【電力系会社】
総務部門 主任
【国家公務員】
中央官庁 霞ヶ関勤務 一般職(係長)
田辺 良子 氏 34歳 / 女性
学歴:私立高校 卒
国立大学 理学部 卒
中学校・高等学校教諭一種免許
基本情報技術者
FP2級
(株)エリートネットワーク様のご支援で、この度、転職先とのご縁を頂けました。転職カウンセラーの篠原様はじめエリートネットワークの皆様に厚く御礼申し上げます。
当時は面接に自信が無かったため、筆記試験である程度ふるいにかかる公務員に絞って就活しました。
その中でも、色々なスキルが身に付きそうだと思い、2年で異動が通例となっている国家公務員を目指しました。
また、当時は、出世していくよりは縁の下の力持ちとして実務に励む方が性に合っているだろうと思い、一般職を志望しました。
約12年間で、許認可、業界監督、予算・会計・補助金業務、会合運営、陳情・国会・マスコミ対応、広報活動、総括業務等、多岐にわたる業務を経験し、その業界もバラバラでした。
上司が体調不良等で不在だったり機能していなかった時期には、役職を超える業務も行っておりました。
今回の転職活動時に新しい環境への対応力がアピールできたので、良かったと思います。
前職の業務内容には心からやりがいを感じておりましたが、給料に見合ってなく、頑張る人ほど損をする職場だと思ったからです。
20代半ばまでは自らブラックな働き方をしていたように思います。
夫との出会いがきっかけで20代後半から程よく肩の力が抜け、以前より仕事のパフォーマンスがぐんと上がりました。後輩や同僚が帰りやすいよう時間内に仕事を終わらようという意識もつきました。
家族との時間も大切にしたく、全力で業務効率化や自己研鑽をして時間当たりの稼働率を上げ、残業を減らしておりましたが、マルチタスクでミスなくスピーディーに業務をこなす必要があることから、残業するよりもよほど疲労感がありました。
そして、残業を減らすことで余裕があるとみなされ、業務がどんどん増えていき、疲労感は年々増していきました。気づけば、常に複数人数分の業務を担当するようになっていました。
自分と同じように稼働率を上げようとしている人も一部はいましたが、多数は20代前半の頃の自分のように残業を重ねることで対応しており、彼らは、残業代分(役職によりますが月16万円以上)、私より給料が高い状態でした。彼ら以上の評価を制度上は頂いておりましたが、勤勉手当だけでは彼らの残業代に及びませんでした。
研修制度や福利厚生を使おうにも、目の前の仕事に追われ、とても申請する余裕はありませんでした。
また、かつては、激務ポストとそうでないポストとを交互に配属させることで職員のモチベーションを保たせる文化があったように思いますが、近年は頑張る職員ほど激務ポストが連続していました。
私も、上長や人事担当には常に異動希望等を出していましたが叶わず、直近(2年前)の配属先も、前任とその部下が業務量を理由に体を壊して休職しており、着任初日から大量の仕事が降りかかるポストでした。
ディスプレイ等の備品も無く机もほこりだらけで「定時に帰宅したい日は事前に知らせること。いかなる場合も国会等突発的対応は責任を持つこと」等が記載された書面が配られました。配属2日目で、基本定時内しか対応できないと上長に相談しましたが、上長はわかったと言うのみで結局業務量も部署も変わりませんでした。
エリートネットワーク様と出会ったのはそのポストから異動する3か月前です。
同じ課の同僚が2年経たずに異動していく中、異動したいと言い続けた自分が唯一課に残り、ちょうど政治案件も炎上している時期に班の半分が新規採用職員に変わり、実質手が減り、新人指導業務も増え、さすがに回らない状態になっていた時、上長から「あと3ヶ月で異動だから(耐えて)」と言われ、「この職場は最後の最後まで搾り取ろうとするのだ」と転職を決意できました。
すぐ転職サイトに登録して、篠原様と出会えました。
前述の転職理由から、
・前職より年収が下がらないこと
・前職より家族との時間が確保できること 又は 前職より拘束時間が増えても年収がそれなりに上がること
・前職より疲労しないこと 又は 前職より疲労しても年収がそれなりに上がること
・評価が給料等に反映されること
を最終ポイントに見据えつつ、自身の市場価値に自信も無かったので、業界や職種はこだわらずに広くエントリーしました。
篠原様には、職務経歴書へのアドバイスから、応募先との面接スケジュール調整や内定後の承諾期日延長の交渉まで、幅広く対応して頂き、スムーズに活動を進めることができました。本当に感謝しております。
私の場合、初の民間企業への就職活動だったので、色々初歩的な相談も多かったと思いますが、常に親切にご助言頂けて、大変心強かったです。
また、前職が前述のような状況で時間の確保が難しい場面も多かったのですが、1時間だけ中抜けしてはエリートネットワーク様のオフィスの1室をお借りしてオンライン面接に対応させて頂いておりました。場所までご用意頂き改めて感謝申し上げます。
最終的に複数の内定を頂けて、絞った末に
A 前職より拘束時間が増えるが、疲労感はマシになり年収が上がる会社
B 前職より拘束時間が増えるかもしれなく疲労感も変わらないかもしれないが、業務内容が興味深く年収も上がる会社
C 前職より家族との時間が確保できて疲労感もマシになり、A・B程では無いが年収が上がる会社
で悩みましたが、家族と相談してCにしました。
ここでも、篠原様には自分では聞きにくい処遇面等を先方から聞き取って頂き、大変ありがたかったです。
他の国家公務員の方の体験記から、転職活動より退職調整が難航するのではないかと思っていましたが、私の場合は残念だと言われるのみで理由も聞かれずにすんなりと退職が決まりました。
なお、引き留めの余地を作らせないよう、上長へは「◯月◯日付で転職先への入社が決定しましたので、△月末付で退職手続きを進めさせて頂ければと思います。□日から有給消化予定です。本当にありがとうございました。あとは人事担当と具体的な退職手続きを進めたいと考えております。」と、人事担当へは「◯月◯日付で転職先への入社が決定しましたので、△月末付で退職手続きをお願い申し上げます。」とお伝えしました。
また、人事異動時期にあわせて退職できるように転職活動をしておりました。
新しい場所で「転職して良かった」と心から思えるように、また、「この人を採用して良かった」と思って頂けるように(それがエリートネットワーク様への恩返しになると思っております)、全力で働きたいと思っております。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。