国家公務員25歳女性。中央省庁から民間企業へ転職成功した先達の『転職体験記』に後押しされ、未経験で生命保険会社の経営企画へ

No.1693
  • 現職

    【日本有数の生命保険グループ インターネット生命保険会社】
    本社 経営企画部 経営企画・事業戦略企画など

  • 前職

    【国家公務員】
    中央省庁 霞ヶ関勤務(一般職)

永井 舞依子 氏 25歳 / 女性

学歴:愛知県立 旭丘高等学校 普通科 卒
早稲田大学 社会科学部 社会科学科 卒
TOEIC 805点
※大学時代は体育会のマネージャー

掲載日:2026年1月08日
目次
  1. はじめに
  2. 新卒時に国家公務員を志した理由
  3. 入省後に担当した業務
  4. 転職に至ったきっかけ
  5. 転職を後押しした『転職体験記』
  6. (株)エリートネットワーク様との出会い
  7. 転職活動を振り返って
  8. 次の職場への意気込み

① はじめに

この度、(株)エリートネットワーク様からの多大なるサポートをいただき、国家公務員から民間企業へ転職することができました。
転職に至るまでに何度も悩み、立ち止まり、考えに考え抜いた結果、ご縁をいただいた生命保険会社への転職を決意しました。転職活動に正解はなく、職を変えるという、人生の重要な決断をするのは中々難しいことだと思いますが、私と同じような境遇でキャリアに悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

② 新卒時に国家公務員を志した理由

新卒就活時は「自分の人生をかけてやりたいことは何か」ということをとことん突き詰めて考え、「人生のほとんどの時間を仕事に費やすのだから、情熱を持ってできる仕事をしたい」という思いから、中学時代から憧れを持っていた霞ヶ関のA省に就職活動の焦点を絞っていました。
大学3年時には興味があったマスコミ業界の企業(テレビ局、新聞社)のインターンシップに複数参加したものの、大学4年時には公務員試験の勉強に専念をしていました。当時、体育会の部活のマネージャーをしていたこともあり、公務員試験の勉強と民間企業への就活に並行して取り組むのは想像以上に大変だったことも、公務員一本に絞った理由の一つです。

「公務員として働きたい」というよりは「A省で働きたい」という気持ちが強かっため、中央省庁はA省のみ官庁訪問を実施し、滑り止めとしていくつかの機関や地方公共団体に応募しました。
結果的に、国家公務員総合職試験には不合格だったため一般職としてA省に入省することが決まりました。総合職と同様の業務をこなし、ほぼ同様のキャリアパスを歩める「準キャリア」枠で採用されたこともあり、入省前から期待に胸を膨らませていました。

・・・と、このように書くと高い志を持って国家公務員になったのだな、と思われがちです。実際に「より多くの人が安心安全に暮らせる社会を作りたい」という思いを持っていたことは事実なのですが、振り返ってみれば、当時は視野が狭かったのではと思います。
大学で専門的に学んでいた分野も特に無かったため、「民間企業への就活をするとしても志望動機となる原体験がないな」と消極的になったり、「業務内容に興味が持てないな」と経験もしていないうちから後ろ向きになったりと、就職活動の幅を狭めてしまっていました。
新卒のキャリアとしてA省を選んだことは後悔していませんが、やりがいだけに焦点を当てるのではなく、働きやすさ・給与・人生設計の立てやすさなども総合的に考え、もっと興味の幅を広げて就職活動をすべきであった点は今となっては反省点です。

③ 入省後に担当した業務

入省後は社会的影響の大きな業務に携わることが多く、大きなやりがいを持って働いていました。日々、ニュースに流れる事柄にリアルタイムで関わり、政府や国会議員とも近い距離で働くことができる特殊な環境ということもあり、自分の仕事に自負と誇りを持って働いていました。

中央省庁の仕事は、ステークホルダーが多く、同時に何件もの案件を回していく必要があるため、役所内外との調整スキルや合意形成力、同時並行での処理能力を身に付けることができましたし、国会対応や報道対応といった至急の案件をこなすため正確性とスピード感を意識した能力も培うことができました。
また、1~2年で部署異動がありましたが、A省は非常に幅広い業務があるため飽きることなく仕事をすることができましたし、新しい業務や環境への適応能力も自然と身に付いていったと思います。

