本日現在:1206 転職体験記
No.819

地元の地銀を退職後、(東京での) 遠距離転職活動に成功

前職
一部上場 地方銀行 本店営業部 窓口営業課
現職
一部上場企業グループのエネルギー会社 経営企画部門 経理担当
水沢 由里 氏 / 25歳
北海道大学 法学部 法学課程 卒
証券外務員一種
銀行業務検定 法務2級
ファイナンシャル・プランナー3級
シニア・コンプライアンス・オフィサー検定合格

新卒での入社

私は大学卒業後、地元の地方銀行へ入行しました。銀行を選択したのは、元々インフラに興味があったため、金融インフラという点で銀行に魅力を感じていたからです。銀行で色々な業務を経験しながら、ゆくゆくは法人融資を担当したいと思っていました。もちろんこの時点では転職など一切考えておらず、自分はこの会社で定年まで勤め上げるのだという気持ちでいっぱいでした。

しかし実際に入行してみると男性社会という風潮がかなり強く、女性は総合職であっても役割が限定的でした。また個人営業を担当する中で、自分は営業職よりも内部の仕事の方が得意だと感じ始めました。三年間勤務しましたが、自分に銀行は向いていないのではないかと思う場面が増えました。また地元にはあまり条件の良い魅力的な求人が無いため、首都圏への転職を考えるようになりました。

(株)エリートネットワークさんとの出会い

転職を考えるようになって、最初に転職サイト数社に登録しました。最初は転職エージェントという存在も知らなかったため、大手の広告掲載サイトに登録しました。しかし求人数が膨大で、検索しても応募要件を満たしていなかったり……ということが多く、また地方在住であったため首都圏の事情もよく分からないということもあり応募にまで至りませんでした。仕事に身が入らず、かといって転職活動を精力的に行うでもなく、という中途半端な状態が続いていました。

そんな時、少し前に退職した元同僚と話す機会がありました。その同僚は地方から東京への転職に成功していたので、どういう転職活動を行ったのか尋ねました。その時に元同僚から勧められた転職サイトのひとつが(株)エリートネットワーク様でした。

カウンセリング、退職へ

元同僚の勧めた転職サイトに登録したところ、(株)エリートネットワーク様を含む、数社から面談の案内を頂きました。地方在住のため電話面談となりましたが、(株)エリートネットワーク様のみ、Skype面談でした。最初は、Skypeは少し面倒かと思いましたが、実際に面談してみると電話面談と違い相手の顔が見える分、電話面談よりも安心感がありました。担当して下さった転職カウンセラーの小中出さんは、出身大学も同じで年齢も割と近かったこともあり、とても話し易かったです。

本気で転職を考えていること、しかし大した職歴やスキルもなく、何か資格がある訳でもなく、TOEICすら未受験。おまけに地方在住であり、休暇も一ヶ月に一度取れるか取れないか。そんな自分が転職なんて出来るのかという不安をお話ししました。小中出さんの回答は 「転職は出来るし、しっかりとサポートさせてもらう。ただ今の状況だと、在職中のままでは難しいと思う」 というものでした。

離職してからの転職活動というのは私も何度か考えたことがありました。しかしインターネット上では 「離職してからの活動はリスクが高く、また離職期間が長引くと選考も不利になる」 といった記述が多く、今一歩踏み出せずにいました。
小中出さんは 「現在の状況のままで首都圏への転職活動は難しい。離職期間については地方在住という正当な理由があるため、そこまで不利に働くことはないと思う。勿論こちらでサポートさせてもらうので、一旦退職することも検討してみてはどうか」 と仰いました。少し考えさせて欲しいということで初回の面談を終えました。

実際問題として今の自分の環境では、在職中の転職活動というのは難しいことは理解していました。しかし、辞めてしまってから仕事が見つからなかったらどうしよう という不安はとても大きいものでした。暫く悩みましたが、やはり在籍しながらの転職活動は現実的でないこと、小中出さんの真摯な態度と 「しっかりサポートする」 という言葉を信じようという思いから、三年三ヶ月勤めた地方銀行を退職、転職活動に専念することを決めました。

転職活動

退職を会社に伝えてから一ヶ月間は勤務しなければならなかったため、その間に必要書類の作成と、応募企業のピックアップを行いました。
職務経歴書という書類も聞いたことすらなかったのですが、サンプルを参考に作成し、小中出さんに添削して頂きました。応募企業については、正直なところあまりイメージが出来ていませんでした。自分のやりたいこと、自分が出来ることが自分でも分からないまま退職と転職を決めてしまったのですが、小中出さんは私の曖昧な意向を上手く汲んで下さり、色々な業界の企業を提案して下さいました。中には自分の知らなかったような業界や仕事も多く、視野が広がったように思います。結局業界はあまり絞らず、営業職以外の仕事で女性も活躍している会社をピックアップして頂きました。

応募先でこだわった点は、女性でも実力次第でしっかり活躍できるという点と、働き易さの二点です。前者は私が転職を考えた理由だったのと、後者は今後長く働き続けたいと思っていたからです。中には今後更に転職をして、どんどんキャリアアップしていきたいという方もいると思いますが、私は可能であれば次の職場でできるだけ長く働きたいと思っていましたし、将来再度転職するということはあまり考えていませんでした。

女性は人生で結婚、出産など大きなイベントがある可能性もあります。そういった時に退職という形をとらず、産休や育休後に再度復帰できること、またあまり長時間の労働でないことは重要な項目だと考えました。
在職中に書類を整え応募し、退職後すぐ面接出来るようなスケジュールを組み転職活動を開始しました。

