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システムエンジニア、年収UPを目指して連結子会社のSIerを退職

システムエンジニア、年収UPを目指して連結子会社のSIerを退職

No.1124
  • 現職

    一部上場 大手リース会社 情報システム部 システム開発担当

  • 前職

    大手通信会社100%出資系列のSIer システムエンジニア

結城 啓介 氏 31歳 / 男性

学歴:早稲田大学 商学部 卒
高度情報処理技術者 データベーススペシャリスト
応用情報技術者
ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級
開発環境:Windows、Linux、Solaris、SQLサーバ、OracleDB、PL/SQL、JAVA、COBOL、C

◆新卒の就職活動

現職は地方銀行向けに特化したSIerで、新卒での就職活動がリーマンショックに直撃したこともあり、知識・技術を積んで景気が良くなったらより良い企業に転職でもしようと軽く考えて入社しました。一方で、入社後は非常に忙しく、仕事に追われる日々でした。

◆転職理由

顧客である地方銀行の営業戦略を踏まえて仕事をしておりましたが、次第に自分の考える顧客の本来の社会的意義・役割と、実際に向かっている方向に大きなズレを感じるようになりました。それでも、顧客の考えた企画・戦略をシステム検討、具現化して提供することが自身の範疇であったため、この様な状況を超えて自分も自社側で戦略を考える立場に立ちたいと考えるようになりました。また、社内においても昇進体系などへの不満がありました。

30歳になり、世間的にはネットバンク、Fintech、デジタルマーケティングといった、金融システムが新たなステージに大きく動き出し、地方銀行の存在意義がより薄れたことや、プライベートでは結婚も意識するようになりました。特に結婚にあたり、現職の待遇について将来的な不安が大きくなりました。
当時大規模案件を背負っており、この案件を成功に導いて昇格したいと考え業務にあたっていました。プロジェクトは無事成功させることができましたが、残念ながら昇格は叶わず、転職を決意しました。

◆こだわったこと、こだわりを捨てたこと

将来的に待遇が伸びていくこと、また自社の経営戦略企画ができることを目指し転職活動を始めましたが、転職サイトから押し寄せる有象無象の面会オファーに、どうしたら良いか手をこまねいておりました。そんな時エリートネットワークの転職カウンセラー小中出様からいただいたご提案に目が留まり、連絡させていただきました。

現職の経験から金融業界以外でと考えておりましたが、広義に金融も含めて幅広くご提案いただきました。やはり経験業界ということもあり、金融は早々に1次面接が決まっていきました。正直なところそこまで気が向いておりませんでしたが、一旦話を伺うぐらいのスタンスで面接に向かいました。

◆面接について

最初の数社の面接は壊滅的でしたが、自分自身を見つめ直す良い機会にもなりました。面接終了後、すぐに質問されたことと回答した内容を文字に起こし、小中出様にお送りすることを続けていく中で、面接でうまく回答できなかった点を明確化し、反省・再考していくというサイクルができました。ウケが良かったエピソードが次第に厳選されていき、特に1社内定を獲得してからは、自信を持って面接に臨めるようになりました。

◆転職先の選定について

エリートネットワーク様経由でご紹介いただいた企業では、2社共にB to B企業から内定をいただきました。しかし、一社は一部上場の優良企業にも拘わらず、どちらも今まで詳しくは知らなかった企業でありながらも、非常に人柄の良い方が多く、また現職とは比にならない程手厚い待遇をご提示いただきました。一方、大手のエージェント経由ではB to Cのトップ企業から内定を獲得しました。
苦渋の決断でしたが、3社の中でも待遇が最も良く、将来的に自身が期待する役割・ビジョンをご提示いただいた企業に入社することに決めました。結果として非常に満足のいく転職活動ができました。

◆ご担当の小中出様について

転職先は当初毛嫌いしていた金融業界ですが、銀行に対して最も違和感を覚えていた「社会的意義」をしっかりと認識し、着実に対応・改善している企業でした。小中出様には人柄・社風も含めて良い企業を厳選してご紹介いただいたと思っています。
仕事を続けながらの活動故、業務終了後の遅い時間帯にも快くご対応いただき、大変感謝しております。

◆次の職場への意気込み

無事現職の引継ぎが完了し、プライベートでも結婚に向けてスタートを切ることができ、転職活動を機に人生を新たなステージに進められております。次の職場では、今までの経験を活かしながらも貪欲に吸収する意識を持って積極的に取り組み、ご期待に恥じない活躍をしたいと考えております。

此の度は大変お世話になり、ありがとうございました。

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