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外資系銀行から、風力発電事業会社への転職

外資系銀行から、風力発電事業会社への転職

No.350
  • 現職

    風力発電事業会社  事業企画担当

  • 前職

    外資系銀行 ストラクチャードファイナンス部 
    フロントオフィス

藤森 律子 氏 27歳 / 女性

学歴:慶応義塾大学 法学部 政治学科

国立大学大学院 経済学修士課程修了
TOEIC 840点

1.転職に至るまで

大学院修了後に新卒として外資系銀行のストラクチャードファイナンス部に入行し、外部及びオペレーションでの数ヶ月の研修後にフロントオフィサーとしてキャリアをスタートさせました。世界各国の支店やオフィサーとともに、グローバルな仕事をするという点においては、やり甲斐を感じていましたが、外資特有の縦割りの人事制度、そして私自身の就職に際しての目標と現実との乖離に疑問を抱き、入社1年を経過した頃から、将来のステップアップを見据えて、ヘッドハンターやエージェントと情報交換を兼ねて、連絡を取り合うようにしていました。その一つが(株)エリートネットワークさんでした。

2.転職活動開始

キャリアの一区切りとして3年目を目処に転職をと考えておりましたが、昨今のアメリカのサブプライム問題を発端とする金融危機で2008年12月に事情が急転しました。会社都合による退職が3カ月後に決定し、急遽、転職活動を始めなければならなくなりました。その際に、一番に相談をさせて頂いたのが担当の転職カウンセラー新森様でした。私が(株)エリートネットワーク社と連絡を取らせて頂いてから約9ヶ月が経過していました。
第二新卒としてポテンシャル採用で転職活動をしなければならなかったこと、そして外資系及び日系の金融機関に金融危機の影響が広がっている状況を鑑み、金融以外の業界への転進を検討する必要があったことを考慮し、より多くの求人案件を紹介して頂けそうな(株)エリートネットワークさんに相談させて頂きました。そして、何よりも真っ先に相談させて頂いたのは、新森様との最初の面談から9ヶ月間、私の職業観に合った求人や業界の状況、今後の見込み等を定期的にご教示頂いており、この方、この会社なら転職活動に際し、万全のサポートを頂けるという信頼及び安心感があったからだと思います。

3.実際の転職活動

私が転職活動に費やした時間は実際には1ヶ月弱です。サブプライム問題の影響が実経済に及び、金融以外の業界の業績も悪化していたこと、そして12月半ばという企業の採用活動が年末に向け一時停止する時期に差し掛かっていましたので、とにかく急ぎました。「目指すは12月中、狙うは1月中」という目標を掲げ、まずは前職の経験を生かしてご紹介頂いた邦銀数行へ履歴書を提出しました。それと同時に、私の就職観や仕事を通じて達成したい目標等を考慮し、他業界のポジションもご紹介頂きました。その中の一つが、現在の職場でした。金融危機を発端とする世界的不況の様相を呈する状況において、今後も順調に推移する業界として環境分野、特にグリーン・エネルギー分野をご紹介頂きました。折しも、排出権取引や太陽光電池をめぐる企業買収の話題が新聞を賑わせている頃でしたので、非常に興味を持って業界研究をしたのが印象的でした。(株)エリートネットワークのご担当の方々のご尽力もあり、面接に臨めることになった訳ですが、実際の面接に際し、私自身を企業側に知って頂く機会であるのは当然ながら、面接を通じてもっとこの企業を知りたいと心から思えたのは、初めての経験でした。

4.転職活動を終えて

実はこの体験記を執筆しております昨日、前職を正式に退職し、明日より新しい職場での勤務を開始することになっております。今の非常に前向きな気持ちでいられるのも、転職活動を有意義に進めることができたからだと思います。これも常日頃よりサポートを頂いております担当の新森様、面接に際し力強いご助言を頂きました高橋様をはじめとする(株)エリートネットワークさんのお力添えがあったからだと思っております。誠に有難うございました。

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