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信託銀行の一般職から、運用会社の総合職への転職

信託銀行の一般職から、運用会社の総合職への転職

No.312
  • 現職

    大手運用会社(総合職・ドキュメンテーション担当)

  • 前職

    大手信託銀行(一般職)

立川 実紀 氏 24歳 / 女性

学歴:慶応義塾大学 法学部 法律学科 卒

転職動機

新卒にて入社した企業では証券管理を扱う部署へと配属され、2年と少し仕事をして参りました。2年目には自分の希望に近い形の業務に携わることができ、それなりに充実していました。しかしながら、将来的なキャリアを考えたときに、都市銀行に比べればスペシャリスト志向が強い企業ではありましたが、自分の目指すところでの専門職がなかったこと。仕事の関係から知った業務の中で、自分の適性、キャリアイメージに一番近いと思った業務・職種が投信委託会社のドキュメンテーション業務であったこと。以上から転職を意識するようになりました。
現職では近い部分に触れることはできても目指す職務そのものの経験を積むことはできませんでしたので、早い段階でキャリアチェンジするのもありだろうと考えていました。ただわずか2年ばかりの社会人経験で、本当に転職できるのか、疑問と不安を抱きながら、ひとまずは転職経験のある同年代の友人のもとへ話を聞きに行きました。友人と話す中でやりたい事があるのならやらずに後悔するよりもまずはやってみたほうがよい、と決心が着きました。また、そこで得た事として、方向性が決まっているのならば自分で企業を探すのも良いけれど、より多くの情報を持っている転職のプロ(人材紹介会社)にお手伝いをお願いしたほうが決まりやすい、ということがありました。

(株)エリートネットワークへの登録・転職活動

早速ネット上に掲載されていた案件の中で、エントリーしたい業務の紹介を取り扱っていた、(株)エリートネットワークさんともう一社別の人材紹介会社に登録をし、転職活動をスタートさせました。どちらも、登録後すぐにレスポンスを下さったのですが、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの新森さんは、本当に転職できるのだろうか、という不安を抱えていた私の心を見透かしたかのように「大丈夫です。お任せ下さい。」と架電にて言い切ったのを今でも鮮明に覚えています。(大変失礼ではありますが、本当に言い切ってしまって大丈夫?とこの時点では内心思っていました。)後々ですが、企業のニーズを的確に知っておられ、そのニーズと私が近いということを捉えていらっしゃったから言える言葉だったのだと分かりました。


また、(株)エリートネットワークさんは、転職という選択に至った理由、今後の希望についてきちんと話を聞いて下さった上で案件をご提示頂いたという印象を持っています。ここで転職を考えた理由を今一度振り返って整理できたことは面接の場でも役立ちました。
かくして転職活動を開始したのですが、一社目に面接を受けた会社は残念な結果となってしまいました。ただ、この残念な結果となってしまった企業のフィードバックが、後の企業の面接に活きてきたように思います。あとは、希望する業務に近い経験を持ち合わせてはいましたが、それ以上に第二新卒レベルではその業務に取組みたいという熱意を如何に相手方の企業に伝えるかが大切だと感じました。
その他、(株)エリートネットワークさんを利用させて頂いて良かったなと感じたのは、第一志望の企業にて通常現場面接2回のところ、私は1回だったらしく、「もし心配なようでしたら、現場の方とお会いできる機会をもう一度くらい作れるようお願いしてみますよ」と言って頂いたこと。私の場合一度で十分と自分で判断した為、お願いはしませんでしたが、入社後本当にその会社でやっていけるか、応募者側・企業側、双方ミスマッチがないように考慮した上で選考や企業の紹介を進めて頂いているという印象を持ちました。これは独力での活動ではできないことだと思います。

最後に

当初かなりの長期戦も覚悟しての転職でしたが、蓋をあけてみると、(株)エリートネットワークさんに登録し、1ヶ月余りで転職活動を終了することができました。ひとえに、転職希望者と求人企業とのずれのない紹介をして頂けたことが短期で決まった要因だと思います。
また、今回2年というところで転職に踏み切ったのは、これから取組む仕事について生涯に亘ってでもやっていこうという思いが持てたから、というのが挙げられます。信託銀行の業務も大変奥が深く2年で分かったことは微々たるものです。この信託銀行での今後と、転職後の仕事を量りにかけたときに、より自分が望んだ職業人生が送れると思ったのが、後者でした。そして、もし万が一結果が駄目だったとしても、自分が就きたいと思っている仕事に就いていらっしゃる企業の方と面接の場で直にお話をすることは、きっと何かしら今後の糧になるとも思っていました。石の上にも3年というのも最もな言葉だと思いますが、転職に伴うリスクも覚悟の上本当にやりたい事が決まっており、今の企業で実現できないと分かっているのならば、いつチャレンジしても早過ぎるということはないと思います。
転職は、仕事の上での希望を叶えるひとつの転機であり、私にとってはこれからが正念場だと思っています。新しい会社への入社のきっかけを下さった(株)エリートネットワークさんに感謝しております。有難うございました。


以上

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