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証券系シンクタンクのSEから、運用会社のIT部門へ

証券系シンクタンクのSEから、運用会社のIT部門へ

No.323
  • 現職

    大手運用会社  IT部門

  • 前職

    大手証券系シンクタンク  SE

安藤 宏秋 氏 36歳 / 男性

学歴:有名私立大学 理工学部 経営工学科 卒
第一種情報処理技術者

1. 転職の動機

前職では、証券系シンクタンクのシステム開発部門で、入社以来14年ほど一貫して投資信託関連のシステム開発に携わっていました。会社自体には特に大きな不満はありませんでしたが、入社以来ずっと同じ仕事に携わっていたため、もう少し別の業務を行うことでスキルアップを図りたいという気持ちが以前からありました。
年齢的にも30代の後半に差し掛かり、転職するのであれば早いほうが良いと判断し、思い切って転職することを決意しました。

2. 転職先の検討

転職によりスキルの幅を広げたいという要望がありましたので、これまでと同様にシステムの開発を主な業務とする会社は最初から検討対象には含めていませんでした。ただ、私の年齢では、まったくの未経験の業務を一から覚えていくには少々遅過ぎますし、仮に未経験で採用されたとしても待遇が前職よりも極端に低くなることは避けられません。このため、これまでの自分の経験を生かしつつ、従来とは異なる業務を行うことができる仕事を検討しました。
そのような中で考えたのが、資産運用会社のIT部門への転職でした。これまで私は投資信託関連のシステムの開発を行っていましたが、そのシステムを利用して頂いているユーザー側への転職ということになります。前職でのシステム開発業務を通じて、関連する業務知識はある程度身につけていたので、これまでの経験を生かすことができますし、また、ユーザー側に転職することで、これまで自分が担当していたシステム以外の資産運用業務についても幅広く接することができるだろうと考えました。

3. 転職活動

前職は非常に業務が多忙であったため、個人で各資産運用会社に応募して転職活動を進めていくことは、スケジュール的に厳しかったことと、客観的な他の人の意見も聞いてみたいという気持ちがありましたので、転職エージェントを利用することにしました。
ホームページで大小様々の転職エージェントを調べてみましたが、私が希望していた運用会社の募集情報について具体例が豊富であった(株)エリートネットワークさんに問い合わせを行うことにしました。
ホームページからこれまでの経歴や今後の希望について簡単に記入して登録を行ったのですが、その翌日には早速ご担当の方から連絡を頂き、一度面談を行うことになりました。面談では1時間半から2時間程度の時間で、転職の動機、今後の希望など、かなり細かくこちらの話を聴いて頂き、その上で今後の活動方針や応募先企業について相談を行いました。
面談後、数社に対して応募することになりました。書類選考の後、いくつかの企業から面接のオファーがあり、仕事の合間を縫って面談に伺った結果、最終的には複数の会社から内定を頂くことができました。いずれも私にとっては非常に魅力的な会社だったのですが、実際に面接に足を運んで感じた会社の雰囲気や、役員の方のITに対する方向性により強く共感を覚えた会社に入社することとなりました。


実際に転職活動を行って感じたのは、仕事を抱えながらの転職は非常にスケジュール管理が大変であるということです。最初の面接から内定を頂くまでに1社当たり3回程度の面接があり、それを複数社こなすとなると、先方と自分の都合を合わせることが非常に難しくなります。私の場合は(株)エリートネットワークさんにそのあたりの調整をお願いしていましたので、かなり自分自身の負担は軽かったと思いますが、それでも仕事を続けながら平日の日中に複数社の面接をこなすのは大変でした。仕事を続けながらの転職活動では、エージェントの方の力を借りることは必須ではないかと思います。

4. 最後に

今回の転職にあたっては、(株)エリートネットワークのご担当者の方には本当にお世話になりました。前職が非常に忙しかったため、なかなか日中に連絡を取ることができなかったのですが、深夜や休日を問わず親身に相談に乗って頂きました。こちらの仕事に対する思いをきちんと受け止めて頂いた上で、応募先企業の提案や様々な調整をして頂きましたが、(株)エリートネットワークさんのサポートなしで今回の転職の成功はあり得なかったと思います。本当にありがとうございました。

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