本日現在:1223 転職体験記
No.755

大好きな Honda を止むを得ず退職し、転職

前職
本田技研工業(株) 日本営業本部 販売部 営業担当
現職
一部上場 総合機械メーカー 海外アフターセールス&マーケティング
須永 伸宏 氏 / 33歳
マサチューセッツ州立ブリッジウォーター大学 経営学部 経営学科  (DeansList) 卒
自家用操縦士(セスナ機)免許
航空無線通信士

私は、小学生の頃から国際交流キャンプをしてきた事もあり、海外に強い興味を持っていました。インターネットが通常の通信手段ではなかった当時、国際交流を可能としている飛行機に、とりわけパイロットに興味がありました。高校2年生の冬に進路を考えた時、パイロットにどうしたらなれるかと考えました。視力は0.5以下、航空大学も自社養成パイロットも不適合、それならばいっその事アメリカに行って飛行機の勉強ができる大学に行きライセンスを取るのが良いのではないかと考えました。また、4年の内に自社養成パイロットの身体条件が変わっているという望みを持って。言語に自信があった訳では全くありませんでしたが、アメリカの大学生になる事を決めました。

決断したら即行動し、目的を達成するスピードはその時に養われたのかもしれません。
大学では航空学を専攻し、自家用飛行機のライセンスを取りました。しかし、生産管理の授業を採った事をきっかけに経営学にも興味を持つようになりました。とりわけ、日本のモノ作り、生産性、開発力に魅力を感じ日本のメーカーで働きたいと考えるようになりました。

新卒の就職活動の時、留学前に立てた仮説の 「4年後に自社養成パイロットの視力に対する基準は下がっている」 という予測は的中しませんでした (現在は矯正視力で1.0ですが)。その時に自分の夢とやりたい事を実現できる会社はどこなのかと本気で考えました。就職活動では、多岐にわたる業界の会社を研究・受験しましたが、やはり製造業、中でも、航空関連の事業を行っている会社、そして世界を相手に事業展開している会社には格別の魅力を感じていました。
それが本田技研工業(株) (以下Honda) でした。Honda への就職はそれまでの自分の集大成であり、これから社会人としての自分のスタートラインで素晴らしい会社に籍を置き、挑戦していける事に誇りを持っていました。

Honda に入社してから常に先輩から言われてきた事は 「やりたい事を言い続けていれば必ず叶うから、言い続ける事をやめない事」 でした。その言葉の通り、11年間 「Honda Jet をやりたい」 「海外の仕事がしたい」 と言い続けてきました。入社時は海外拠点のモノ作りの現場である工場の立ち上げとオペレーションを担当し、3年目からは営業として必要となる荷繰りと商品を担当、7年目からは直販営業として販売会社で新車営業をし、10年目からは商品の営業領域を担当し、会社の事も関連する人も理解でき始めてきた時でした。いよいよこれから夢とやりたい事の実現に向けて一歩を踏み出せると期待に胸を膨らませていました。

その時に、「関西に住んで欲しい」 という妻からの突然の要望が伝えられました。最初はよく聞く、関西の人は東京には住めないという事か? と思い、まずは東京に住み生活をしたら何とかなると考えていました。しかし、長男の里帰り出産を機に、実家の都合から東京には戻れないという意向を伝えられました。
この時から、それまで私の人生設計には無かった、転職活動が始まりました。

2014年4月2日、初めて(株)エリートネットワークさんのオフィスを訪ねました。
初めてのカウンセリングでカウンセラーの高橋様から質問された 「あなたは、本当にHonda を辞めたいのですか?」 という言葉を今でも鮮明に覚えています。その質問に対し、「私は辞めたくはありませんが、家族と生活をする為に辞めないといけないのです」 と答えました。次に、「よくよく奥様やご家族の方と話をしてから転職を決めましたか?」 と再度質問されました。それに対し私は 「はい」 と答えましたが、次にされた 「あなたがこの先どうしたいのか、どうなりたいのかという事を伝え切れていますか?」 という質問に回答する事ができませんでした。「もう一度深く話し合ってから来て下さい」 と告げられました。

同日のカウンセリングで、高橋様がリストアップした5社の求人票を教えて頂きました。その5社について情報を集め、どう感じたかを次回までにまとめて来て下さいとも言われました。
正直に言うと、私は転職先にメーカーを選択するという事は無いと考えていました。理由は、新卒の就職活動の時に多くの企業を回り決めた Honda 以上に好きになれる会社があると思えなかったからです。だからこそ 「総合商社への転職に強い」 というコメントのあった(株)エリートネットワークさんを選んだのです。しかし、提案された5社の中に商社は無く、全てメーカーでした。
もう一点、転職後の給料は今より100万円〜150万円ほど下がる事を覚悟して下さいと告げられました。この事は妻にもしっかりと理解してもらうようにと言われました。しかし、給料を維持もしくは上がると思われる外資系企業もリストには入っていませんでした。
私は、商社と外資系企業を提案されなかった事に不満を抱きながら、妻との話し合いと5社のリサーチを行いました。

