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派遣社員のSE、上場企業の情報システム部門の正社員に

派遣社員のSE、上場企業の情報システム部門の正社員に

No.780
  • 現職

    株式上場 エンタテイメント会社 情報システム部門 セキュリティ担当

  • 前職

    SE専門の派遣会社 携帯電話のクレジットシステム アプリ開発

長池 大造 氏 39歳 / 男性

学歴:湘南工科大学 工学部 電気工学科 卒
第一級陸上特殊無線技士
モバイルシステム技術検定二級
情報セキュリティ管理士
三級知的財産管理技能士
情報セキュリティ監査人
ITIL foundation
公認情報システム監査人(CISA)

■要約

転職回数5回の私が、IT派遣の企業から、事業会社の情報システム部に転職することとなりました。

■背景

私は、ベンダー側のSEをしており、テクニカルなスキルが評価され、どこにいても、システム開発に係る用語が日常的に飛び交っているテクニカル集団の中にいます。

私は、以前、セキュリティ分野の業務を担当したことがあります。これ以来、セキュリティに興味があり、オフタイムで、セキュリティとシステム監査について学習を続けていました。その成果として、いくつかのセキュリティ関連の資格やCISA 、ITと関係のある知的財産の国家資格なども取得しました。

■活動に至る

私には、子供がおり、安心を与えていきたいという思いがあります。そして、現職では、将来に渡って、この思いを実現することが難しいと判明したことをきっかけに、転職を考えるようになっていきました。

私は、以前、事業会社側のセキュリティに係るポジションに、派遣で従事したことがあります。そして、そのようなポジションに戻りたいという志望がありました。しかし、この時点では、その手段として、IT派遣企業に在籍すること以外に選択肢があることを知りませんでした。事業会社に入ることを全く予測していませんでした。

私は、転職回数が非常に多かったため、書類選考の時点で、企業から信頼を得ることが難しいだろうと不安を抱えていました。また、現職と同じようなIT派遣への転職では意味がないこと、同じ失敗を繰り返してしまうことに不安がありました。

そのため、過去の経験を活かすことと、更に取得した資格の知識及び将来の方向性、この二つが合致するように両面から、狭い範囲を自分は志望しなければならないと覚悟していました。

■活動の前半

私は、転職エージェント数社にカウンセリングを申し込みました。その中で選考書類を通るために書類づくりに重きを置いて、活動の準備をすることから始めました。

実際には、仕事が多忙のため、まったく活動はできない状況でした。その間に、各エージェントから届く情報だけが蓄積されていき、その情報を見ると、自分の方針と合うものが、無いことが分かってきました。

私は、本来やりたい分野が定まっていたので、そこに焦点を絞って、エージェントを調べ直すことから始めました。そして、自分の進みたい道を扱っている(株)エリートネットワーク社を知り、ここで転職カウンセラーの高橋様と知り合うこととなりました。

初めてお会いした時に、私は、非常に衝撃を受けました。目が覚める思いをしました。ご指導頂いたひとつ ひとつの言葉の深さが、本質を捉えていて、心を打つものでした。他のエージェントとは明らかに違うものでした。

私のカウンセリングは、なぜ、今までの転職を繰り返してきたのかという原点に立ち返って、そこからスタートをしました。これまでの転職活動には、全くなかった本当の就職活動を、恥かしながら、初めて行いました。

■活動の後半

書類選考を通ることが非常に難しく、実際に面接を受けることができたのは二社でした。
企業研究においては、高橋様のご指導だけでなく、努力をすることを以って、「ここまで研究しているか」 と企業に思ってもらえるように、一生懸命取り組みました。数時間で終わると聞いていたものでも、その3倍の時間を使うように意識しました。個人的には、本質をしっかりと捉えることにこだわりました。説明が上手くないため、本質が自然と言葉となって、思いだけでも伝わればそれだけでも成果に繋がると思ったからです。そして、ご指導頂いた内容に真剣に取り組みました。

二社のうち一社目では、トリッキーな質問が多く戸惑いながらの面接となりました。実際には、本質を見て頂ける点で非常に意味のあるものでした。ここでは、思いを伝える難しさを体感し、何よりも、自分を知る、(足りないことを知る) 大きな成果だったのだと思います。

二社目では、英語で対応が求められ、今までに経験したことのないハイレベルなものでした。準備できる期間は、3日間しか時間がない状況でした。ここでも(株)エリートネットワーク社のご支援がありました。具体的には、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの廣重様から応募先企業が出版しておられる本をお借りすることができました。すぐに同じ本を発注しましたが、到着までの期間が限られていた時間の中だったので、お借りした本を必死に読破しました。具体的には特に事業についての興味のある点から、徐々に入って行きました。

私は、一社目で知った自分の不足点についての準備もしながら、更に英語での対応をすることとなりました。英語については、自己だけでは限界があると思い、日頃から付き合いのある、留学経験のある友人にも英語のプレゼンについて聞き込みをして、準備をしました。
実際の面接では、緊張から思うように伝えることができず、英語の質問では悩む場面もありました。それでも、必死に伝える努力をしました。結果的に、面接に合格することができたので、企業に対する、根底にある熱い思いだけでも充分伝えることができたのだと思っています。

■振り返って

振り返ってみると、日々全力で自己研磨していたこと、そして、転職活動を始めてからは、転職活動に必死になること、これが成功に繋がった要因だと思います。その結果が、資格の取得を積み上げたり、高橋様と出会うことができたり、事業会社にご縁を頂いて、内定を得ることになったのだと思います。希望を持って日々の努力を積み上げて勇気を持って活動をしたことが事業会社から内定を得ることができたという成果につながったと思っています。また、ご支援頂いたエージェント皆様のアドバイスが成功に導いてくれたと思います。皆様に感謝をしております。

特に、転職カウンセラーの高橋様のご支援は、非常に親切で私のために時間を割いて頂き、時には電話で相談することもありました。 お会いする時に頂く言葉が全て私にとって意義のあるものであって、非常に大きな支援でした。本当に、ありがとうございます!

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