環境システム学修士の戦略コンサルタント27歳。プライム上場 トップシェアのインターネット広告代理店の経営管理へキャリアチェンジ成功

No.1709
  • 現職

    【東証プライム上場 国内トップシェアのインターネット広告代理店】
    インターネット広告部門 経営管理・事業推進

  • 前職

    【Big4 外資系コンサルティングファーム】
    ストラテジー部門 コンサルタント
    (主要案件のクライアント:国内中堅デベロッパー、日系大手通信事業者、日系大手広告代理店)

松島 佑一 氏 27歳 / 男性

学歴:私立 聖光学院高等学校 卒
東京大学 化学システム工学科 卒
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻 修了
日商簿記検定​ 2級
※修士研究テーマ:亜酸化窒素分解装置の開発・評価分析

掲載日:2026年3月16日
目次
  1. 新卒の就職活動と父の言葉
  2. 入社した外資系コンサルティングファームでの業務内容
  3. 一つ目の転職理由(主幹案件の変化)
  4. 二つ目の転職理由(社内の評価制度)
  5. エリートネットワークを利用して
  6. 転職活動を通じて気づいた点
  7. 次の職場に懸ける意気込みや覚悟

① 新卒の就職活動と父の言葉

新卒時の就活を本格的に始めたのは「大学院1年生の春」でした。
当時の私は強い目的意識や中長期目線でのキャリアプラン等を持つことはなく、「周囲の友人が動き出しているから」という理由で就活をスタートしました。最終的な進路についても、「大学院での研究経験を活かせるメーカー等に就職することになるのだろう」と漠然とイメージしているような状況でした。

そのような中で、偶然にも父と直接会話をする機会があり、就職活動に係る相談をしました。当時、父はとある会社で経営企画職に就いており、その目線から「企業の経営」に関わることの面白さを語ってくれました。
自身のキャリアに係る視野が閉じていた当時の私にとって、父の話は非常に新鮮であり、自分が想像すらしていなかったような進路を提示してくれるものでした。

最終的に、若手のうちから企業の上流の課題に触れ、意思決定に近いところで価値を出せる職種としてコンサルティング業界を志望するようになりましたが、父の話がその意思決定に大きく影響したのは言うまでもありません。
(今振り返ると、自分はなんて単純だったのだろう、とも思いますが笑)

研究で身に付けた論理性や仮説検証の姿勢を土台にしつつ、より広い視点で事業や社会の動きを理解し、企業の変革に関わりたい――そう考える中で、幸運にも前職の企業からご縁をいただき、そのまま入社を決めました。

② 入社した外資系コンサルティングファームでの業務内容

主にビジネスデューデリジェンスや事業ポートフォリオの策定支援、特定の業界に関する市場調査案件等、いわゆる上流案件をメインで扱うチームに所属していました。
希望していたチームにアサインしてもらえたこともあり、「タイトなスケジュールで膨大な量の業務をこなすタフな案件」もありながらも、モチベーションを高く保って仕事をすることができていました。

就労環境については、テレワーク勤務・フレックス勤務制度等が浸透しており、非常に働きやすい環境だったと思います。また、同僚は優秀かつ穏やかな性格の人が多かったため、比較的スムーズに仕事ができたと感じています。

③ 一つ目の転職理由(主幹案件の変化)

転職を考えるようになったきっかけは二点ありました。
一点目は「所属するチームで取り扱う主幹案件の内容が配属当時から変化してきており、私自身が望む形でのスキルアップが難しい状況になってしまっていたこと」、二点目は「社内の評価制度の在り方に疑問を感じていたこと」です。

私は前職で「市場環境の分析やクライアントの経営戦略策定、ビジネスDD等のタフな上流案件」を経験することで、「ビジネスマンとして必要なベーシックスキル(論理的思考力・リサーチ力・体力……)を底上げしつつ、企業が経営判断を行う際のプロセス・検討事項等を体系的に学び、経営についての理解を深めること」を目指していました。
配属当初は自身の望んだ経験を積める環境だったと感じていましたが、ある時からチームとしての方針で、上記のような上流案件ではなく、事務的に作業をこなすだけの案件の割合が高くなり、「手応えがないな」と感じることも多くなってきていました。

私は浪人1年+大学院卒という経歴から、20代という「自身のキャリアにおける下地を作るための期間が相対的に短い」立場でもあり、そのような貴重な期間で社会人として有益な実務経験を積む機会を無駄にすることは、非常にリスクが高いと考えていました。

④ 二つ目の転職理由(社内の評価制度)

