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中近東駐在EPCプロジェクトMgr、Web面接で財閥系不動産デベロッパーへ

中近東駐在EPCプロジェクトMgr、Web面接で財閥系不動産デベロッパーへ

No.1250
  • 現職

    一部上場 財閥系不動産デベロッパー 総合職

  • 前職

    一部上場 プラント・エンジニアリング会社 海外EPCプロジェクトマネージャー

金井 康介 氏 36歳 / 男性

学歴:福岡県立 修猷館高等学校 卒
慶應義塾大学 理工学部 卒
慶應義塾大学大学院 基礎理工学 修了
TOEIC 870点

① 新卒での就職の時の志や志向

学生時代に訪れたアジア諸国での貧困や格差を見て、途上国の人々の発展に貢献したいという想いから、大手プラント会社へ就職しました。

②    入社した会社での担当業務や実務経験、体得したスキル

入社後はプラント構造物の設計業務に従事しました。その後プロジェクトマネジメント部へ異動、海外プロジェクトの立上げから引渡しまでを経験し、プロジェクトマネジメントの知見を習得しました。

③    転職するに至った背景や理由・きっかけ

転職を意識するきっかけとなった背景は、エネルギー市場が世界的に大きく変わったことです。持続可能な社会実現に向けて日本を含め世界各国で脱炭素化へシフトする明確な目標が立てられ、『脱炭素』を掲げないとビジネスにすらならないという潮流の中で、石油・ガスプラント業界のどまん中に身を置き続けることへの危機感が募っていきました。

④ 転職活動に対するこだわり、譲れないと考えた点、従来のこだわりを捨てた点

海外に赴任中で、コロナ禍により日本帰国が叶わない状況であり、海外から全てオンラインで面談・面接頂けるという条件付きで幾つかの転職エージェントの方々とやり取りを始めました。プラント業界・職種には敢えて固執せずに、「様々なバックグラウンドを持つ人々と仕事ができそうか」「脱炭素や持続可能な社会構築に貢献できるか」等を転職の軸にし、端的にいえば社会貢献ができ、自身が成長でき、かつ面白そうな仕事。そして年収は現職以上を条件として、転職活動を開始しました。

複数の転職エージェントの担当者の方々にオンラインでご面談頂きましたが、その中でもエリートネットワークの転職カウンセラーの高橋様には日本・海外と時差もあるWeb面談にも関わらず、非常にきめ細やかなアドバイス・フォローを頂きました。
具体的には、面接に向けた対策・練習(発声練習)から、服装や履歴書写真に対するアドバイス、時差のある中での面接スケジュールのご調整、一次・二次と企業面接後にそれぞれオンラインでフォロー面談をご実施頂いての面接フィードバックと次回面接への対策のアドバイス等、様々なサポートを頂きました。加えて、私自身のキャリアやプライベートな点までを親身になって共に考えて頂きました。

⑤ 転職活動を通じて、気づいた点や反省点

転職活動を通じて、様々な業界・企業があることと自身の立ち位置を知ることができました。転職サイトに登録した当初は様々なエージェントの方から紹介される玉石混交の様々な企業や職種に目移りすることもありましたが、その都度自己分析と企業分析を通じて自身の軸が再形成されたのだと思います。例えば、紹介された企業のHPを眺めて、魅力と感じるか否か、魅力的でない場合はどのような所が魅力的でないのかといった自問自答によって、自分でも把握し切れていなかった自身の傾向を理解することに繋がりました。

また、自身が現職で行ってきた業務内容・業界では当たり前に行っていることが、実は世間一般では稀有な経験や強みであるケースもあり、これらに気づくことができたのも、エリートネットワークの高橋様に面談を通じてアドバイス頂いたお陰です。私たちは属する業界・企業で働く中で、多かれ少なかれ井の中の蛙状態になっているものですが、転職活動を通じて自身の立ち位置を理解するきっかけとなると思います。

更に、本転職活動で大きく印象が変わった点としては、今やWeb面接によって海外にいながら転職活動が可能になったということです。コロナ前の面談・面接は対面形式が殆どだったと思いますが、コロナ禍によるリモートワーク・Web会議ツールの認知も相まって、海外にいながらWeb面接でここまでスムーズにできるようになったことは、一種のブレークスルーだと思います。転職者側にしてもスケジュール調整がしやすく、また転職に対する心理的障壁が軽減される(Web面接だけなら話だけでも聞いてみたい等)多数のメリットがあると思います。私の場合は、帰国日が直前まで決まらない不安定な状況でしたが、高橋様には面接スケジュール調整から交渉まで様々な面でお世話になりました。

他方、懸念点としては、オフィスの雰囲気や今後共に働く人々の印象がWeb面接では分かりづらいという点です。企業・業界によって最終面接は対面で行うところもあれば、最終面接・内定オファー面談まで全てWeb面接で完結するところもありますが、会社の実際の雰囲気や組織風土も転職を決める上で大きな要素ですので、最終面接までWeb面接で合格した際は非常に迷うところだと思います。

⑥ 次の職場に賭ける意気込みや覚悟等

エリートネットワーク高橋様経由で歴史ある不動産デベロッパーに転職することに決めました。今までの業界・職種とは全く違う領域での再スタートとなりますが、心機一転、精一杯頑張りたいと思います。

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