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メーカー向け輸入機器の法人営業職女性、中堅専門商社から創業150年の財閥系非鉄金属メーカーへ

メーカー向け輸入機器の法人営業職女性、中堅専門商社から創業150年の財閥系非鉄金属メーカーへ

No.1532
  • 現職

    【東証プライム上場 財閥系 創業150年 非鉄金属メーカー】
    電子材料事業部 営業部 営業担当

  • 前職

    【人材派遣・人材紹介会社】
    人材紹介事業部 スカウティング担当

    【産業機械等を扱う専門商社】
    東日本支社 営業本部 海外メーカーからの輸入製品(計測・分析・試験機器等)の法人営業

守屋 千紗 氏 26歳 / 女性

学歴:岐阜県立 岐阜高等学校 卒
早稲田大学 教育学部 英語英文学科 卒
TOEIC735点
社内営業本部 本部長賞 受賞

① 新卒での就職活動の志向

新卒での就職活動では、当時、インターンとして働いていた人材会社から早々に内定をもらっていたので、そちらに入社することにしました。

数ある人材会社の中でインターン先の企業を選んだ理由としては、女性のキャリア支援に対し特に力を入れていた点に社会貢献性を感じたためです。
大学時代に所属していたゼミの教授から、ジェンダーやダイバーシティについて学んでいました。
過去と比較したら、現代では社会で活躍されている女性は増えていますが、女性には出産・育児等により、フルタイムで仕事ができない方も未だ多くいらっしゃるのが現実です。

当時働いていた会社は、スキルはあるのに社会復帰しにくい方のために「時短勤務」をメインとした求人を提供するサービスを展開し、現代の社会課題にアプローチしており、私自身も一緒に事業を成長させていきたいと思っておりました。

② 入社した会社での担当業務、体得したスキル

▼1社目
人材会社の人材紹介事業部(転職斡旋)にて、スカウティング業務を担当しておりました。
企業様から頂いた求人情報に沿って、登録者のデータベースから求人に合った人材を検索し、気になる人材に直接メッセージを送る業務です。
具体的には求人読み込み、ペルソナ設定、ターゲットに刺さりそうなメッセージ作成、データベースに登録している求職者へのメール送信です。

社会人1年目且つ1年しか在職していなかったということもあり、正直特別なスキルが身に付いたとは思いません(笑)。
ただ、ベンチャー企業ということもあり、成果を出すための考え方や、社会人として成果を出さなければならないことの重要性等、社会人マインドは1年で大分鍛えられたかと思います。

▼2社目
石油、石油化学、ガスメーカー向けに、海外製の産業機器を輸入販売する専門商社にて法人営業職をしておりました。
お客様から製品についてのお問い合わせを頂いたら、プラントへ伺い、設備担当の方にどんな機器を希望されているのかをヒアリングし、製品提案をしておりました。
営業職はこの時が初めてでしたので、法人営業の基礎を学べたことはもちろん、製品知識、原価計算の重要性、見積書の見せ方、値引き交渉等、営業として多くのことを学びました。
また、伝え方一つでお客様が納得してくれたり、逆に怒らせてしまったり等、言葉選び(表現の仕方)の重要性も実感しました。
私は正直にものを言う(伝えることを優先し過ぎて言葉を選ばない)癖があったので、表現の仕方を覚えるまで時間が掛かりました。

また、営業職は社内で一番多くの部署と関わり、仕事を進めていく職種だと思います。
お客様だけでなく、社内でも多くの人に応援してもらえるよう、一生懸命業務に取り組み、自分が関わることでより案件を進めやすくなるよう努力しました。
お陰で、何か困ったことがあった時や、案件の相談をしたい時は、社内の色々な方が助けてくれて、仕事が進めやすいと感じていました。

③ 転職に至ったきっかけ

1社目の人材会社が、残業過多な上、営業職へのJOBチェンジが叶わなかったため、元々興味のあった製造業で営業職としてチャレンジしたいと思い、一度目の転職をしました。

2社目では、扱っているものが主に海外製品で、且つ専門性の高い製品だったため、製品を横流しに販売する商社営業というよりは、メーカー的な立場で製品説明、仕様打ち合わせ、トラブル対応等をする方が多かったです。
お客様とやり取りをしていく中で、ご要望や不具合等のお声を頂いた際に、私たち商社という立ち位置ではどうすることもできない、ただその情報をメーカーへ横流しすることしかできない、自分たちはメーカーの回答ありきで動いていくという状況について、少なからずもどかしさを感じるようになりました。
もっと販売する製品に対して深く関わっていきたい、且つその販売する製品が高い技術力と多くの実績を持っており、私自身も誇りを持って売れる製品だったらどんなにやりがいのある仕事だろうと思い、そういった環境で働きたいという思いが強くなり、二度目の転職を決意致しました。

④ こだわった事柄、逆に、こだわりを捨てた点

▼こだわった点・譲れなかった点
1. メーカー
販売する製品により深く関わっていきたかったためです。
2. 大手企業
将来のことを考え、福利厚生が手厚い企業中心に検討しました。

▼こだわりを捨てた点
・年収UP
結果的に、転職先の年収は前職と変わりありませんでした。
しかし、自分が絶対入りたいと思った会社で自分の実現したいことが叶えられるので、大幅アップのこだわりは捨てました。
また、福利厚生で住宅手当が頂けるので、年収は変わりませんが、結果として経済的な余裕ができるので十分だなと感じます。
転職先でキャリアを積んで、昇給できるように頑張ります。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点、反省点

【気づいた点】
自己分析を真剣に行ったことがなかったため、今まで自分の経験や思考について第三者に話すことは苦手でした。
自分のことを知らないからこそ、根拠も無く自分は人と比べて劣っているのではないか、面接を受けても通らないのではないかと感じることもありました。
しかし、今回の転職を機に自分自身と真剣に深く向き合い、理想、強み・弱み、自分が乗り越えてきた経験を言語化した結果、堂々と面接の際に自分を表現することができるようになりました

複数社面接を受け、面接が通過した際は、将来の可能性が広がる感じや、自分の経験が認められた感じがして、転職活動に留まらず、人生においても自信になったと思います
逆に面接で落ちてしまった際も、一生懸命自分と向き合った結果の不採用ですので、結局働いても合わなかっただろうと割り切ることもできました。

【反省点】
無いです!
妥協せずにやり切って良かったと思っています。

⑥ 次の職場への意気込み

1社目も2社目も比較的ニッチな事業・製品に携わっておりましたが、次の企業は世界的にも成長しているマーケットで働くことになります。
大きなマーケットの中で、着実に売り上げを作れる法人営業職として活躍するために、日々製品知識の習得や、営業方法について学んでいきたいと思います。

今は新しい会社で働けることにわくわくしてます!

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