前職では、「新卒入社後、非常に高い評価を受ければ2年半、平均的な評価を受ければ3年半で一つ上の職位に昇格できる」というのが一般的なキャリアパスだと聞いていました。
幸いなことに、私は所属チームの直属の上長から良い評価をいただいていたので、「2年半での早期昇格も視野に入る」と上長からも直接お声がけいただいていました。

ところが、入社して2年半が経った頃、突然上長から呼び出しを受け、昇格時期に関する面談を実施することになりました。その場で上長から、「チーム独自の決まりで、新卒入社後、どのような評価を得ていても最低4年半の勤務がなければ昇格できない。つまり、後2年間は昇格させられない。」という話を伝えられました。
「どういうことですか?」と上長に確認したところ、私が所属していたチーム「だけ」は、「新卒社員の昇格時期を遅らせる」という暗黙の了解があり、直属の上長もそのことを認識していなかった、とのことでした。

当時の私からすると、到底納得できるような話ではありませんでした。
十分な評価を得ているにもかかわらず、非合理かつ非公式な組織の評価制度により、同期よりも昇格が遅れ、待遇面でも経験面でも差がついてしまう。特に自分は20代という、「自身のキャリアにおける下地を作るための期間」が相対的に短い立場だったため、その遅れはかなり痛手になると考えました。

総括すると、自身に成長実感がないことに危機感を感じていた中で、「自身のキャリアが合理性も納得感もない評価制度により停滞させられてしまう」という現実を突き付けられてしまい、転職に舵を切ることにしました。

⑤    エリートネットワークとの転職活動

転職活動を始めた際には、とりあえず色々なエージェントから話を聞いてみよう、という気持ちで、様々な転職プラットフォームに登録をしました。
その中で転職カウンセラーの久井様から直接メッセージをいただき、(株)エリートネットワークでの転職活動がスタートしました。

初回面談では、転職理由や自身の希望条件等についてヒアリングしていただいた上で、エリートネットワークが求職者に対して提供可能なサポートについても詳細にご教示いただくことができました。
初回面談が終了して間もなく、久井様より求人案件のリストをご紹介いただきましたが、いずれも非常に魅力的で「一度のヒアリングでここまで求職者のニーズを把握できるのか」と驚かされました。

その後、各企業に応募する際は、エントリーシートの添削から面接対策に至るまで、久井様に網羅的にサポートを実施いただきました。
エントリーシートについては、使用する顔写真の選び方や職務経歴書の記載内容等についても詳細にご指導いただき、添削前後で書類のクオリティが全く別物になったことを鮮明に覚えています。

また、面接対策についても、非常に多くのご助言をいただきました。
面接時の振る舞い・身だしなみに係るご指導や、応募した企業毎で想定される質問リストのご共有、逆質問の準備方法等、面接を有利に進める上でのナレッジを包括的に共有してくださったと感じています。

さらに、前職は業務の拘束時間が長くなることが多々ありましたが、夜遅くの時間であっても、久井様にはフレキシブルに面談をセッティングいただけており、その点は非常にありがたく感謝しています。

上記のようなサポートをいただく中で、幸いなことに国内でも有数の広告代理店から内定をいただくことができ、入社を決めました。
当初から志望していた業界・職種での内定となりました。また、前職での経験も評価していただき、好待遇を提示いただくことができました。

⑥    転職活動を通じて気づいた点

今回の転職活動を通じて、「社会人として自身のモチベーションの源泉を認識し、目指すキャリアの方向性を常に意識しておくこと」の重要性を学びました。
新卒時の就職活動では、上記の観点について徹底的に深堀りができておらず、「なぜその会社に入りたいのか」という理由が浅いものになってしまっていたと思います。

今回の転職活動は30歳という節目を直前に迎え、自身の今後のキャリアを大きく左右し得るタイミングであったと認識していたことから、新卒時の就活以上に、徹底的に自身のモチベーションの源泉を棚卸しし、目指すキャリアの方向性の解像度を上げるように心掛けました。
そのようなアプローチが今回の内定に繋がったと考えておりますし、仕事はこれから何十年も続けていくものだと思うので、今後のキャリアを歩んでいく上でも、「自分は何がやりたいのか」「それは何故か」という軸を持ち続けることは非常に有意義なことだと思いました。

⑦    次の職場に懸ける意気込みや覚悟

まずは、転職先の企業様とのご縁を繋いでくださったエリートネットワーク様、久井様に改めてお礼を申し上げます。
今回いただいたご縁を大切にして、新しい職場でも自身の目指すキャリアを実現していくために精進していきたいと思います。

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