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電気メーカーの購買職から、重機メーカーの購買職へ

電気メーカーの購買職から、重機メーカーの購買職へ

No.556
  • 現職

    一部上場 株式会社IHI   購買職

  • 前職

    一部上場 電気機器メーカー 設計部門, 資材部門 調達

田中 浩 氏 32歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 理工学部 電子工学科 卒

【転職までの経緯】

大学卒業後、交通インフラ系の電気メーカーに就職し、設計に従事したのち資材部に異動し、主に電子部品の調達を経験して来ました。

元々、人とのコミュニケーションは得意なほうではありませんでしたが、調達業務をやってみると、今まで社内の人ばかりとやり取りしていた事と比べて、様々な社外の人 (会社も役職も様々でバラエティに富んでいる) と接する事がとても刺激になりました。時に不条理な事に悩むこともありましたが、設計時代の知識や人脈を活用して社内外と遣り取りする仕事は性に合っていると思いました。

転職を考えた理由には、色々ありますが、改めて思い返してみると、今までの経験を活かしてキャリアアップしたいというのは、ある意味合っていますが、若干キレイ事かなと思います。本音に近いところでは、[1] 誰でも知っている大きな企業で働きたいという自尊心、[2] 前職の電気メーカーの主たる事業内容に元々興味が持てなかった の2点があり、まとめると新卒での就職時に感じたミスマッチングを10年経っても拭えなかったという事に尽きると思います。

幸い、人間関係ではそれほど悩んでいた訳ではないので、投げ遣りな態度で就業したり転職をせずに済みましたが、それでも年齢的な事を考えると、あまり余裕もないかなと思い、半年〜1年位での転職活動と決めて情報収集を始めました。

【転職活動中】

主にインターネットで情報を収集し、いわゆる転職エージェントには(株)エリートネットワーク社を含めて3社に登録して並行して進めていました。しかしながら、調達は営業職や設計と違って募集している求人案件数自体が少なく、どこのエージェントでも苦労しました。

(株)エリートネットワーク以外のエージェントをA社、B社としますと、募集企業との遣り取りは時系列的にはA社→B社→(株)エリートネットワークとなりました。

A社は、初回のエージェントとの面談や、企業面接のアドバイスなど比較的積極的に対応して頂いたように思いましたが、何社かで募集していると聞かされていた求人中のポジションが途中で無くなってきてトーンダウンしてしまいました。これは調達業務の募集数が少ないこともあるため仕方ないかなと思っています。
次にB社。エージェントとは電話面談のみで、面接対策も抽象的であまり参考になりませんでした。しかし、募集企業とのマッチングが良かった事もあり内定を頂く事ができました。

会社規模も取り扱う製品も前職よりも大きく、魅力を感じて真剣に考えておりましたが、内定後のエージェントのあからさまな態度の豹変ぶりに一気に信用度が無くなってしまい、こちらから内定を辞退しました。転職成立時にエージェント会社と募集企業との間で報酬があることは知ってはいましたが、余りにも露骨な態度 (褒め殺しのオンパレード) でしたので、最後までB社のエージェントを信頼することができませんでした。

最後に(株)エリートネットワークになりますが、一貫して転職カウンセラーの高橋さんにお世話になりました。しかしながら、最初から(株)エリートネットワークが順調だった訳ではありませんでした。

前述のB社で内定を貰ったタイミングで、(株)エリートネットワーク経由で1社応募していたのですが、その返答がいつまで経っても来なく、しつこく問い合わせてしまいました。結果的に(株)エリートネットワーク経由で応募していた会社はNGでしたが、決算情報や将来性にやや不安も感じていたので結果オーライという感じでした。

その後、紹介してもらった一部上場の大手重機械メーカーに応募して、1次・2次面接・内定と順調に進みましたが、特筆すべきは、内定承諾してからの退職に関する相談でした。

【内定から退職まで】

さて、内定承諾をしてしまうと、次の心配事が退職の申し出の件でした。転職サイトや書籍にはありきたりの事は書いてありますが、いざ自分の事となると具体的にどう切り出して良いものか判らずに困っていたので、転職カウンセラーの高橋さんに相談。内定承諾後の報告も兼ねて直接お会いした上で、打合せの場を設けて頂きました。

詳細はここには書けませんが、実に具体的でリアルな対処法をレクチャーして貰い、まさに目からウロコでした。その内容をもとに直属上司や部署長とも相談した結果、100%ではありませんが、かなりスムーズに退職手続きを進めることができました (逆を言えば、先に固い決意を表明したことにより、引き止めなども無く少し寂しくもありましたが・・・・・未練がましいですかね・・・・・)。

GWの連休や仕事の引き継ぎの関係で、まるまる有給消化はしなかったものの、ある程度はリフレッシュする期間も貰って次の会社に備えることができました。

【最後に】

現在新しい職場に配属されて3週間が経過しました。全てが新しい環境なため、当然緊張の連続で思った以上の疲労は感じますが、職場の雰囲気も良く肝心の業務内容についても今までの経験を充分活かせるため、ついていけない事はないと感じますし、これからこの会社でのキャリアを伸ばすべく日々全力で勉強に取り組んでいる真っ最中です。

転職カウンセラーの高橋さんには大変お世話になりましたが、この転職体験記が遅れに遅れてしまった事はお詫びしなければなりません。これからはスピード感を持って業務にプライベートに取り組んで参りたいと思います。
お世話になり、本当に、ありがとうございました。

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