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建設業経理士1級32歳。スーパーゼネコンの現場事務から、転勤避けたく財閥系重機械メーカーの経理財務職へ

建設業経理士1級32歳。スーパーゼネコンの現場事務から、転勤避けたく財閥系重機械メーカーの経理財務職へ

No.1549
  • 現職

    【東証プライム上場 財閥系 総合重機械メーカー】
    業務部門 特殊機械サービス部の財務経理職(防衛装備品製造業を営むグループ会社へ出向)

  • 前職

    【東証プライム上場 スーパーゼネコン】
    支店管内作業所 事務主任 経理業務を中心とした現場事務職

土松 健太郎 氏 32歳 / 男性

学歴:私立 高等学校 卒
国立大学 卒
国立大学大学院 修了
1級建設業経理士
ビジネス法務検定3級
環境社会検定試験(eco検定)

① 新卒での就職活動

大学時代、体育会アメリカンフットボール部副将を務め、その際にそれぞれ専門性の異なる各ポジションのメンバーを1つにまとめ、勝利という目標に邁進するという経験をした。
各ポジションをまとめあげるには部員一人一人と深いコミュニケーションを図り、各々の意見をすり合わせる必要があった。
そのような経験に面白さを感じたため、新卒就職活動時には「多くの人々とコミュニケーションをとりながら1つの目標に向かう」職業を志望し、多くの専門工事業者を取りまとめて1つの建築物を造り上げるスーパーゼネコンに入社した。

② 入社した会社・部門での担当業務

担当業務は、主に工事現場における事務職として、多数の現場を兼務しながら、施工管理以外の仕事である経理、法務、総務等に幅広く従事した。
具体的には、経理においては収支管理、決算報告、各種監査対応、法務においては各種契約書の作成、総務においては労務時間管理等の労務業務も行った。
その中でも、特に経理業務においては建設業経理士1級を取得し、経理関係の知識を習得できたと感じている。
また、事務業務の中には、工事現場の責任者である作業所長を筆頭に多数の工事社員や支店管理部等と密にコミュニケーションを図りながら方向性をすり合わせていくような事象が発生するため、その都度コミュニケーションを取りながら落としどころを見極めていくスキルを習得できたと考える。

③ 転職に至ったきっかけ

現場事務を行っていく中で、施工管理以外の業務(経理、法務、総務)を幅広く行い、その中でも物事(工事進捗度等)を定量化し、決算業務や物件の新規獲得フォローのような経理関係の仕事に面白さを感じたため、経理関係の仕事を中心に行いたいと考えた。
また、現場事務は人と関わりながら仕事を進めることはできるが、物件の早期完成を求められる建設業の特性上、工事現場内では1つ1つの事象に対して対応する時間が少なく、場当たり的な対応になることもあった。
上記2点から、腰を据えて1つ1つの数字に向き合いながら経理関係の仕事を行い、そこからスキルアップして、面白さを感じた新規獲得フォローのような案件を大きなスケールで行ってみたいと考えて転職活動を行った。

④ 自身が譲れなかった事柄、逆に、譲った点

【譲れなかった点】
・コミュニケーションを多く取れるような職場環境であること
・時間外労働、休日出勤が少ないこと(前職は時間外労働が多かったため、家族との時間を取れることを優先したいと考えた)
・会社都合による転勤が少ないこと(前職は全国転勤があり、会社都合で突然の転勤が発生する可能性が大きかったため、人生設計をするにあたり、難しさを感じていた)

【譲った点】
・年収が多少下がることは覚悟の上、転職活動を行った

⑤ 転職活動を通じて学んだ点

転職活動を始めた際はそもそも転職活動の進め方もわからず、ひとまずスカウトシステムに登録した。
多数の転職エージェントから面談のオファーがあり、その内の一人である(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの黒澤様を頼ろうと考えた。(何社もの有名企業の求人案件を付けたオファーであったため。)
黒澤様より転職活動の進め方、自らの「こだわり」を明確にすること、面接対策等を教えて頂き、転職活動を進めていった。
不安なことが少しでもあった際は、黒澤様にすぐ電話し、不安を解消した。

当初、面接自体は緊張することもあったが、選考を進めていく中で面白さも生まれた。最終的には第一志望の企業より内定を頂き、全体を通じて楽しく転職活動ができたと考える。
転職先企業選びで重要であると感じたことは2点あり、「書類選考→ 一次面接→ 最終面接と進む中で各企業の志望度の序列をつけること」と「面接をする中で企業の "風土" をできる限り把握すること」であった。

⑥ 最後に

これから新しい環境で業務にあたることに不安もあるが、第一志望の企業より評価されて内定を頂いたので、誠心誠意仕事を進めていきたいと考えている。

最後に、転職活動中、多大なご支援を頂いたエリートネットワーク黒澤様には、感謝してもし足りない。

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