公認会計士の転職完全ガイド【2026年最新版】

企業会計の透明性や経営管理の高度化が求められる中、公認会計士の専門性は事業会社でもますます重視されています。監査法人での経験を活かして事業会社へ転身したい方や、さらなるキャリアの可能性を探る方に向けて、厳選された求人をご紹介しています。

株式会社エリートネットワークは、監査法人や会計事務所、財務コンサル会社のみならず、財閥系企業や総合商社海運業、メガバンク・証券・生保、その他東証プライム市場に上場する名門企業等の経理・財務・コンプライアンス・IR部門に数多くの紹介実績を有します。

会計士の転職動向

現在、日本公認会計士協会には約35,000人の会計士が登録されています。従来、会計士は主に監査法人や税理士事務所に所属することが一般的でしたが、最近では事業会社や金融機関(銀行・証券・投資ファンドなど)で「財務・会計・開示のプロフェッショナル」として活躍する、いわゆる企業内会計士(組織内会計士、PAIB=Professional Accountants in Business)も増加しています。

会計士数の推移

今日の日本に於いて、企業は経営管理やM&A、内部統制強化など、財務関連の重要な課題に対応するため、会計のプロフェッショナルを求めています。大手企業からベンチャー企業まで、多様な業種で公認会計士資格を持つプロフェッショナルが重宝され、その試験の難易度による希少性から高く評価されています。2022年時点では、企業で働く公認会計士は約2,800人を超え、年々その数は増加傾向にあります。参考までに、米国では、公認会計士は360,000人以上おり、半数以上が企業内会計士と言われています。

企業内会計士数の推移

また、M&Aや企業再編の活発化に伴い、財務・会計の知識を活かしたアドバイザリー業務のニーズが増加していることから、デューデリジェンス(買収先の財務調査)、企業価値評価、買収後の統合支援など、会計士の専門知識が必要とされる場面が増えており、FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)やコンサルティングファームで財務アドバイザーとして活躍される方も増えています。

会計士の主なキャリア

監査法人
キャリアのスタートとして監査法人を選択される方は多いです。Big 4(PwC、KPMG、EY、Deloitte)と呼ばれる大手監査法人や中堅・中小規模の監査法人でも専門スキルが活かせる場が用意されています。

コンサルティングファーム
コンサルティングファームでは、業務改善、M&A、リスク管理などで会計士の知識が活かされます。企業成長やリスク管理への貢献を通じて、より戦略的な経営者に近い経験を積むことができます。

事業会社の経理・財務
事業会社では経理・財務のプロフェッショナルとして、経理部長やCFOへのキャリアパスも描けます。所属企業のビジネス全体にロイヤリティー高く関与し、経営目線で財務に貢献できるのが魅力です。

内部監査・内部統制
企業内でリスク管理やガバナンスを強化する役割です。内部監査部長やリスク管理責任者として、企業の健全な成長とコンプライアンスをサポートします。

金融機関
銀行や証券会社では、デューデリジェンスやリスク管理において専門知識が重宝されます。特に、M&A支援やアセットマネジメントでも活躍できるでしょう。

スタートアップのCFO
スタートアップでのCFOとして資金調達や成長戦略を担当するのも選択肢です。経営に深く関わり、企業の成長を直接支援できる点が特徴です。

独立・起業
独立して会計事務所やコンサルタントとして活躍する道もあります。中小企業支援や税務相談など、個人の才覚と裁量で仕事を進めることができるのが魅力です。

公認会計士・USCPAの転職成功事例・体験記

監査法人から事業会社へのキャリアチェンジや、専門性を活かした金融・コンサル業界への転身など、エリートネットワークを通じて転職を成功させた公認会計士・USCPAの方々の事例をご紹介します。ご自身のキャリアプランに近い事例をぜひご確認ください。

1. 監査法人から「事業会社・総合商社・海運会社」への転職事例

ワークライフバランスの改善や、経営の当事者としての貢献を求めて事業会社へ転身した事例です。特に総合商社や大手グローバルメーカーへの転職は、会計士としての高い専門性が評価されています。

