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海外留学後、第二新卒として商社の貿易事務に就職

海外留学後、第二新卒として商社の貿易事務に就職

No.152
  • 現職

    素材専門商社 貿易事務

  • 前職

    海外留学の準備  (TOEIC:885点)

下平 ちずる 氏 25歳 / 女性

学歴:法政大学 経営学部 経営学科卒

 私の場合、転職ではなく「就職」となりますので、転職希望の方々にとってはあまり参考にならないと思いますが、紹介会社を選ぶ際の一助となれば幸いです。

中途半端な状態でのスタート

 大学卒業後、百貨店で販売のアルバイトを一年間経験し、カナダの語学学校での生活が始まりました。よく、留学すると文化の違いを理解できたとか、価値観の多様性を学べたとか、そういった類の話を耳にしますが、私の場合は社会人経験のある者と無い者との違いを痛感させられたように思います。一概には言えませんが、国籍に関係なく働いた経験のある人々は考え方、目的意識、勉強に対する姿勢も違っていました。そのような友人と行動を共にしていると、このまま大学に編入することが最善かと自分の目標に疑問を感じるようになってきました。今まで大学で学んできたことを「英語で学ぶだけ」のことではないかと講義を聴講する機会があった際に考えたりもしました。利点、欠点を総合的に判断し、一度日本に戻って就職することを決意しました。
 帰国後、新卒ではない、学位取得の留学ではない、また正社員としての就業経験がないという中途半端な経歴のため就職に苦労することは覚悟していました。仕事を探すために、インターネットを主に活用していましたが、当然、新卒者用サイトは条件に合わず、転職者用のサイトのいわゆる「第二新卒」を対象とした求人を探すことになりました。第二新卒といっても限られてくるうえ、定義も区々なので条件に該当するとは限りません。必然的にエントリーできる企業も限られ、約3ヶ月間は企業側から返信がない、面接を受けても通らないという状況でした。このような膠着状態が続いた後、人材派遣会社に登録しました。派遣会社からすぐに仕事の案内がきましたが、最後の手段としてお願いしようと考えて保留にしていたのです。

きっかけは…

 派遣会社に登録した頃には、独自に仕事を探すことに限界を感じてきていました。それでも尚、ネットの総合求人サイトを検索していたところ、偶然こちらの求人が目に留まりました。転職者対象の人材紹介会社ということは百も承知のうえ、手を拱いているよりはましだろうとの思いで登録しましたので、ほとんど期待していませんでしたし、登録後すぐに連絡を頂いた時にはお断りの電話だろうと思ったほどでした。面談に向かう途中も、就業未経験者をカウンセリングに呼ぶとは一体どんな紹介会社なのだろうかと不思議な感じがしました。(ウェブサイトを一読し、登録したのは私ですが・・・・・・・)。面談では前職もしくは現職での仕事内容や次のキャリアに関する事を話し合うのが本来の姿なのでしょうが、私の場合は就業経験が無いため、面談はほとんど「身の上話」のようでした(笑)。

急展開

 カウンセラー兼営業の方々とカウンセリングした後も、ただ会社のイメージを保つために話だけは聞くようにし、該当する求人が無かったという理由で断られるのではないかと不安が胸を過りました。就業経験が無く自分の希望通りの仕事に就くことはできないと考えていましたが、私の将来の方向性にあった企業を紹介して頂けました。(株)エリートネットワークでのカウンセリングの一週間後には企業での一次面接と、加速度が付いたように事が運んでいき、更に内定と就業がほぼ同時となりました。独自に仕事を探していては、このように早く円滑には就職することができなかったと思います。

(株)エリートネットワークの印象

 例えば、他の人材紹介会社が既製品を売る洋服店ならば、(株)エリートネットワークは、街の小さな頼れる仕立屋さんのようだと思います。服を買いに行っても、既製品ではサイズが合わないこともありますし、SサイズのコーナーやLサイズのコーナーでは物足りないことも多いのです。しかし、仕立屋さんは融通が利き手直ししてくれますし、好みを聞き、自分に似合ったものを見つけてくれます。サイズや好みにもよりますが、事務処理的な紋切り型の紹介会社で満足できなかった方は(株)エリートネットワークへどうぞ。ぴったりのものが見つかるかもしれません。お世話になり、本当に、ありがとうございました。

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