本日現在1553
/ バックナンバーも全て読めます

製薬会社の基礎研究職から食品メーカー知的財産職へ

製薬会社の基礎研究職から食品メーカー知的財産職へ

No.186
  • 現職

    食品メーカー 知的財産職 弁理士

  • 前職

    1部上場製薬メーカー 基礎研究職

佐藤 英樹 氏 27歳 / 男性

学歴:東京大学大学院 農学生命科学研究科卒

転職前

私は、大学院(農学生命科学研究科、修士課程)在学中にバイオテクノロジー分野における、特許権をはじめとする知的財産に興味を覚えるようになりました。修士課程修了後は、特許事務所への就職も考えましたが、特許実務に携わる前に、企業における第一線の研究の現場に身を置いておくことが、今後の人生において必ず糧になる、との思いから、まずは、大手の製薬会社の基礎研究職に就職しました。

転職動機

修士課程在学中から弁理士資格に興味を抱き勉強を始めていました。しかし、不規則な研究職との両立はなかなか難しく、合格したのが平成17年、入社3年目の秋でした。前職の職場にて知的財産部への異動を申し出ましたが、会社都合により受け入れられませんでした。

転職活動開始

右も左も分からない状態で始めた転職活動でしたが、弁理士合格仲間から「(株)エリートネットワーク」の存在を知り、平成18年1月下旬、他の紹介会社様に登録する前に、(株)エリートネットワークに登録しました。
登録後すぐにカウンセラーの谷地様よりeメールとお電話を頂きました。実は、転職に対して若干悠長に構えていた私に対して「4月からご転職なされようとすると、時間的猶予がございません」とご指導を下さり、にわかに不安を覚え始めた私は、その翌日の日曜日にはカウンセラーの谷地様との面談をしていました。丁寧ですが、自信と責任感を感じさせるeメールと、穏やかなお電話に好感を持ったように記憶しています。
初めのカウンセリングでは実に2時間以上の時間をかけて、とても細かにカウンセリングして頂きました。HPを通じての登録項目の内容からだけでは分からないような、職務内容の詳細、これまでの経歴、活動、人間性などに至るまで、お互いの対話を通して自分自身を見つめ直しました。そして、そのなかで、履歴書、職務経歴書へのアドバイスを頂きました。自分では、何がアピールポイントなのかが混沌とする中で、「この点は、こういった理由から、ここに記載すると、この会社にはいいアピールになりますね」など具体的なアドバイスを頂き、非常に助かりました。さらには、具体的な社名を挙げての転職活動がすぐに始まりました。
カウンセリング後、やっと火のついた私は、数日で履歴書と職務経歴書をカウンセラーの谷地様に送り、しばらく待機。自分ひとりでやっていたのでは、会社毎の求人情報を調べ、送らなければならないところ、(株)エリートネットワークでは、自分で会社へアプローチする必要がない上、HPなどでオープンになっていないような求人情報までも有しているので、非常に網を広く転職活動を開始することができました。

転職活動中

書類選考を通過した2社の面接の予定が入りました。するとカウンセラーの谷地様から面接練習のご提案を頂きました。ここでも、また悠長に構えていた私ですが、谷地様との面接練習の後、あわてて本屋で「転職の面接」的な本を数冊抱えて帰ったことから、何が起きたかはご想像に難くないかと思います。書くと、話すでは大違いでした。面接練習の配慮に大感謝したのは言うまでもありません。
企業様との面接が始まりましたが、一番記憶に残っているのは、ある1社の最終面接の30分くらい前に谷地様よりお電話を頂いたことです。「最終面接では誰もが緊張しますから…」と、この時、最初のカウンセリングで「二人三脚で頑張ってまいりましょう」と言って下さった心意気を実感しました。もちろん、仕事をしながらの私にとって、日程調整、時間調整を志望企業様との間で綿密に遣り取り下さるカウンセラーの谷地様はまさに私のエージェントでした。

内定

お蔭様で、比較的スムーズに(?)2社様より内定を頂きました。実は、ここからが(株)エリートネットワークに最もお世話になったとも言えるかもしれません。カウンセラーの谷地様が「志望企業様すべてからご内定を頂く位のお気持ちで臨んで下さい」と、私が紹介会社様に抱いていたイメージを壊すことをおっしゃって下さいましたが、これは逆に私に(株)エリートネットワークを信じさせる大きな一言となっていました。
カウンセラーの谷地様からは、2社様の特徴等を詳細に伺い、また、面接後のそれぞれの会社様からのフィード・バックをも含めてアドバイス頂きました。
そして、一方、別のカウンセラーの高橋様には、全く予想もしないような角度からのアドバイスを頂きました。2社様の内定で迷う私を、(いい意味での)雑談、経験談などを織り交ぜつつ、私の性格、意志を確認しながら、私の抱く2社様に対する不安な部分を抽出して下さいました。その後、カウンセラーの高橋様はその不安点を解消すべく1社には直接足を運んで下さり、また、もう1社様にも直接電話で不安点をヒアリングして下さいました。それらの全てをフィード・バック頂いた上で最後に「佐藤様の立場でヒアリングして参りましたが、2社様とも本当に良い会社だと思います。是非じっくりお悩み下さい。ただ、土日、私の携帯にはいつでもお電話下さって結構ですよ。」正確な情報提供と、性格判断、しかし、何も押し付けず、最後は求職者である私の判断に委ねる。天晴れでした。

内定後

カウンセラーの谷地様、高橋様ご両名のアドバイスを始め、家族、友人、弁理士の先生、いろいろと相談をする中で自分のやりたいことが、よりマッチする会社が、おのずと見えてきました。会社名、先入観を捨てて、客観的に判断することがここでも大切であると実感しました。
内定後も、具体的な入社までの段取り、手続き面での助言を頂いたほか、やはり、ここでも直接人事部等に問い合わせ、また、交渉しづらいような条件面等も代わりに摺り合せして頂き、本当に助かりました。

この転職者を担当したカウンセラーに
転職相談したい

この記事をご覧になったあなたに

関連する転職体験記

転職体験記を絞り込み検索 全ての記事一覧は
こちら