【総合電機メーカー直系の老舗コンサルティング会社】
業務改革・事業変革のコンサルタント
【総合電機メーカー系の自動車部品メーカー】
エンジン潤滑用オイルポンプ等の設計開発、コスト管理、品質管理
→米国法人出向(米国駐在) OEM向け新規ビジネスの開発プロジェクト支援(チームリーダー)
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【東証プライム上場 大手自動車メーカー】
商品利益管理部 EV部品などの原価企画、原価低減、品質改善提案(主任)
長内 圭右 氏 34歳 / 男性
学歴:明治大学附属明治高等学校 卒
明治大学 理工学部 機械情報工学科 卒
TOEIC 825点
大学時代はエンジンに関わる研究室に所属していたため、自然とエンジンに関わる仕事に就きたいと思い、自動車や海運エンジニア(機関士)など5社だけに絞り、そのうち2社の内定をもらいました。
当時は「理系であれば、専門分野と語学力を持っていると就活で有利」と聞いていたため、TOEICを受験し、履歴書に書ける程度には点数を取得。そこから「折角なら語学を生かしたグローバル企業で働ければ」と考え、自動車部品の設計・開発を志望し、内定、入社しました。
入社後は自動車部品の設計・開発を担当し、仕様の机上検討、製図、解析、プロジェクトマネジメント、顧客へのプレゼンテーションに取り組みました。
自動車会社の有名な車種の次期モデルに搭載する部品の受注を獲得するため、コンペに向けた技術的優位性やコスト面でのメリット、次期モデルのさらに先のビジネスを考えるなど、戦略面に関わることにやりがいを感じていました。一方で、入社後分からないことだらけの中で人手不足のためOJTも無く、今では話すことも憚られますが、夜中の2時頃まで図面を描くなど、多忙な日々の中でがむしゃらに仕事をこなしました。
米国での大手OEM向けビジネスの立ち上げに伴い、北米の関連会社に出向し、品質管理やコスト管理、英語による現地スタッフ育成業務も経験しました。北米でもやはり、頼れる上司もなく、ローカルスタッフも他社から転職してきた人ばかりで、設計・開発業務の進め方を無視して暴走状態になる現場を制御するなど、日本では考えられないマネジメントを経験し、さらに設計・開発とは程遠い原価管理も担当することになりました。携わっていた業務の中には、長期的な事業の見通しを検討する案件があり、金融工学の面白さも知りました。
入社して5年程経過したところで自動車メーカーへ転職。「エンジン部品からエンジン、さらには車全体に関わる仕事がしたい」、そして「設計・開発だけではなく、コストも考えたビジネス面での視野を広げたい」という思いからでした。
転職後はコスト管理経験を生かして、原価企画部に配属され、原価企画・原価低減・収益改善を担当しました。当初は今までと同じ原価企画・原価低減だけの業務になると考えていましたが、会社の規模の違いから収益改善も経験することができました。転職して3年程で購買部に異動となり、下請会社の品質向上と監査・改善活動にも携わりました。
今回の転職理由は以下2点です。
・設計・開発、原価管理、購買、品質まで経験し、将来を考えたときに、「経営やビジネス面への視野を広げるため、自動車業界を超えて他業界でのスキルも身に付けたい」と考えたため
・前職でのキャリアアップが遅くなり、年齢的に他の業界に行くタイミングは「今が最後の挑戦」と考えたため
会社の業績が悪く、今後昇進・昇格が遅くなるという予測があったため、挑戦できるタイミングと自分の市場価値を確かめたい、また家族の生活を支えるという意味でも転職活動に挑戦しようと決意しました。
自分が転職活動で軸にしたのは、(1)やりがいがある、(2)収入を上げるという点でした。私の場合、運が大変良かったのか、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの黒澤様が前職のOBであったことから、私の置かれている環境やさらなる昇進・昇格が難しい状況をいち早く理解してもらうことが出来ました。
前職から収入を上げることがなかなか難しい中、商社、海運、コンサルティングファームなどの紹介を黒澤様から受け、結果コンサルティングファーム2社から内定を得ることができました。転職活動では、黒澤様が私の業務に配慮をして、夜20~21時でも打ち合わせしてくださり、時には選考の順番の入れ替えなど作戦を立てていただいて、大変助かりました。
その結果、通常であれば有給休暇を頻繁に取らないと受けられない面接も、業務後の時間帯でWeb面接を組むなど限られた時間の中で効率良く調整してくださり、転職活動を実質1.5ヶ月程で終えられたことは大変感謝しております。
仕事をする上では、やりがいがあることが一番だと考えていますが、同じ業界でも企業によってオファー時の年収や役割が大きく異なり、予想だにしない提示 (希望している役割より1つ下のレイヤーになるなど) が来るという経験をしました。
今回は2社から内定を得ることが出来たため、より高く評価して頂いた企業からの内定を受諾することで納得のいく判断をすることが出来ましたが、面接時に自分が望む役割をきちんと伝えることはとても大切だと感じました。
新たな職場は今までとは異なる環境で、より実力主義的な環境になると考えています。これからさらなるキャリアアップを目指し、努力を惜しまず研鑽していきたいと思います。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。