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外資系銀行から、事業再生アドバイザリーへの転職

外資系銀行から、事業再生アドバイザリーへの転職

No.351
  • 現職

    事業再生アドバイザリーファーム  アソシエイト

  • 前職

    外資系投資銀行  アナリスト

西 憲史 氏 24歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 総合政策学部 卒

転職に至るまで

大学を卒業後、自分の希望した投資銀行部門にてキャリアをスタートしました。日本の各セクターを代表する会社の経営戦略を考えながら、M&Aや資金調達を提案する仕事内容には満足していました。しかし、入社後1年くらいが経ち、会社のことが一通り見えるようになってから、顧客への価値や社会性という点で疑問を覚えるようになりました。また、職場における人間関係の希薄さや、幸せそうに仕事をする上司がフロアにいなかったことで、転職という選択肢を考えるようになりました。2年目の夏を過ぎた頃から、転職エージェントと接触し、面接も行うようになりました。最初は会社に出社しながらの転職活動ということであったので、面接に行ったりするのはなかなか大変でしたが、リーマンショックによる会社業績の悪化に伴うリストラの対象となり、転職活動を推し進めなければならない状況となりました。

実際の転職活動

年末年始の時期という状況に加えて、企業自体も募集を減らしていたので転職活動自体は非常に大変なものでした。そんな転職活動の中で、数多くのエージェントと付き合ったものの、希望の業界の転職状況、自分の行ってきた業務内容への理解、それを踏まえた転職先の提案という点で、転職カウンセラーの新森さんは他社のコンサルタントに比べて非常に優れていたので安心して相談できました。まずは、より広い視野でたくさんの企業に応募をして頂きながら、面接に進んだ案件に関しては、個別にアドバイスを受けるといったスタンスで進めていきました。新森さんのアドバイスは明快で、「次の面接はこういった展開が想定されるから、こんな準備をすればいい」というものでしたが、他のエージェントではそこまではっきりとアドバイスをもらえなかったので、とても助かりました。更に、面接後は受験した会社が自分に対してどういった印象を持ったかという点をしっかりフィードバックしてもらえたことで、自分の面接での手応えや修正点を再確認できたので、毎回の面接を有意義なものにすると共に、一回一回修正していけたと自負しております。
また、他社のエージェント経由で応募した会社に対してもご意見を伺うことができ、転職活動を包括的にアドバイスを頂きながら、迷いや不安が伴いがちな転職期間を支えて頂きました。

自分の転職先について

投資銀行業務での経験と第二新卒という点を売りに、また、企業経営に係るような業務を行いたいという希望をベースに、主にM&Aアドバイザリーファーム、戦略コンサルティング、事業会社(経営企画、財務などの部門)、投資ファンドを中心に応募しました。経験年数や似た経歴の転職候補者が多いという点で、書類選考の段階で落とされる会社も多くありました。
面接に進めた会社には、入念に準備をして面接に挑むよう意識していました。
最終的に内定を頂いた会社は、業務内容や条件が希望と一致しただけでなく、考え方やカルチャーに関しても共感できたので、まだ実際に働いてはいないもののそれなりに相性が合うのではないかと感じております。

転職活動を終えて

転職活動はどうしても、自分自身の迷いや求人の増減、在籍中であれば勤務先の業務との兼ね合いなどさまざまな要因により方針や進め方にブレが生じてしまうように思います。その中で、確実に遂行するためには信頼できる相談先が必要です。信頼の定義は人により異なりますが、私にとっては素直に意見のキャッチボールができることであり、それが出来るエージェントの方に会えたお陰で、納得感のある転職活動ができたように思います。
大変お世話になりました。

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