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メーカーから東北のメーカーへのUターン転職

メーカーから東北のメーカーへのUターン転職

No.321
  • 現職

    大手半導体製造装置メーカー  資材購買

  • 前職

    大手精密機器メーカー  資材購買

東野 努 氏 32歳 / 男性

学歴:

Uターン就職のエピソード

私は、親の介護の為 地元の東北へUターンしなければならなく、地元の人材紹介会社やハローワークを通じながら仕事を探しておりました。地方によっては景気が上向きになっているところもあり、「欠員補充」というより「増員」目的の求人が増えている地域もあるみたいですが、私が帰郷する地域ではまだその段階まで至っておりませんでした。地元の人材紹介会社を通じ、自分のキャリアに合った仕事を探してもらいましたが、なかなか見つからなく地元の人材紹介会社のアドバイザーの方から「地方の場合、限られた求人情報しかない為、自分の志望する業界や職種は多少断念して仕事を探すケースがほとんどです」と助言を頂きました。


確かに仕事の内容面や収入面で妥協することになっても、親の面倒を看る事ができたり、地元で腰を落ちつけて仕事ができたり、自然に囲まれた中で生活環境が充実したり、マイナス面をカバーできる要素はあると思います。しかしながら、今まで培ってきたものを捨て妥協した転職になってしまっては、仕事そのものに対して打ち込めなかったりする懸念もあると感じていたので、そうなってしまっては会社に対しても自分にとっても不幸な結果となってしまう為、自分のキャリアを活かせることができ、また一生涯打ち込める仕事に出会いたいということに重点を置いてUターン活動をしておりました。


そんな中、ネット上で地元の求人を検索していたところ、(株)エリートネットワークさんで紹介している求人情報で、今までのキャリアを活かせられる求人案件があり、早速エントリーをしました。お陰で、順調に選考が進み無事内定を頂く事ができました。今回地元の人材紹介会社ではなく、(株)エリートネットワークさんを通じて転職をしましたが、地元の紹介会社でも扱っていない求人情報でした。

東北へUターンを検討されている方へ

東北の求人数はまだまだ多くはありませんので、タイミングを逃せば通常の転職活動よりも長期化しがちです。またUターンの地域が遠ければ遠いほど時間や手間を要しますので、なるべく早い段階から行動を起こしていったほうがいいと思います。地方の場合、少ない求人の中から紹介をしますので、人材紹介会社によっては自分のキャリアや志望とは異なったものを紹介してくるケースもありました。


確かに多少の妥協は必要かも知れませんが、辛抱して我慢する事だけが、幸せを掴む方法ではないと思います。前職のキャリアを活かしながら次の仕事に打ち込めることは、自分に対しても企業に対してもメリットがありますし、仕事を通じて自分の気持ちもより充実したものになっていくと思います。


様々な事情でUターンを検討されている方が多くいらっしゃると思いますが、転職とUターンと人生の大きなターンニングポイントを乗り越えていかなければなりませんので、エネルギーは要るものです。
その為には、自分自身が何に重点を置いているのかを再整理し、また生活を繋いでいくある程度の貯えも必要だと思います。ご自分が納得のできる転職先が見つかるまで諦めず頑張って下さい。

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