④    転職に至ったきっかけ

そんな中で転職活動をするに至ったきっかけは以下の3点です。
①    ワークライフバランス
②    手触り感
③    ビジネススキルの習得
 
①    ワークライフバランス
入省直後の4月の残業時間が100時間を超え、その後も他律的な業務が多く月平均70〜80時間超の残業を強いられる日々が続いていたことは、仕事をする上でかなり負担となっていました。人事と相談をして比較的忙しくない部署に異動をすることも可能でしたが、そもそも忙しくない部署というものが限定的であり、いずれはまた忙しい部署に回されることが目に見えていました。
また、家庭と仕事を両立しながら活躍している職員が少なく、自身のロールモデルとなる方が周りにあまりいなかったこともあり、将来的にずっとここで働き続けられるのだろうか、といった不安は入省当時からありました。

②    手触り感
「国民全体のために仕事をする」という業務の性質上、対象が広すぎて業務の目的が不明瞭になり、「誰のための、何のための仕事なのか」ということが分からなくなることも多々ありました。国家の方向性を決める政策立案には多くの人が関わっていますが、最終的な決定権は総理や大臣といった政府、省庁の中でもほんの一握りの幹部が持っており、なおかつ省庁は収益性という観点はあまり意識せずに意思決定を行うことが多いため、その時の政府の考えや幹部の経験値から政策の方向性が決まっていくことに振り回されることもありもどかしさを感じていました。
私は3年目に地方勤務を経験し、市町村や地域住民と密接に関わりながら「目の前にいる人に必要なサービスを提供する仕事」に携わったことで、いわゆる手触り感を感じながら仕事ができた反面、4年目以降はまた中央省庁に戻ることが決まっていたため、結局上記と同じ疑問を感じながら働くことになるのでは、といった考えが強くなりました。(実際、4年目で中央省庁に戻った際にそのもどかしさは強くなりました。)

③    ビジネススキルの習得
3年目の終わりに結婚をしたこともあり、自身のこれからの生き方や将来像を考えるタイミングが増えたことも転職に踏み切った大きなきっかけの一つです。若手のうちはともかくとして、何十年も同じような働き方をするのは難しく、何より、家庭を大切にしながら今の膨大な業務量をこなせるほど自分は器用な人間ではないと思うようになりました。遠い将来の話ではありますが、地方への移住も考えていたため、若いうちに民間企業に飛び込んでビジネススキルを身に付けることで、将来また地方で転職をすることになったとしても太刀打ちできるようなキャリアを身に付けたい、という気持ちも芽生えてきました。

⑤    転職を後押しした『転職体験記』

理由を挙げればキリがないのですが、大きく上記3つの理由から転職を決意しました。
実のところ、「新卒でせっかくやりたいことができる省庁に入省したのに転職するのはもったいないのではないか」「中学生の頃から憧れていた省庁で唯一無二の仕事ができているのにその機会を捨てていいのか」という考えがずっとあり、転職活動を始めるまでも決心ができず何度もエリートネットワーク様の『転職体験記』を見ては悩んで、の繰り返しでした。

しかし、仕事はやってみなければその実情が分かりませんし、人生の中で大切にしたい軸はそのフェーズによって段々と変わってくるものです。エリートネットワーク様の『転職体験記』には、私と同じように結婚を機にワークライフバランスを整えたいと思うようになった方や、霞ヶ関の激務をなんとかしたいと思って転職活動に踏み切った方の記録も沢山残されていたため、読むことで勇気を出すことができました。
大学生や新卒の頃はやりがいを重視し、激務だけれど興味関心の中心にある業務に携わることができる省庁を選びましたが、人生のフェーズが変わったことで、ワークライフバランスやビジネススキルの習得といったことを理由に仕事を変えてみたいと思うことも自然の流れだ、というように納得をして転職活動を始めることにしました。

⑥ (株)エリートネットワーク様との出会い

いざ転職をしようと決意したものの何から始めて良いかわからず、手当たり次第に大手の転職サイトに登録をしました。
しかしながら国家公務員という職業かつ業務内容も特殊なものであったため、親和性のある民間企業を探すことは想像以上に難しく、自分が何をしたいのかわからないまま闇雲に転職活動を続けていました。他社のエージェントから、「国家公務員からの転職が多いから」という理由だけで勧められたコンサルティング会社を見てみるも働くイメージが付かず・・・という状態が続いていました。

