだと思っています。
ただ、優越的地位にあるメガバンクでの営業活動では、顧客のためにならない商品でも契約出来てしまう場面が多く、社会にメリットをもたらしている実感が得られず、大変悩んだ結果、転職を決意しました。

顧客ファーストの精神のみしか許されない環境の中にこそ、自身のやりたいことがあるのでは、という思いで総合コンサルティングファームに転職しました。
入社直後は、システム開発運用保守におけるPMO(Project Management Office)業務に携わっておりました。3~4年ほど、当該領域のジュニアメンバーとして各種資料作成、調整業務を中心に手を動かしておりましたが、思い描いていたコンサル像と異なる仕事内容であり、より上流工程に携わりたい気持ちが強くなり、それら領域の自己研鑽を入社して3年目くらいから行うようになりました。
その後ご縁があり、金融リテール領域の中期経営計画検討、新規事業構想、競合調査などのいわゆる戦略領域へアサインされるようになり、当該領域に専門性を持ったマネージャーとして複数案件をマネジメントするようになりました。
また、社内での自社採用活動においては、三次面接官として候補者評価を担うと共に、新卒研修では講師としてPM領域の講義・評価を一貫して担当しておりました。

④   転職の背景・きっかけ

コンサルティングファームでは納得して働くことができていましたし、何の不満もありませんでした。顧客のためだけに仕事をし、結果が出なければ用済みとなるシンプル且つシビアなこの業態は、銀行時代に感じていた不満を一切合切払拭してくれたと思います。
ただ、やはり新卒の頃に思い描いていた世界を舞台に泥臭く仕事がしたいという思いが残っており、自分の中では認めたくないものの、やはり総合商社へ行きたいという気持ちが10年間ずっと消えずにありました。

一方、自身のキャリアから総合商社へ転職することは非常にハードルが高く、現実的ではないことを重々承知していたため、そのような思いを持っていることを周囲に打ち明けることなく、悶々と過ごしていました。妻が総合商社の事務をしており、周囲の仕事内容などの話を聞くたび、少しつらい気持ちになりました。
なんとなく諦め切れずに英語の勉強は進め、TOEICのスコアはある程度取ったりしたものの、総合商社へ実際に挑戦する勇気はありませんでした。

ある日、総合商社に新卒入社した友人がドバイへ駐在となり、久しぶりに会ったところ、楽しそうに働いている姿を見て、総合商社への憧れを再認識しました。
その後、ふと目に入った日経新聞の連載「私の履歴書」で伊藤忠商事会長の岡藤 正広氏が執筆されており、思わず拝見したところ、非常に胸が熱くなるのを感じました。自分はやはり総合商社に行きたいとという気持ちを一度受け入れ、挑戦してみようと決意したのはこの頃です。
その中で(株)エリートネットワークの転職カウンセラー篠原様に総合商社の求人をご紹介いただき、エントリーしました。

⑤    転職活動を通じて得たもの

「根気と入念な準備の大切さ」です。

自身のキャリアを考えた場合、現時点で総合商社へ挑むのは新卒の就活よりもハードルが高く、望み薄であることが現実です。そのような中で、なんとしてでも内定を取るのだという強い意識を選考期間の3ヶ月半持ち続けることができたことが、結果に結びついた要因だと思っています。

書類準備や面接対策をしている最中など、「こんなに準備しているのに、途中でダメだったらどこに気持ちを持って行けば良いのだろう」と何度も臆病な気持ちになりました。選考が進み、面接を突破するたびにその恐怖が増大していったように思えます。
ただ、気持ちを強く持てばその分準備を怠らないし、何より面接で発する言葉・印象に迫力が出ると思います。

書類準備においては作っては直して、作っては直してを何度も繰り返し、一字一句自身が納得できる状態まで完成度を高めました。
面接対策においては想定問答集全100問ほどを2ヶ月ほどかけて作成・修正し、あらゆる角度の想定質問に備えました。エリートネットワークの篠原様にはこの点において非常に熱心に具体的なアドバイスを頂き、大変お世話になりました。アドバイスなくして、私一人で事前準備を進めるのは難しかったと思いますし、ご助言の甲斐あって自分の納得のいく書類・想定問答集を作りあげることが出来たと思います。

この準備こそが今回の自身の武器であると自負していましたし、これがあるからこそ自信を持って面接へ臨めました。本番では緊張することは一切なく、一部の場面では面接官を圧倒することが出来たと思います。
ただし、ここまでやってダメだったら…という恐怖は、自身の準備が進めば進むほど、自身の武器が洗練されていけばいくほど、増大していったのは事実です。
それらに打ち勝つことができたのが、今回の勝因であり、学びです。

⑥    総合商社で働く意気込み

日本経済に大きなメリットをもたらす巨大なビジネスを手掛けたいです。
商社マンとして、様々なステークホルダーを巻き込みながら、ビジネスの種を見つけ、そしてそれを育てていくことを自らの手で手掛けたいです。

新卒の頃にぼんやりと思い描いていた思いが10年経っても変わらなかったことに気づいた今だからこそ、総合商社というフィールドが、自分自身が本当に求めていた環境であることを確信しています。そのため、将来への不安や、やりたいことの自問自答など、そういったしがらみから解放された状態で、巨大なビジネスを作りに行く・育てる、この一点のみに集中したいと思います。

これまでの経験が生きる場面はあるかと思いますが、商人としては0人前です。0からのスタートであり、厳しい環境が控えていることを自覚して、1人前の商社マンとなれるその日まで謙虚な姿勢で居続けたいです。無論、今回のオファーはリーダー枠での採用なのですぐに結果が求められる状況ではありますが、それ以前に無用なプライドは捨て去って、いち早く周囲から様々なことを吸収することにフォーカスしたいです。

ここからが私のサラリーマン人生のスタートですので、まさに心機一転全力で励む覚悟です。

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