【東証プライム上場 日本最大級の発電会社】
財務戦略部 収支管理グループ 各種プロジェクトの企画立案・推進
【日本の大手生命保険会社】
営業部 個人保険営業職
→主計部 収益管理グループ 予実管理・策定等
→代理店業務部 労務管理、人事評価、人事制度検討、採用等
山元 里菜 氏 29歳 / 女性
学歴:山梨県の市立高等学校 卒
早稲田大学 商学部 卒
TOEIC 755点
AFP(Affiliated Financial Planner)
就職活動では海外と関わることができる仕事、海外と日本をつなぐ仕事に就きたいという思いから、海外での売り上げシェアの高いメーカーや商社、航空会社の総合職を中心に受けていました。
一方、ライフイベントがあっても長く働き続けたいという思いが強く、また大学で学んでいた金融関係の業務にも興味がありました。
最終的に、働き続けられる・海外部門にもチャレンジができる・金融に関する仕事ができる、この3点が実現できると思い国内の大手生命保険会社に就職しました。
入社した保険会社では3つの部署を経験しました。
初期配属は研修期間のような位置づけで営業部に配属となり、個人営業職に従事しました。
お客様の中には保険を毛嫌いする人も多く、当時はかなりしんどい局面が多かったですが、目標達成への計画・実行力やお客様との信頼関係の築き方など、その後に活きる基本的なスキルや辛い時期を自分なりに乗り越える忍耐強さを身に付けることができました。
また、何よりも自分の頑張りが結果(数字)として表れることに嬉しさを感じた時期でもありました。
その後、コーポレート部門の本社主計部へ異動となり、予実管理や決算分析など会社の費用をコントロールする業務に携わりました。
会社の利益拡大に向け、いかに費用を抑え費用対効果を高めるか、ということを意識し、日々数字とエクセルに向き合う日々でしたが、何をするにも欠かせないおカネに携わっている、自分が管理している数字や分析内容が会社資料や社長への報告資料に使われ、経営に携わっている、という点が大きなやりがいとなっていました。
経験を積むうちに任される仕事も増え、今後は身に付けた知識やスキルを活かし、就活当時から興味があった海外事業に携わる仕事がしたい、という気持ちが強くなっていきました。
2度目の異動では代理店営業の部門の人事チームに異動となり、これまでとは全く違う労務管理や人事、採用などの業務に携わることとなりました。
もともと主計部での経験を活かし海外部門にて事業管理を行いたいという希望を出していましたが、そもそもドメスティックな会社で海外部門はあったものの規模が小さく、ポストも少なかったので実現しませんでした。
もちろんこの部署でも学ぶことは沢山ありましたが、今後のキャリア・チャレンジしたい事を考えた時に、海外事業に携われるキャリアパスが少ないこの環境で、働き続けることににモヤモヤすることが増えた年でもありました。
入社7年目のタイミングで上位職への登用研修があり、研修が近づくにつれ、私はこの会社でずっと働き続けたいのか?私は何がしたいのか?、という漠然な悩みを抱えるようになったことがきっかけで、転職を意識するようになりました。
年次が上がるにつれて自分の働きが評価され、裁量のある仕事をすることも増え、また社内の知り合いも増えたことで仕事がかなり進めやすくなったこともあり、落ち着いた会社生活を送っていました。
一方で、就活当初から海外事業に携わりたいという思いがあったため、国内事業がメインであり、全体的に海外事業に関心がある人が少ない環境ということを入社後に知り、そんな環境に身を置き続けることにずっとモヤモヤしていました。
上位職への登用研修がある入社7年目という節目に、仕事・結婚・出産など今後起こりうる人生を想像する中で、今の会社生活の何が不安なのか、何がしたいのか、ということを何度も考えました。
そして、人生の大半を仕事が占めているのに、このままやりたいことを諦めモヤモヤを抱えながら働くことはできない!と思い転職活動に踏み切ることにしました。
転職において、勤務地や年収、福利厚生など気にすることはいくつかありましたが、その中でも、自分のやりたいことにチャレンジできる環境があるか、実現できるキャリアパスがあるか、という点を特に重視しました。
私は、「経理財務の専門性を高め会社の経営管理に携わりたい」「海外事業に携わり、英語を使って仕事をしたい」「将来的に海外駐在をしたい」という3点が仕事で主にやりたい事だったため、この3点が実現可能なのか、という視点で求人案件を確認したり面接で質問しました。
もちろん、年収は今と同水準かそれ以上が望ましいです。
ですが、お金のためにただ淡々と目の前の仕事を機械的にこなし何となく日々が過ぎていくこと、やりたいことにチャレンジすらできない会社に居続けることよりは、多少年収が下がっても目標をもって仕事に励むことができることの方が、働く意味があると思い、年収ではなく、仕事内容・キャリアパスにこだわって転職活動を行いました。
実際、転職先の企業は、一次面接で志望度がさらに高まり、内定がもらえたら迷わず入社したい!と思っていましたが、最終面接が終わってから、「そういえば年収ってどのくらいなんだろう…」と初めて年収のことを気にしたくらいでした。
転職活動を振り返り特に大事だな、と思ったことは2点あります。
まず1点目は「なぜ転職したいか、今の会社の何が嫌なのか」をしっかり整理し、自分と向き合うことの大切さです。
私は、転職活動をするにあたって、転職したい理由、自分は何がしたいのか、など、自分の中にあるモヤモヤをひたすら書き出しました。
そうすることで、自然とどういう会社に行きたいのか、自分は将来どうなりたいのか、ということが整理され、面接でも転職のきっかけや思い描くキャリアについて自信を持って話すことができました。
「そんなの当たり前じゃん」と思う人が大半かもしれませんが、ただ漠然と今の会社が嫌だ!という気持ちだけで転職したとしても、同じような理由で転職先も嫌になる日が来るのではないかと私は思います。
自身のキャリアビジョンも明確になり、納得のいく転職活動にもつなげるため非常に重要なことだと思います。
2点目は、エージェントは納得いくまで選ぶことです。
エージェントは伴走してくれる大切な存在で、エージェントがいることの安心感は転職活動をする上で非常に大事だなと痛感しました。
転職活動を始めて1か月は色々なエージェントと面談をしましたが、なかなかピンとくる人がおらず、私の転職活動大丈夫か…、と心配になるほどでした。
そんな時に(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの篠原さんと面談をし、他のエージェントとは違い30分でとても中身のある面談ができたこと、私が転職先に求めることをわかりやすく整理してくださったことなどから、絶対篠原さんに全てお願いしよう、とすぐに決めました。
実際に求人案件を紹介してもらっても、興味のある求人ばかりでした。
その後も、仕事でなかなか転職活動に時間を割くことができない中でスケジュールを調整いただいたり、面接対策では、その企業の事業内容でわからないことがあったら様々な情報提供をしてくださったりと、沢山のフォローをしていただきました。
面接後は企業に対し援護射撃をしていただくなど、篠原さんに伴走していただいたお陰で無事転職することができたと思っています。
ぜひ転職活動を始める際は納得のいくエージェントを見つけてください。(エリートネットワーク様は本当におすすめです!)
転職先では財務に関する仕事をすることになりますが、私の場合は少しブランクがあるため、早急にキャッチアップしていく必要があります。
転職してしばらくは大変な時期が続くかもしれませんが、常に目標をもち、自己研鑽に励み、やりたいことを実現できるように全力で頑張っていきたいと思います。
働くことに対してすごく久しぶりにわくわくしています。
この気持ちを忘れずに、転職先でやりたいことを実現できるよう励んでいきたいです。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。