完成車メーカーの技術者、東京勤務にこだわりコンサルタントへの転身

完成車メーカーの技術者、東京勤務にこだわりコンサルタントへの転身

No.1317
  • 現職

    会計系 コンサルティングファーム コンサルタント

  • 前職

    一部上場 完成車メーカー 生産技術部 生産技術職

桶本 康太 氏 27歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 卒
TOEIC 690点

・就活時の企業選び

大学の理工学部で学んでいた私は、先輩の進路や周りの雰囲気から「大学院に行ってから就職するのかな」と考えていました。そんな私が学卒で就活・就職したきっかけは、学部3年の秋、当時海外旅行が趣味だったことから興味を持った航空会社のインターンに合格したことでした。もしかしたら、採用の本選考で有利になるかも……という邪な気持ちから、就活するなら1社だけでなく練習がてら他の企業も受けてみよう、もし今回うまくいかなくても大学院でもう一回就活すればいい、と私の就活が始まりました。

航空業界のほかには、もともと乗り物・モノづくりが好き、ということで自動車メーカーを主に志望しました。自己分析・企業分析の事前準備や、就活に対する意気込みも不足していた中では当然かもしれませんが、結果、航空業界は全滅。運良く前職の完成車メーカーから内定をいただくことができました。

・前職での担当業務など

入社すると、地方にある車両組立工場の生産技術部に配属されました。ここでは、より良い品質の車をより安く・早く作ることを目的に、設計や部品メーカーと協力し新型車の車両構造開発を行うとともに、生産ラインの作業改善、レイアウト検討、設備仕様検討・導入といった生産準備業務に携わりました。

1台の試作車をチームメンバーでイチから組み立て、その車を無事始動させることができた際は、非常に感動したのを覚えています。また、自身が担当した車を街中で見るとついつい目で追ってしまうなど、仕事自体は非常に楽しく誇りを持っていました。

・転職を考えたきっかけ

仕事内容や人間関係に大きな不満はなかったのですが、社内異動が少なく、配属された部署で同じような仕事を続けていくため、自分の視野が狭くなってしまうことに不安を抱いたのが転職を考えたきっかけです。また、私自身が東京出身で、就職で初めて地方での生活を始めたことも転職を考える一因となりました。

地方では、東京と比べると教育・スポーツ・娯楽・文化等の様々な面で選択肢が限られることを目の当たりにしました。もちろんそれを理解したうえで就職したつもりでしたが、自分の予想以上に東京が恵まれている環境だったことに今更ながら気が付きました。

将来自分に子供ができた際、親が自分にやってくれたように、子供に色いろな体験をさせてあげたいと思い、都内近郊での勤務を考えるようになりました。

・転職活動

転職活動で自分が重要視していた譲れないポイントは以下の3つです。
・前職の経験を活かしながら、より業務の幅を広げたい
・東京近郊を拠点に仕事ができる
・給料は現状維持orアップ

当初、大手転職サイトに登録しましたが、条件外の求人案件が一方的に大量に送られてくるだけで、なかなか興味を引くような求人案件に出会うことができませんでした。そんな折にご連絡いただいたのが、エリートネットワークの転職カウンセラー保坂さんでした。
保坂さん自身も理工系出身でメーカーに就職、地方工場配属、そこから転職したというバックボーンで、私の状況と非常に似ていたことを覚えています。

保坂さんとの面談を通じて、「(自動車に限らず)メーカーの生産製造技術」または「製造業向けコンサルタント」という2軸で転職活動をしていくことを決めました。
まずメーカーの求人案件について、複数ご紹介いただいたものの、「勤務地×給料」を両立するものがありませんでした。保坂さんからは「条件を妥協して他メーカーに転職するぐらいであれば、前職に留まった方がいいのでは?」との助言もあり、他メーカーへの転職は断念しました。(条件を満たす求人案件を探してくるのがエージェントの仕事かもしれませんが、正直に「今は求人案件がない。であれば、今の会社に残った方がいい」と言ってくれたところが、個人的に信頼できるかな、と感じた点です。)

一方コンサルについては、生産技術で生産性改善を手掛けた経験はニーズが高く、未経験でもチャンスがあることを説明いただきました。勤務地と給料についても希望を満たす案件をご紹介いただき、選考はコンサルに絞って行いました。

選考にあたっても、保坂さんと電話・メールを通じ、職務経歴書のブラッシュアップ、応募先の傾向を踏まえた想定問答の作成・添削をいただき、落ち着いて選考に臨むことができました。その結果、3社から内定をいただくことができました。

・おわりに

正直に言うと、異業種への挑戦、前職での地位や人間関係が0になるなどの不安から、どの内定先を選ぶか以上に「転職するかどうか」で最後まで悩みました。その時に大事だと思ったことが2つあります。

1つ目は、自分の仕事選びのポイントをずらさないことです。応募・選考を進める中で、仕事内容・福利厚生・WLB、人間関係……等、色いろな点に目移りしてしまいます。
ですが、最後はある意味ドライに自分が最重要視する項目で判断すべきかと思います。
2つ目は、自分が決めた道で努力することです。新卒でも第1希望の就職先ではなかったものの、そこで頑張ると決め、配属先でやりがいを見つけ仕事をしてきました。未来のことはわかりませんが、目の前のことを1つ1つやり切っていくことで、自分の選んだ道を正解にしていくことができると思っています。

この『転職体験記』は転職先から内定をいただいて、入社するまでの間に書いています。
もっと大人になって振り返った時に、この判断が正解だったと言えるよう、私自身も日々精進したいと思っています。

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