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地方銀行の総合職から、スポーツ用品商社への転職

地方銀行の総合職から、スポーツ用品商社への転職

No.421
  • 現職

    スポーツ用品商社  バックオフィス

  • 前職

    地方銀行  総合職

目黒 里香子 氏 24歳 / 女性

学歴:法政大学 キャリアデザイン学部 卒

転職の理由

私は大学卒業後、総合職として地方銀行へ就職しました。
社会人の基礎となる初めは仕事に集中し、多くのことを吸収して成長していきたいと考えていましたので、総合職として様々な職種を経験することでそれを実現して行こうと思っておりました。しかしながら、実際は女性が総合職としてバリバリ活躍することができる環境が整っているとは言えませんでした。
入社後に事務職として配属され、1年を過ぎた頃から淡々と同じことを繰り返す処理を毎日続ける中で、事務の仕事についても思いが変化していきました。
営業部門と一体になりチームとしてサポートしたり、事務処理だけにとどまらず、多くの人とのやりとりを通じて仕事を進めたり、もう少し自己の裁量で仕事を進めたりすることができる。そういった積極的な事務をやりたいと次第に思うようになっていきました。
対人コミュニケーションが非常に少なく、一人一人が個で仕事を進めている業務だったので、自分の望む事務の仕事は環境を変えることでしか叶えられないと思い、早期ではありましたが転職を決意しました。

(株)エリートネットワークとの出会い

元々いつかはスポーツに携わる仕事に就きたいという夢があり、転職を決意した際に今回の転職先となる会社のHPを見ていて求人があることを偶然知りました。
学生時代から商品をユーザーとしてとても愛用していて、営業社員の方が実際に活動されているところも見ていました。自社製品に愛着を持っていて大変明るく積極的に営業している姿が印象的だったのを今でも覚えています。
その会社に応募したいと思い、すぐに行動しようと思いましたが転職方法が分からないこと、仕事を続けながらの転職活動であったので時間や日程調整をどのようにしたら良いのかが分からなかったこと、何を準備してどのように臨めば良いか分からなかったこと等、あらゆる面で不安がありました。

まずは応募先企業の求人を扱っているエージェント会社を探し、相談するところから始めようと思い、その折りに(株)エリートネットワークさんに出会いました。
(株)エリートネットワークさんは1社の結果が出るまでは他の求人を紹介されていないところ、応募先企業の企業研究を徹底的に行うことを奨励しているところ、カウンセリングを親身に行って下さって、転職への想いを一緒に整理して下さったところ、転職カウンセラーさんが法人営業もされているということで、応募先企業の求人情報以外の会社の雰囲気等のより詳しい情報をお持ちであるところ、以上の4つの点が他のエージェント会社と大きく異なっている点であると感じました。

データベースに上がってくる会社をなるべく数多く応募するといった方法は自身には合わないと感じていたので他のエージェント会社にも相談していましたが、転職カウンセラーの廣重さんにお世話になることを決めました。

転職活動時に行ったこと

1.徹底的に自己分析をしました。自己分析と言えるほどのものではありませんでしたが、現状で不満に思っていることや変えたいこと、環境を変えることで自分自身が5年後10年後にどのような変化があるか、現状に留まったとしたら自分はどのようになると想定されるか、転職時に譲れないこと等、仕事・転職について自分が思っていることを思いつく限り紙に書き出すことで整理しました。

2.廣重さんからアドバイスを頂き、応募先のHPを熟読しました。会社の今後の方針、戦略を理解したり、企業理念を覚えてその意味を自分なりに咀嚼したりしました。
やはりその会社が目指す姿を本当の意味で理解して共感することが出来なければ、そこで働くことも難しいのではないかと私自身も考えていました。行きたい会社を一番よく知る方法が何であるかを考えると、廣重さんのアドバイスであったHPを熟読することは最も近道だろうと今となって思っています。

3.消費者に商品を販売している会社なので、複数のお店へ行きディスプレイや商品を見てカタログを持ち帰りました。他社製品と差別化している所が最も伝えたいメッセージであると考えたので、何を伝えたいのかをしっかり押さえることと商品のコンセプトと販売方法で目に見て感じたことはメモに残しておきました。
また、ユーザーとして使用している時に他との違いや、良いと思う点を整理してその魅力を口頭で改めて伝えることができるように整理しておきました。

苦労したこと

私の場合ですが、転職理由と志望動機をはっきり分けて整理することが一番苦労しました。また、面接時に口頭でどのように話せばより伝わるのかということも考えて時間を多く費やしました。面接前は特に煮詰まってしまっている状態でしたが、事前に廣重さんが電話をして下さって、面接で話そうと思っていることを一緒に整理して下さったのが本番に活きたと思います。一人で考えていると堂々巡りになってしまうことが多く、それを相談するといつも的確なアドバイスをして下さったので大変良かったです。

転職を経験して

現在の景気の中で、第二新卒であるにも拘らず採用して頂けたのは転職カウンセラーの廣重さんを始め家族や友人の応援や支えがあったからこそであると思い、周囲の方々に大変感謝しています。
転職という人生でも大きな転換を自ら望んで選択し、応募先企業をよく理解して、理念や方針に心から共感すること。自分という人間と向き合って良い部分だけでなく、悪い部分も含めて客観的に見つめること。自分の想いを自分の言葉で伝えること。これらが揃えば転職することは可能なのではないかと思います。念願の会社に入社できることを心から楽しみにすると共に、スタートラインに立つことができたことを本当に感謝しています。

私の体験記が転職を決意した方の1歩に参考になることができたら幸いです。

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