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26歳、大手証券会社からビジネススクール運営会社へ

26歳、大手証券会社からビジネススクール運営会社へ

No.570
  • 現職

    ビジネススクール運営・企業向け研修会社  スクール運営職

  • 前職

    一部上場 大手証券会社 法人営業職

高木 史明氏 氏 26歳 / 男性

学歴:中央大学附属高校 卒
カリフォルニア大学デイビス校 政治学専攻 卒

はじめに

私はこの度(株)エリートネットワークさんのご尽力で、就労1年という短いキャリアでありながら、転職をすることができました。証券時代の私と同様に 「顧客本位の仕事がしたい」 「もっと自身の成長が実感でき、幅を広げていきたい」 と感じながら仕事をしている方も多いと思います。また、これからの転職を考えている方もいるかと思いますが、そういった方々に私の体験が少しでもお役に立てば幸いです。

野球での挫折からスタート

高校まで本気でプロを目指して、硬式野球に没頭していました。しかし、猛烈な練習のし過ぎで、腰の怪我をしてしまい、プロの夢を諦めざるを得ませんでした。なかなか次のことが考えられない日々が続きましたが、「スポーツでの将来は難しい、じゃあビジネスの世界でプロになろう、そのためには海外での経験がこれからは重要になる、まずはレベルの高い海外の大学で自分を鍛えよう。」 そう考え、語学学校を経て、カリフォルニア大学デイビス校へ入学しました。そこでは、期待通り魅力的な人物が多く、「将来は起業する」 「某大手企業で役員を目指す」 という明確なビジョンを持ち、良い意味で自己主張の強い人に出会う機会に恵まれました。その中で自分も日本人として負けまいと生徒会や部活等を通して自己主張をし続けました。そういった中で改めて日本人という自覚と誇りを感じ、就職は日本企業にと考えました。

困難を極めた就職活動

いざ就職活動という段階に入り、スタートを切ったのですが、米国の大学の卒業時期と日本の就職活動時期が合わず、既に就職活動のピークは過ぎており、新卒で受けられる企業はかなり少ない状況でした。しかし、自分としては早く働いて一刻も早く成長していきたいと考えていたので、興味がある企業については、中途採用の枠でも構わないというスタンスで100社以上受けていきました。いいところまで行く企業もあったのですが、東日本大震災の影響もあり、なかなか内定先が決まらないという状況でした。そういった中、一部上場の大手証券会社に内定をもらい、入社することができました。

証券営業を通して

入社後、留学経験が活かされませんでしたが、法人を相手にした国内証券営業というポジションに、なかなかの楽しさを感じておりました。電話や飛び込みでの新規開拓営業が中心で、大半は相手にされず、お決まりの文句で断られるか、怒鳴り散らされるかでした。何度訪問しても相手にはされない日々が続きました。それでも私は、自分の将来は自分でしか切り拓けないと、常に足だけは止めないように気を付けていました。しかし3か月程過ぎ、ほとんどお客様が出来なかった私は、自らの営業スタイルに問題があるのではないかと考え始めるようになり、なぜ顧客が頑なに拒むのかを分析し、ネット等でその法人のデータを集め、そして自分も本等で知識の幅を増やし始めました。その頃から法人に話を聞いて頂ける機会をもらえるようになり、IPO、決算対策、事業承継等たくさんの案件の発掘を成功することができました。諦めず通う事の大切さや愚直な姿勢に加え、常に顧客の利益や可能性を考えて行動する事が徐々にできるようになったと実感しました。

転職という選択肢

半年が過ぎる頃には、成功事例として社内のイントラネットでも取り上げられたり、まわりの営業社員から話を聞かせて欲しいという依頼を受けたりすることが増え、法人相手の営業にはそこそこの自信を持てるようになりました。しかし、営業すればするほど私は自分の置かれた環境に違和感を感じるようになりました。その感覚は何かと考えてみると、大きく分けて3つの理由がありました。
まず1つ目は社会的意義を見出せなかった点、2つ目はやはり留学で培ってきた能力が活かせなかった点、3つ目は3年後5年後の将来を考えた時、自分の望むキャリアに遠いのではないかと感じた点でした。それらを真摯に受け止め、私は外に目を向けるつもりで、転職という道を選択肢に入れ、他社の採用動向に気を配り始めました。

(株)エリートネットワークさんとの出会い

転職活動をするか否か悩んでいた最中、ネット上で(株)エリートネットワークさんの存在を知り、担当して下さった転職カウンセラーの金入さんに出会ったのが、この度の転職のきっかけでした。
今でも覚えていますが、登録した後すぐに電話をもらい、初めての接触にも拘わらず、「今のままでは転職することは難しいです。 本気で転職したいんですか? 就労経験が短い場合、生半可な気持ちでは企業の相手にされません。 今回の転職で何を実現したいのかを明確にして、改めてご連絡頂けますか?」 と突き返されたのは、正直驚きでした。しかし、負けず嫌いな自分の性格もあり、そこで転職に対する火が付き、改めて満を持して金入さんに連絡を取り、私の転職活動がスタートしました。

第一志望企業へ内定

カウンセリングを通し、話をすればするほど、漠然としていたものが鮮明になり、私がしたいと思う仕事像が明確化されていきました。また、とても深く掘り下げての熱心なヒアリングで、私の経歴のみならず、パーソナリティにも注視して下さいました。他の人材紹介会社と大きく異なり、何でもかんでも求人している企業を受けさせようというやり方ではなく、私の経歴、性格に本当に合うと思われる企業を一つ一つ丁寧に紹介して下さいました。

職歴の短いことがとても気になっていたのですが、企業側の採用担当者の方にとてもよく私の事を伝えて頂けたのか、心から受けてみたいと思う企業全てで面接の機会を頂けることができました。面接対策も毎日とても遅くまで付き合って下さり、面接の直前には必ず一言応援の言葉を掛けて頂き、常に準備万端の状態で自信を持って面接に臨むことができました。そして私は短期間のうちに第一志望であった企業へ転職を決めることができました。

二人三脚での転職活動 〜同じ企業で再度面接を頂けることになったこと〜

実は私は、その第一志望の企業は、一度面接で落ちました。その企業の理念にとても魅力を感じていた私は、すぐに次の転職先に、という気にはなれませんでした。そんな中、諦めムードの私を救って下さったのが、担当者の金入さんでした。改めて、今後の進め方についての打ち合わせをしていた際に金入さんから 「第一志望の企業、違うポジションで、もう一度トライしてみませんか?」 と言って頂き、第一志望の企業に出向いて頼んでくれたのです。その誠意が企業側にも伝わったのか、私はもう一度その企業の面接を受けられることになりました。今回の成功は、担当者である金入さんがおられたからこそ叶った事であると深く感謝しています。

最後に

(株)エリートネットワークの皆さまには、本当にお世話になりました。心よりお礼を申し上げたいと思います。これから転職活動をされる方々のサポートが成就することを祈っております。本当に有難うございました。

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