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公認会計士試験を経て、大手証券会社へ。

公認会計士試験を経て、大手証券会社へ。

No.113
  • 現職

    日系大手証券会社 投資銀行本部 エクイティ・デット案件のオリジネーション 業務担当

  • 前職

    一部上場 名門大手損害保険会社 総合職

石川 満里 氏 26歳 / 女性

学歴:慶應義塾大学 経済学部卒

今回の転職に至るまで

 私は新卒で損害保険会社に総合職として入社した後、1年で退社、公認会計士試験の勉強に専念し、(勿論受かっていないため)今回転職活動を致しました。全く同じ状況という方は少ないと思いますが、何かのご参考になれば幸いです。

 大学時代の就職活動を振り返ると、金融機関であることと、その会社の外見的イメージ程度の理由で会社を決め、入社後何ができるかは二の次でした。周りの皆に喜んでもらえる企業に就職したものの、安穏とした雰囲気と社外で評価されにくい仕事内容に、企業選択を間違えたかもしれないと感じました。転職も考えましたが、新卒同然の私に、希望するような求人がある由もなく、それでは資格をとって金融業界に戻ろうと思い、会計士の勉強を始めました。

 会計士受験を始めて2年。今年論文式試験に不合格となり、あと1年勉強するかどうか悩んでいた時に、何気なく登録した(株)エリートネットワークからご連絡頂きました。一旦お話を聴いてから目指す方向を決めても遅くないと思って伺いました。

 まず、非常にありがたかったのは、何も決まっていない私に対して、長期的なキャリアプランから観てこの選択をどう考えるべきかということを説明して下さったことでした。いきなり企業を紹介することなく、家族や友人に相談することを薦めて下さり、自分でも考えてもいなかったような質問や選択肢を投げ掛けて下さったため、本当はどうしたいのかということを改めて考えることができました。

転職活動

 そして、転職活動を始めることにしたのですが、大きな方向性として、今後の可能性が広がるような仕事をしたいと思いました。会社の外に出ても評価される力を付けることが、長く仕事を続けていける条件だと思ったからです。こんな漠然とした方向性でしたが、良い機会だから幅広く見てみましょうということで、そんなに業種を絞らずに金融・経理財務を中心に書類を出して頂きました。

 面接の前には、学生同然の私に対して面接指導をして頂きました。最初の面接が大本命の会社ということで緊張しましたが、とにかく教えて頂いたことを全部実行し、「面接は非日常的活動の極みである」とのお言葉を反芻しながら、可能な限り準備しました。そのため、いざ面接が始まってからは、会社の実状をお聞きできることと沢山の方にお会いできることがむしろ楽しく感じられました。多少まわりくどい受け答えを改善して次のステップに臨むということの繰り返しで、とんとん拍子に内定まで進むことができました。

振り返って

 1ヵ月程度の活動でしたが、その間色々なことを考え、多くの方とお話し、数年後に就きたいと思っていた仕事に就く事ができました。結果として、前から考えていた方向に沿って転職したことになりますが、色々な選択肢を検討できたことは、希望を再確認するにも非常に有効でした。実際に会社の色が合う合わないということも、若干ですが身をもって経験できました。

 たいした経験もスキルも無い私が転職活動をするということは、当初とても心細いようでしたが、(株)エリートネットワークでお世話になったカウンセラーの方々のお陰で、力強い味方を得た気持ちでいることができました。この場を借りて心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

今後は、数年後に一人前になった姿をお見せできるよう邁進していく所存です。

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