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ゼネコン経理職から一部上場流通業のSVへ

ゼネコン経理職から一部上場流通業のSVへ

No.55
  • 現職

    一部上場 大手流通F・C業 スーパーバイザー

  • 前職

    一部上場 大手ゼネコン 管理部経理室

井城  要 氏 26歳 / 男性

学歴:慶応義塾大学 法学部卒

転職前

私は大学卒業後、2年間ゼネコンに勤め、その後国立大学の大学院に進学し、スポーツ経営学を学んでいます。ゼネコン勤務時には、本当に自分のやりたいことは一体何なのかと、自問自答の日々でした。また、学生時代は体育会野球部でスポーツに打ち込んでいたため、正直言って社会・経済について全くわからないまま就職してしまった、という思いも持っておりました。その後、退職し、学生時代から興味を持っていたスポーツ経営学を学ぶために、大学院に進んでいます。将来的にどのような形であれ、スポーツ環境を創造したいという思いは今も持っています。

そんな私も修士課程での2年間の大半が過ぎ、進路についていよいよ考えざるを得なくなってきました。スポーツを学んでいるのだから、すぐにでもプロスポーツ球団などへ進みたいという気持ちもありました。しかし、実際にスポーツを学び、さらにスポーツの経営の現場を知るに従い、現在の自分がその組織に就職して活躍できるのか、理想は高いだけに不安もありました。そして、実際にスポーツ組織の経営者の方とも相談した結果、とにかく、まずは一般の企業でビジネスマン・社会人として修行しようと決めたのでした。

転職活動

その頃、一冊の本と出合いました。その本(『大事なことはみんなリクルートから教わった・2』雷鳥社刊)の中で、(株)エリートネットワークという会社の精神について、社長の松井氏が語った「手づくり感覚」「血の通った」「MBA流的な経営手法の逆」などの言葉に共感し、このような人材紹介会社であれば、私自身のことを一緒に考えてもらえると確信を持ち、登録しました。また、「紹介する場合、必ず一度会ってから話を進める」という理念についても、人材紹介会社について、よくわからなかった私にとっては安心できるものでした。仕事はやはり、一人の人間としての「人間力」が問われるものと考えている私と共通するものを感じたのです。

最初に銀座のオフィスを訪ねた時点では、就職に対して漠然としたイメージしか持ち合わせていなかった私に対して、客観的な私の印象や転職活動に関しての心構えなどを丁寧にお話し頂けました。更に、その後の面談でも、実際の社会で起こっている現象について、私が知らないこと、各業界の展望、また会社を見るときの視点などを率直に語ってもらったことも強く印象に残っています。また、営業経験がない私が営業職へ応募する際に何度も面接に関しての事前準備を共に行って頂けました。すべてが、最終の内定への力となりました。途中、結果がなかなか出ないと感じた時も、頻繁に連絡を頂き励まして下さったことも結果につながった大きな要因でありました。

現在の思い

 今回の活動に関して、強く感じたのはやはり「出会いを大切にすること」です。あの本を手に取っていなければ、全く違った方向へ進んでいたことと思います。また、内定した会社とも、そのような偶然とも言える出会いの積み重ねによって出会いました。今後も、そのような出会いを大切にし、日々努力したいと思います。(株)エリートネットワークの皆さん、本当にありがとうございました。今後、会社、さらには社会において活躍することが、皆さんへの恩返しにもなると考えております。頑張ります。

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