焦りを感じていたときにたまたまネットサーフィンをしていてエリートネットワーク様のホームページを見つけ、私と同じ霞ヶ関の国家公務員から民間企業へ転職を成功された方の『転職体験記』を読むうちに、「ここなら納得感を持って転職活動を進められるかもしれない」と感じたため、思い切って転職サポートをお願いすることにしました。
(実のところ、大手の転職エージェントと比べて知名度がそれほど高くないエージェント会社様であったため、コンタクトをとる前は少しばかり尻込みをしていたのですが、今となってはお願いをして本当に良かったと思います。)

お世話になった担当カウンセラーの久井様には、初回の面談時に新卒就活で持っていた仕事軸、転職をしようと思ったきっかけ、転職先で何を求めるかといったことを一つ一つ丁寧にヒアリングをしていただき、特に大事にしたいと思っていたワークライフバランスと手触り感を叶えることができそうな求人案件を提案していただきました。
他のエージェントと比べてエリートネットワーク様と久井様が優れているなと感じた点は、求職者の業種や職種から画一的に当てはめて求人案件を提示するのではなく、求職者が置かれている状況や転職で叶えたいことを一つ一つ紐解いて、その人に最善の求人案件を提案しようという姿勢です。特に久井様からは、私がこれまで見てこなかった業界や職種も数多くご提案いただき、実際にご縁があった転職先も、これまでは全く接点がなく自分だけで転職活動をしていたら選ばなかったであろう業界でした。

久井様には、応募書類の添削はもちろんのこと、各企業の情報や過去の面接で聞かれた質問例の説明、質問に対する想定問答の添削、事前に模擬面接の練習といったことまで手厚くサポートをしていただきました。転職活動半ばにモチベーションが落ち、方向性がわからなくなった際にはすぐに電話やオンライン面談の場を設けていただき、親身になってサポートをしてくださったことも印象に残っています。

⑦ 転職活動を振り返って

どのような企業に転職したとしても、前職と比べていいと感じる部分もあれば、不満に思う点もあり、100%完璧な転職先はないと思います。そんな中で、自身が譲れないことは何か、従来のこだわりを捨てられる点はどこかといったことを考えることが重要になってきます。
私の場合は、転職活動を始めるきっかけにもなったワークライフバランスと手触り感を叶えられる企業という点を重要視しつつ、これまでこだわってきた会社の知名度(誰もが知っている大企業かどうか)や業務内容(前職と親和性があるかどうか)といったことにはこだわり過ぎずに転職活動を進めました。

私自身、新卒では誰もが知っている中央省庁に入省し、名の知れた大企業に勤めている友人も多かったために知らず知らずのうちにいわゆる「大企業病」「有名企業病」に陥っていたのかもしれません。また、私のような社会人5年目未満の若手職員(社員)は知識や実務経験を身に付けた即戦力枠での採用というよりもポテンシャルで採用されることが多く、前職で培った知識や実務経験をそのまま民間企業で活かすことには必ずしも直結しないため、前職と業務内容が少し違っていたとしても、ポテンシャルで採用してくださる企業に目を向けようと思うことができました。

前述したとおり、ご縁があった転職先はこれまで全く触れたことのない生命保険業界であり、自分だけで転職活動をしていたら選ばなかったであろう企業なのですが、久井様から「国家公務員の方の採用に前向きであり、何より会社で働く人のお人柄が抜群」という点でおすすめいただき、面接を受けることになりました。
選考が進んでいった際も久井様と転職先の人事部門の方が連携を密にとってくださり、国家公務員出身で中途入社された方とのカジュアル面談や入社後に上司となる方からの業務の説明の機会を設けていただいたことで、業界や仕事内容に対しての興味もぐんと深まり、納得感を持って入社を決めることができました。

⑧ 次の職場への意気込み

転職先では経営企画の職種で採用されることが決まっています。経営層との距離が近くスピード感と手触り感を持って業務に取り組めるということ、経営のど真ん中のフィールドでビジネススキルを身に付けることができること、何よりワークライフバランスが叶えられる職場であること・・・。転職活動でこだわった点を叶えることができる職場にめぐり会えたことは、全面的にサポートをいただいた久井様のお陰であり、この場を借りて心から御礼を申し上げます。

初めての転職であり、新しい仕事は民間企業かつこれまで関わりがなかった業種ということもあり不安や緊張する部分もありますが、新しいことを学び、新たなフィールドで会社や社会に貢献できることを非常に楽しみにしています。「あの時勇気を出して転職をして良かった!」と思えるよう、また、転職先で「採用して良かった」と思ってもらえるよう、精一杯業務に励んでいきたいです。

転職体験記に記載されている氏名は、ご本人のご要望により仮名を使用している場合があります。
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