国家公務員総合職の29歳。多忙な中、出勤前の早朝の時間も活用して転職活動を行い、名門シンクタンクへ

No.1712
  • 現職

    【日系 名門シンクタンク】
    リサーチ・コンサルティング部門 戦略アドバイザリー担当

  • 前職

    【中央省庁 霞が関勤務】
    総合職
    ※他省庁への出向経験有り

諸永 雄矢 氏 29歳 / 男性

学歴:私立高校 卒
慶應義塾大学 法学部 法律学科 卒
TOEIC 915点
実用英語技能検定準一級

掲載日:2026年4月10日
目次
  1. 新卒での就職活動について
  2. 国家公務員(霞ヶ関)での業務について
  3. 転職に至ったきっかけについて
  4. 転職活動について~(株)エリートネットワーク様との出会い~
  5. 新たな職場での決意

①    新卒での就職活動について

大学時代に所属していた行政法ゼミで、特定の社会インフラに係る制度的課題をテーマに研究を行ってきたことから、新卒時の就職活動においては、自身の研究を活かした仕事がしたいという思いで、研究分野に関連する民間企業や公務員を中心に就職活動を行っていました。

説明会や面接等で、様々な企業・役所の職員の方々の話を聞くうちに、法令や補助制度等の政策ツールを駆使しながら、社会に対して大きな変革をもたらすことができる公務員の仕事に対して魅力を感じたということと、公務員試験と民間就活を同時並行に進めることに負担を感じていたこともあり、最終的に国家公務員と自治体職員に絞って進めることとなりました。
最終的には、国家公務員総合職試験に合格して、研究分野に近い省庁に内定をいただき、当該省庁で勤務することとなりました。

②    国家公務員(霞ヶ関)での業務について

入省後は、一年目から社会的影響の大きい仕事に携わることが多く、例えば政府計画の策定や各種制度等の企画立案、予算要求、国会対応、災害対応など、国家公務員ならではの様々な業務を経験し、日々やりがいを持って職務に当たっていました。
特に、自らが主体となって様々なステークホルダーと調整して、成案となった政府計画や法律案等が世の中に出ていき、報道等で様々な人の目に触れるようになった際には、とても大きな喜びを感じていました。

③    転職に至ったきっかけについて

②の通り、日々やりがいを感じながら仕事をしていましたが、そんな中でも転職に至ったきっかけとしては3点ありました。

1つ目は、働き方の面です。
職務の性質上、深夜・早朝・土日勤務など、どうしてもプライベートを大きく犠牲にしなければならない状況が多くありました。特に国会会期中には、答弁作成のために深夜4時に帰宅し、朝8時に幹部への説明のために出勤することや、直近在籍していた部署では国会対応も行いながら、災害発生時には出勤して対応に当たることもあり、体力的に厳しい状況にありました。
今の若いうちはまだ耐えられる部分もありますが、特に10年・20年先を見据えると、結婚や子育てなどのライフステージが変化した際に、この状況で家庭と両立ができるのかどうかという不安に駆られました。従って、この働き方をなんとしても変えたいというのが転職のきっかけの大きな要因となりました。

2つ目は、もう少し中長期的に特定の分野に携わりたいという思いが強くなったことです。
霞ヶ関の人事異動スパンの関係上、長くとも2年に1度は部署を異動することとなり、折角携わっていた業務を途中で中断せざるを得ません。
異動スパンが短いことによって、様々な分野を経験できる上に、どの部署でも上手く順応できる適応力が養われるというメリットはありますが、どうしても2年という短い期間では中々自らが企画した制度の効果などを検証したり、見極めることが難しく、もう少し長期的に課題に取り組める仕事に就きたいという気持ちが芽生えてきました。

3つ目は、日々業務を行う中で、どうしても政治的な調整にかなり時間が割かれており、自治体や民間事業者等と意見を交わしながら政策検討する時間がかなり少ないと感じていました。
加えて、政治情勢によってトップダウンで急に降ってくる業務も多々あり、実務担当者がじっくり考えて、議論を行いながらボトムアップで仕事をする機会がかなり減っているようにも感じていました。もう少し関係するステークホルダーと議論しながら方策を検討し、現場に近い立場で職務に当たってみたいという思いが強くなりました。

④    転職活動について~(株)エリートネットワーク様との出会い~

様々な転職サイトなどを見ていく中で、特に国家公務員から民間企業等への『転職体験記』が多く掲載されているエリートネットワーク様のホームページに行き着きました。
まずは近しい境遇の方々を多く支援している専門家に話を聞いてみようという思いで登録し、今回担当いただいた転職カウンセラーの横関様から登録後すぐにご連絡をいただきました。(実は約2年前にも一度転職を考えた時があり、その際にカウンセリングいただいたのも横関様でした)

転職自体が初めてということもあり、履歴書の書き方や業界の選び方、面接対策など初歩的な質問も多々ありましたが、横関様には一つ一つ詳細に教えていただきました。
特に、面接対策については、自分自身で想定問答集を作り、そのファイルをお送りして一度見て頂き、企業側にアピールする上で盛り込むべき要素(例:国家公務員のスキルとして①多様な関係者との調整能力、②早期に新しい部署・環境に順応する力など)についてアドバイスをいただきました。
また、働きながら転職活動を行っていたこともあり、転職に充てられる時間は非常に限られていましたので、メールでのやりとりに加えて、主に出勤前の早朝の時間帯で、オンラインにて直接相談のお時間をいただくなど、柔軟に調整していただいたことは大変ありがたかったと感じております。

転職先の業界としては、アドバイスもいただきながら、③の「転職に至ったきっかけについて」で言及した内容を満たす業界としてシンクタンク・コンサルティング業界を中心としつつ、もともと新卒時代に関心のあったデベロッパー業界に応募しました。
実際に二つの業界で合計10社応募し、書類通過したのが半分の5社で、それぞれ面接に進みました。仕事と並行しながら進めていく中で、どうしても自己分析の徹底や面接で聞かれる内容の準備が足りなかった部分があり、最初の方は中々上手くいかず、面接で落ちてしまう状況が続きました。そんな中でも、横関様からは励ましの言葉や気持ちを切り替えて次に進めるようリードしていただき、都度面接の反省等を行いながら軌道修正を行ってきました。
後半の方はかなり面接自体に慣れてきたこともあり、自分の長所や会社への志望理由などを自身の職務経験と関連させながら説得力ある形で説明できるようになりました。

結果として、志望度の高いシンクタンク・コンサル業界の1社から国家公務員での業務経験を非常に高く評価いただき、内定をいただきました。

⑤    新たな職場での決意

今回、未経験の業界への転職ということで、新卒時と同様に一からのスタートとなりますので、とても不安な面が大きいですが、自分の長所や国家公務員時代に培った経験を最大限活かして、新たな組織で精一杯頑張っていきたいと考えています。
改めて、この度の転職活動をサポートいただきましたことに感謝申し上げたいと思います。

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