40歳 公認会計士
(大手監査法人 ⇒ メガバンク)
監査法人から化学メーカーを経て、40歳でメガバンクの欧州拠点経営管理職へ。家族帯同での海外赴任という希望を実現されました。
34歳 公認会計士
(M&Aアドバイザリー ⇒ 総合商社)
子どもの誕生を機に、家族との時間を大切にすべく財閥系総合商社へ。リスクマネジメント部にてプロフェッショナルとして活躍されています。
32歳 公認会計士
(大手監査法人 ⇒ 海運会社)
30年後を見据え、監査の立場ではなく「事業の当事者」として貢献したいという想いから、財閥系海運会社の総合職へ転職成功。

2. 専門性を深化させる「金融機関」への転職事例

IPO支援や投資銀行業務、高度な財務戦略など、よりマーケットに近い領域で専門性を磨く道を選んだ方々の事例です。

33歳 公認会計士
(4大監査法人 ⇒ 大手証券会社)
監査法人のマネージャー職から、証券会社の公開引受部へ。企業のIPOを支援する立場へ転身し、キャリアの幅を大きく広げられました。
28歳 公認会計士
(4大監査法人 ⇒ 投資銀行)
理系出身の強みと会計士資格を武器に、未経験から証券会社の投資銀行部門(IBD)へ。若手でのキャリアチェンジを成功させています。

3. USCPA(米国公認会計士)の転職成功事例

近年ニーズが高まっているUSCPA。英語力と会計知識を掛け合わせ、異業種からのキャリアアップやグローバル企業への転職を実現した事例が目立ちます。

29歳 USCPA
(税理士法人 ⇒ 石油開発会社)
Big4税理士法人での経験を活かし、グローバル展開する政府系企業の財務戦略担当へ。専門性を軸にしたステップアップを実現。
32歳 USCPA
(地方自治体 ⇒ 老舗玩具メーカー)
公務員から一念発起しUSCPAを取得。未経験から憧れのグローバル企業・経理職への転職を成功させました。
24歳 USCPA
(政府系金融 ⇒ メガバンク)
第二新卒層。より高度な金融ビジネスを求めてメガバンクの総合職(法人営業)へと転身。
28歳 USCPA
(Big4税理士法人 ⇒ 海運会社)
移転価格税制の専門性を武器に、財閥系海運会社の事務系総合職として採用されました。
※上記は転職体験記の一部です。エリートネットワークでは、これまで1700名を超える方々の転職支援を行っており、バックナンバーを含めすべての体験記をご覧いただけます。

会計士の転職における成功のポイント

会計士の転職市場は、監査法人からの流動性が非常に高まっています。しかし、単に「会計がわかる」だけでなく、「その知識を事業の成長にどう活かせるか」という視点が、高年収や好待遇のオファーを引き出す鍵となります。エリートネットワークでは、お一人おひとりのキャリアに寄り添ったカウンセリングを行っています。

公認会計士の転職体験記 (51件)

エリートネットワークは1997年の創業以来、正社員の人材紹介一筋の転職エージェントです。

クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。

  • 法人営業 兼 転職カウンセラー
    によって伝言ゲームにならない専任対応
    当社では、各企業に訪問して求人ニーズをヒアリングする法人営業担当と、転職希望者から転職のご相談を承るカウンセラーを分業しておりません。
    その為、1件1件求人情報の詳細なニュアンスに至るまで直接お伝えすることが可能です。
  • ”求人開拓”による
    豊富な独自の求人情報
    東証プライム上場企業を中心に、財閥系企業・大手優良企業からスタートアップまで、紹介先企業の業種・業界を幅広く揃えており、多様な選択肢の提供が可能です。
    他の転職サイト、人材紹介会社のサイト等では一般にオープンになっていないコンフィデンシャルな求人案件も多数お預かりしています。
  • 社風・企業風土とのマッチングに重点を置いた企業選び
    内定獲得はゴールではありません。私たちは転職希望者の方が、次の勤務先で末永くハイパフォーマーであり続けられることを願っています。希望の企業、職種への転職が叶っても、その企業の組織体質や社風が肌に合わないということがないよう「相性合わせ」に努めています。

転職支援サービスのご案内はこちら