2週間後、再度銀座のオフィスでカウンセリングを行いました。
私はリサーチの結果、ご提案頂いた5社全てに行きたいと感じる事ができない旨を伝えました。理由は、事業規模と取扱う製品双方に魅力を感じなかったからでした。そう話した時に、「あなたは各企業の何を見て来たのですか? Web siteの隅から隅まで読みましたか?」 と聞かれました。「関西に根付きポリシーを持って企業活動している会社が魅力的でない訳が無い、魅力に気づいていないのは、あなたがしっかりとその会社を見ていないからです。やり直して来て下さい。」 と言われました。また、私自身に対しては商社や外資を勧めなった理由もきちんと説明して下さいました。「大学生が就職活動しているのではない。家族がいて、色々な制約のある中で根本的に望んでいない転職を後悔の無いものにする為に最大限サポートします。ですからまずはお伝えした事をやってみて下さい」 と言って下さいました。

その言葉を聞いて私は、改めてゼロからアドバイスを頂いた通りにリサーチする事に決めました。
ご紹介頂いた企業のWeb site、Annual Report、株主向け事業説明情報、そして関連する時事ニュースを一社一社真剣に見てメモを取りまとめました。「私自身がどのように会社に関わり、貢献できるのか」 と考えを巡らしながら 「何をしている会社か、どのような成り立ちで、社会にどのように貢献しているのか」 「永続的に続く、人々に必要とされる事業内容か、今後どのような展開を考えているのか」 を読み取っていきました。結果として、なぜ新卒の就職活動時に受ける事をしなかったのか! と思えるくらいに興味の湧く企業に出会う事ができました。そして、その中で最も行きたいと感じた会社が、この度最終的に就職先として決まりました一部上場の総合機械メーカーであり、この企業研究があったからこそ今回の内定を獲得する事ができたと実感しています。

企業研究と同時に、家族との話し合いも続けてきました。妻の意向により関西に本拠を構える会社に就職するが、
[1] 就職先、働き方、勤務地は私が最終決定する事
[2] 家族一緒に生活する為の転職なので、先々転勤となった時は基本どこへでも一緒に行く事
[3] 給料が下がっても遣り繰りをする事
を固めました。

ようやく転職活動のスタートラインに立ちました。
ようやく高橋様から履歴書・職務経歴書を書いて下さいと告げられました。作成し、添削して頂き、完成した時には、もう7月に入っていました。
履歴書と職務経歴書はフォーマットを頂き、まずは文字数に制限を設けず、今までの私自身の経歴を書き記しました。それを高橋様が会社に出せるものへと修正して下さいました。
しかし、大変だったのはこの後に作成する 「転職理由」 と 「志望動機」 でした。

ここからは転職理由と志望動機を明確に面接官に伝える為の準備に集中しました。特に転職理由は時間をかけ現状把握と是が非でも転職しなくてはならないことが伝わる文章を作成、暗記をして自分の言葉として伝えられるまで繰り返し練習をしました。高橋様からの指示は、確か、 「50回声に出して読む」 、だったと記憶しています。自分の言葉で伝えられるようにしなくてはならない理由は、「Honda は良い会社で、私が関西に住まなくてはならない事情を考慮し、転勤など何らかの対応を考えてくれるはずだ」 にも拘らず転職を選択するという事は、何らかのトラブルがあったのではないか? という面接官の疑問と、採用して入社後に転勤の必要性が出た時に辞めてしまうのではないか? という不安を払拭しなくてはならなかったからです。

実際に、一時間の面接時間の内、半分強は転職の理由を問うものでした。言葉を替えて何度も質問、確認されましたが、十分に準備をできていた事で一つ一つの質問に的確に答える事ができました。
志望動機は、しっかりと事前リサーチをし、好きになった会社を受けたので、伝える事には全く苦労しませんでした。しかし、海外で働くという私の希望と、転職理由との整合性を保つ事には細心の注意を払いました。その点も高橋様のアドバイスを頂きました。
面接の内容を振り返り考えると、高橋様のアドバイス通りの流れで質問され、私は十分に事前準備をした答えを相手に伝えただけでした。驚くほどスムーズに面接を乗り切る事ができたのは高橋様のお陰です。

4月に初めて転職カウンセラーの高橋様とカウンセリングをして頂いてから、ほとんど全ての余暇時間を私の転職の意思確認と意思固め、そして会社選びと面接の準備に費やしました。
活動において、高橋様はできる限り私に合わせて下さいました。私は不器用で、現職で大きな役割を任され、そちらを優先するあまり転職活動にかける時間は少なく、また高橋様のオフィスに伺う事はほとんどできませんでした。しかし、そんな私の状況を理解し、主にメールと電話での対応をとって下さいました。特に電話は帰宅が22時を過ぎる事が多いにも拘わらず、そこから相談に乗って下さったり、週末の夜に時間を取って下さったりと申し訳ないくらい私の事情に合わせて下さいました。

しかし、そうして焦らず、よくよく考え煮詰める時間を持つ事ができた事が、私が希望の転職先に就職できた秘訣だと考えております。転職はものすごい労力を必要とします。自分がしたい転職であれば自ずと力が漲ってくるかもしれませんが、私は大好きな Honda を辞めたくないという気持ちがものすごく強かったので、むしろマイナスの力が働いていました。そのマイナスの力を取り除き、最後は与えられたチャンスをモノにできるほど前向きになれたのは高橋様のお陰です。そしてぶれずに転職を目標にして来れたのは、常に 「決心は変わりませんか?」 と問いかけ続けて下さった事にあると思っています。
高橋様との出会いが無ければ、今、次のスタートラインに立つ私は無かったと断言できます。
有難うございました。

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