面接に関して

初めての面接は退職後すぐでした。対策といっても何をしていいか分からなかったのですが、小中出さんは頻繁に電話をして下さり、志望動機や自己紹介の内容について具体的にアドバイスをして下さいました。特に 「面接する企業のホームページをしっかり読み込むこと」 は重要だと教えて頂きました。企業のホームページにはかなり多くの情報が載っているので、面接最後の逆質問対策になります。

突然 「最後にそちらから質問はありますか?」 と聞かれても緊張などもあり上手く答えられないので、面接に行く前にしっかりと何を聞くか考えてから面接に臨むことが、私にとってはかなり大切でした。用意していた質問が少ないと、面接中に先に面接官から説明されてしまい、質問することに困ったことも何度かありました。慣れないうちは小中出さんに 「どういうことを質問すればいいですか?」 などかなり初歩的な質問ばかりしてしまいましたが、小中出さんは丁寧にアドバイスをして下さいました。

面接日程については、面接日を集中する様に調整してもらい、一日〜三日で複数社の面接を行いました。私は地方在住のため新幹線で面接に向かったので、交通費がなるべくかからないよう配慮して頂きました。なるべく転職費用を抑えたかったので、滞在中は東京在住の友人宅に泊めてもらう、時間に余裕がある時は高速バスを使うなどしました。もちろん毎回新幹線で往復し、ホテルに宿泊するのがコンディションとしてはベストです。しかし私は退職しており収入がありません。貯金はありましたが、万一転職活動が長期化したら……という不安もあり、自分の体力と相談しながらスケジュールを立てました。結果、事前に想定していたよりもかなり費用は抑えることができました。

小中出さんとは面接前、面接後と必ず連絡を取り合いました。面接前は 「この企業ではどういうことをアピールしたらいいか」 ということや志望動機についてアドバイス頂きました。志望動機については自分で考えたものはかなりあやふやだったり、理由がぼやけてしまったりしていることが多く、その度に小中出さんに添削して頂きました。面接後は、こちらから電話をし、面接の手ごたえや聞かれて困った質問、面接を受けて次に進みたいと思ったかなどを報告しました。困った質問については 「次回の面接で同じ質問をされた時どう答えるか」 という点からしっかり指導して頂きました。

何社かSPIを受験する企業もありました。対策をすればある程度は解けるようになるので (逆に対策をしなければ解けないものが多いです) 対策をしたほうがいいです。自分の所感では、あまり出来がよくなかったなと思った企業も通過していることが殆どだったので、新卒の時ほどシビアではないと思います。

転職活動終了

小中出さんのサポートもあり、いくつか最終面接に進ませてもらうことができました。その中で一社、未経験ですが、経理として内定を頂くことができました。最終面接を受けた企業の中で一番志望度が高い企業でしたので、その時点で転職活動を終了しました。
実はこの企業は、最初は志望度がそこまで高くありませんでした。しかし、面接を進める中で、この企業の雰囲気は自分に合っていそうだ、ここでなら無理なく働けそうだと思うようになりました。

逆に、最初はとても志望度が高かったけれど面接をする中で志望度が下がった企業もありました。企業研究をするうちに興味が出てきたり、面接官の方の雰囲気が自分に合っていたりということもあるので、第二新卒で未経験職種に転職される方は、自分が興味のある分野だけでなく、幅広く受験してみると視野が広がるかもしれません。

また、未経験から経理に配属してもらえるという点も大きなポイントでした。営業職からのキャリアチェンジができたら、と望んでいたので、自分には理想的な職種でした。経理はどこの企業でも必要なポジションですので、将来何かの事情で再度転職する必要が出来た時に武器になると考えたという理由もあり、内定承諾という結論に至りました。

最後に

私が今回採用となったのは、まったくの未経験の職種でした。転職前は 「未経験職種なんて採用してもらえないに決まっている」 と思い込んでいたのですが、自分のアピール次第で門戸は開かれるものだと感じました。
また、地方からの転職ということもあり、不採用の連絡はかなり落ち込みました。高い交通費をかけて東京まで行って、不採用の結果をもらって帰るのは本当に精神的に辛いものがありました。遠方へ何度も足を運んでの転職活動は、想像していたよりもずっとハードでした。しかし、その結果をしっかりと真正面から受け止めることが、今回の採用に繋がったと思っています。小中出さんが細やかなフォローをして下さったので、悪い結果も受け止めることができました。

退職して無職期間ができることも自分にとってはかなりのプレッシャーでした。もちろん転職活動のための時間が十分にとれて、面接の時間帯も融通がきくということはかなり大きなメリットではありました。しかし、もしどこにも受からなかったらどうしよう という不安は簡単に拭い去ることはできません。在籍中の転職活動か、退職後の活動かについては個人の性格や環境に依るところも大きいかと思います。しかし、活動中に 「辞めなければよかった」 と思わないよう、自分でしっかりと悩み決断することが大事だと実感しました。

転職前は、正直なところ転職というものに対するイメージはあまり良くありませんでした。特に地方だと、地元の大手企業に入社したらそこに終身雇用が当たり前という風潮が強かったからです。しかし今回の活動を経て、自分にはまだ沢山の選択肢があったこと、転職は一般的であることを知りました。今までの地元や地銀を飛び出して、色々な企業の方に面接という場で自分を売り込むことは大きな経験になりました。転職せず、ずっと前の職場で勤め続けていたら、きっとまた後悔していたと思います。

新しい仕事は未経験職種なので、きっととても大変だと思います。また住み慣れた地元を離れるということにも不安がない訳ではありません。しかし、今までの経験を活かして、早く自分の思い描くビジョンに到達できるよう努力していこうと思います。
本当にお世話になり、ありがとうございました。

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