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国家公務員・国税専門官、民間企業へ舞い戻り

国家公務員・国税専門官、民間企業へ舞い戻り

No.862
  • 現職

    東証一部上場  重機械メーカー  本社管理部門

  • 前職

    国家公務員 国税局  国税専門官

森上 暁史 氏 28歳 / 男性

学歴:大阪大学 法学部 法学科 卒
日商簿記検定2級
TOEIC700点

私は、大学を卒業後、約3年半ほど一部上場のオーディオ機器メーカーにて法人営業職を経験した後に、国家公務員として2年の間、国税専門官の職に携わり、そして今回再び民間企業へと転職することとなりました。

一度目の転職の際には、会社の業績不振が理由で転職することを決意したこともあり、自身の中で最優先となっていたのが 「安定性」 でした。そのため、当時は公務員試験を受けること以外に目が向かず、特に転職エージェントへ相談するといったこともありませんでした。

結果、国税専門官の試験に合格し、無事に公務員への転職に成功したわけですが、今度は、自身の思い描いていた公務員の仕事と現実とのギャップに悩まされることとなり、今回の転職活動に踏み切ることとなりました。

ただ、公務員から民間への転職は非常に難しい、ということは世間でもよく言われていることであり、果たして自分に可能なのだろうか、という不安があったことから、なかなか実際の行動に移すことができずにおりました。

そんな折、インターネットで転職関係の情報を集めていた時に、エリートネットワーク様の 『転職体験記』 が目に入りました。その中には、私とは少し立場は違いますが、やはり公務員から民間へ転職した方の体験記も載っており、悩んでいた私には非常に励みとなりました。

今回、自身の担当をして下さった小中出様は、遅い時間にもかかわらず非常に熱心に話を聞いて下さり、私が頭を悩ませていた転職理由に対する相手の理解の得やすい説明の仕方についても、的確なアドバイスをいただきました。また、今回の転職に際して、私自身が特段強く志望している業界や職種等が具体的には無かったことから、応募する企業についても様々なご提案をいただき、大変助かりました。

実際に転職活動を始めてからは、面接対策として面接時に質問されるであろう事項を想定して準備をしておく作業を行いましたが、やはり 「何故わざわざ公務員という職を捨ててまで転職するのか?」 という問いに対する回答には非常に気を遣いました。採用を検討して下さる企業様にとっては当然ながら最大の関心事項であり、また、私自身の転職に対する熱意や真剣さを測られる部分でもあると思われたため、より説得力のある回答が出来れば採用に大きく一歩近づくことが出来るでしょうし、逆に回答に詰まるようなことがあれば面接時の大きなマイナスポイントとなることが想像されたためです。

この点についてはご担当いただいた小中出様からも、色いろとアドバイスをいただきました。結果的には、「民間から安定性を求めて公務員へ転職したが、自身には合いませんでした」 という非常にシンプルな説明をすることとしましたが、実際の面接ではこのような正直でストレートな説明で納得をしていただけたようであり、回りくどく自身の思いを説明するよりも良かったのではないか、と思います。

また、今回の私の転職活動では、スケジューリングに悩まされることが多かったように感じます。転職活動をした時期がちょうど自身の仕事の繁忙期と重なってしまったため、休暇を取ることが容易ではありませんでした。自身が再度転職活動をすることは無いことを願いますが、現職の仕事の状況も鑑みた上で転職活動をする時期をよく選ばなければならない、ということは反省点として心に留めて置かなければならないと感じました。

最後にはなりますが、転職することを考えてひとりで悩んでいる方がいらっしゃれば、思い切って行動に移してみて、とにかく一度相談してみることをお勧めします。相談してみて自身が考え悩んでいることを吐き出すことで新たに気づくこともあるでしょうし、その悩みに対してのアドバイスをもらうことで少しでも前に進むことが出来ると思います。

私の場合は、相談してすぐに転職活動へと進んでいきましたが、相談してアドバイスをもらい、もう一度じっくり考えてみるということも出来るかと思います。少なくとも、エリートネットワーク様は、転職希望者の状況に応じて後者のような選択肢の提示もしてくれるような、そんな親身になって相談に応じてくれる転職エージェントだと私は感じました。

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