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ベンダーから社内SEへの転職。幸運の理由とは?

ベンダーから社内SEへの転職。幸運の理由とは?

No.169
  • 現職

    独立系中堅システムコンサルティング会社で、
    開発まで手掛ける社内システムエンジニア

  • 前職

    客先常駐型の
    WEBアプリケーションの請負開発業務

西田 正樹 氏 32歳 / 男性

学歴:コンピュータ系専門学校卒

転職までの経緯

今まで、下請けとして3・4次開発という仕事も多く、ただ予算と納期ばかりに追われる業態に危機を感じ、これまでに転職を2回しました。3社目ではようやく1次開発として上流工程から携わる機会もあり、一応の目標を達成した思いでいました。しかし仕事を進めていくうちに、請負開発という形態のため、受身でいるという企業姿勢に疑問を感じ始めていました。より上流工程、または請負も1・2次と求めてきたのですが、実際現場で感じたことは、いずれの工程、請負状態でも、システム開発として「ソフトウェア開発」だけで完結してしまうことが多いと感じました。また、そのような受身で開発を行う企業姿勢にも違和感を感じていました。ソフトウェアが正常に動作するように開発することは重要なのですが、ソフトウェアを動かすハードや開発後の運用(トラブル等)もある程度は意識して設計・開発・運用をトータルでの提案をしたいと感じ、悩み、模索し、結果、もう一度(できれば最後の)転職をする決意をしました。そして、常駐契約の更新をしてしまうと更に1年以上、今の仕事に拘束されてしまうため、思い切って退職し、転職活動をすることにしました。

転職活動

最初は、求人サイトへの登録・応募を中心に1ヶ月程活動していたのですが、システムエンジニアとして転職するということは、結果また同じ事になってしまうのではないか、という迷いと、私の考えについてそれを理解して頂ける組織、企業が実際にあるのかという不安もあり、なかなか活動が進展しませんでした。2ヶ月目からは、いくつか人材紹介会社を利用して、自分からの応募と同時進行で行いました。しかし、最終面接までいく応募もあったのですが、結果は不採用・・・。やはり私の考えが間違っていたのではないか?、この選択に少し後悔し始めていました。
転職活動から3ヶ月経ち、そのような気持ちを振り払うためにも、さらに求人サイトや人材紹介会社からの求人を見たのですが、自分にはどれも同じに見えてしまい、また同じ結果(面接が進んでも結果は不採用)に陥ってしまうのではないかという後ろ向きな思考になり、諦めを感じていました。そのような状況の中、検索キーワードから引っ掛かった企業から(株)エリートネットワークさんを知り、エントリーをしました。
カウンセリングで、私の転職に至るまでの思いと、それに伴う志望内容などを一通り聞いて頂き、職歴はもちろんのこと同時に私の人物像についても理解を頂けたのではないかと思いました。また、他社の人材紹介会社も利用していたのですが、そちらでは、条件を一通り聞いた後に機械的に選別された求人を紹介されている印象がありました。面接の場で初めて知る事柄や、ミスマッチな求人と思える紹介もあり、これでは募集している企業の方にも迷惑が掛かりますし、私としても余計に自信を無くす結果となることが多々ありました。しかし、(株)エリートネットワークさんの場合、(私自身、急いでいるというお話もしたため)迅速に且つ的確な(企業が求める人物と私が求める仕事に対してマッチした)紹介を頂きました。
タイミングが良かったということもあるかもしれませんが、今まで3ヶ月「もうダメなのでは」と自信を無くしていた状況からは想像が出来ないほど、あっという間に内定まで頂くことが出来ました。あまりにも早く内定まで来たので、嬉しいのと同時に慌てて決めてしまうことへの警戒も多少ありました。しかし、採用を頂いた経営者の方のシステム開発に対する根本的な考えが、自分が今まで疑問に感じていたことをクリアーにしてくれると感じただけでなく、経営者や人事の方が、私という人物に対して評価を頂けたことが、最終的には決め手となり、転職を決めました。

転職活動を振り返って

今までの職歴やSEという職種を切り口に転職活動を行っていたために、また同じ過ちに陥るのではないか、という不安や自分の就業に対する希望と、自分の実力からどのような会社や職種が合うのか、という霧が晴れないような悶々とした迷いが3ヶ月の転職活動の間続いていました。このような状況を打破して下さった、(株)エリートネットワークさん、そして担当カウンセラーの今沢さんには、とても感謝しています。
いくつかの求人サイトや人材紹介会社を利用してきて、担当して下さるカウンセラーの方に、
・条件面 (実務、スキル等ある程度、ロジカルな部分)
・人物面 (性格や就業姿勢等、アナログな部分)
のどちらか一方に対してならば、ある程度理解してもらえることはありましたが、両方同時に理解して頂くことはありませんでした。まずそういうのは無理(存在し得ない)と思っていました。しかし、その両面について、理解して頂き、さらにそれに合う企業に引き合わせてもらえたことは嬉しい驚きでした。
これは人材紹介会社が採用側・求職側双方に対する理解がなければ出来ないことだと思いますし、それを実現することが出来るというのはとてもすごいことだと思います。(このような紹介をしてもらう人がもっと増えれば、転職で後悔する人が減るかもしれません・・・・・)。一時は諦めかけた転職活動でしたが、なんとか良い結果を導くことが出来ました。ここで書いた言葉だけでは言い尽くせないほど、本当に感謝しています。また、これが最終目的ではなく、この後、転職先で自分がどう働くかが重要になってきます。まだまだ大変なことは多いと思いますが、それもまた勉強と思い、今後とも切磋琢磨していきたいと思います。(じっくり長く働きたいと思っています)
本当にありがとうございました。

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