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自分の目的達成とやり甲斐を求めての転職

自分の目的達成とやり甲斐を求めての転職

No.414
  • 現職

    東証一部上場 機械メーカー  総務企画職

  • 前職

    外資化学・医療系企業  事業企画職

竹若 泰人 氏 42歳 / 男性

学歴:早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 国際経営学専攻 修了
TOEIC 835点  国際英検 B級

大学卒業後、一部上場の総合商社、国内専門職大学院を経て外資系コンサルティング会社、外資系事業会社を経て、現在勤務中の機械メーカーに転職致しました。この2010年の7月第3週から勤務を開始しています。2回目の転職時(コンサルティング会社〜外資系事業会社への転職時)には総合商社時代の経験とコンサルタント時代の経験の両方を生かす為に、外資系事業会社に転職しました。転職時の待遇、その他雇用条件は恵まれたものだったのですが、経営陣の急な方針変更、契約や法令遵守に関する姿勢の違いに疑問を感じる様になり、勤務をしながら再度の転職活動を行うこととなりました。

今回の転職については(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの岩川さんに大変お世話になりました。岩川さんには前回の転職時にもお世話になっていたのですが、他エージェントさん経由の案件で先に決めた上記外資系企業に移った経緯がありました。
改めて、会社の方向性に関してマネジメント層との違いを感じた時点で、岩川さんにキャリアに関する相談を持ち掛けたというのが今回の転職活動の始まりです。おそらく前回の転職活動の記憶の中で他AGENTの中でも岩川さんのきめ細かいフォローと的確なアドバイスが記憶に残っていたからだと思います。

今回の転職活動開始後、約1ヵ月後に今回の転職先の日系の機械メーカーを紹介して頂きました。現在の会社の求人情報はデータベースにストックされていた求人案件からの紹介ではなく、岩川さん自身が企業の人事担当者の方との話の中で出てきた案件をご紹介頂いたという経緯となっております。また今回の企画業務職も当初の採用枠ではなく、私自身の特長を相手先企業様に説明頂いた上で採用枠を新たに準備して頂いたと聞いております。ただ単に履歴書や職務経歴書の内容で判断するだけではなく、カウセリングの時間をしっかり取って頂きキャリアの形成の仕方、今後の目標についてじっくり相談させてもらった結果だと思っております。

今回の転職活動を通じて感じたことが2点あります。
第1点。収入面のUPだけを考えてキャリアアップや転職を考えると本当にやりたいこと、やりたかったことを見失ってしまう可能性があるということです。「収入面のこだわり」はある程度必要ですが、自分の勤務先が本質的に自分自身に何を求めているのか?また自分がメンバーになった時にどの様に動けるのかもキャリア形成の上で非常な重要なポイントになるということです。現勤務先での収入に関しては月々の額面では若干下がりましたが、福利厚生面でのメリットを考えると年収ベースではほぼイコールの待遇となっています。担当の転職カウンセラーの方とこの点の考え方をじっくり擦り合わせされると良いかと思います。

2点目。転職活動はタイミングが重要だということです。転職活動を始めた際には「いいところがあれば」という感じでしたが、転職市場は流動的な(ある意味「縁」であり、次にもっと良い求人案件があるとは限らない)ものであるということを理解した上で意思決定をするべきだな、と感じました。そのためには
■「自分のキャリアのたな卸しを常にやっておくこと」
■「自分の考え方や職業観をいつでもどこでも的確に説明できる様にしておくこと」
が結果的に満足のいく転職活動に繋がるのではないかと考えています。

それぞれの個人の事情で転職活動を行うことになるかと思いますが、自分の考え(主観)と転職カウンセラーの方の適切なアドバイス(客観性、市場価値)をうまくバランスをとって決めることが大切だと考えます。

色々な理由で転職活動をされる方がおられるかと思いますが、心身のバランスを保ちながら「前向き」な転職活動をされることを祈念しています。

最後に(株)エリートネットワーク、そして岩川さんには大変お世話になりました。
本稿を借りて改めて御礼申し上げます。

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