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役職定年を機に、初めての転職で海外駐在経験を活かせる職場に

役職定年を機に、初めての転職で海外駐在経験を活かせる職場に

No.1182
  • 現職

    東証1部上場 大手総合物流企業 国内・海外現地法人の内部統制管理

  • 前職

    東証1部上場 電気機器メーカー 海外現地法人 社長

北見 隆一 氏 56歳 / 男性

学歴:関西学院大学 法学部 政治学科 卒
初級システムアドミニストレータ(現・ITパスポート)
HSK(漢語水平考試) 3級

現在、私は56歳である。一般的に転職するには非常に困難な年齢であるが、エリートネットワークの転職カウンセラー・廣重様のお陰で無事に転職を果たすことができた。同年齢の方々の参考になればと思い、この『転職体験記』を記す。

私は1986年に新卒で入社した今の会社で、16年間の国内営業の後、長期に及ぶ海外駐在をしていたが、2019年末には帰国する予定を宣告されていた。また、すでに55歳の役職定年を迎えていたため、日本に帰れば特に役割もない旨も宣告されていた。帰国後に会社へフルに貢献できそうにないのであれば、長い駐在生活で得た知見や経験が活かせる場として他の会社がないかと考え、転職活動を開始することに決めた。子供が既に社会人となっていた安心感も大きかった。

香港で労務関連のコンサルタントをしている友人からのアドバイスを受け、日本での採用を基本とすることに決めた。海外現地採用という道もあるが、将来的な安定感を考えれば日本での本社採用を基本とすべしとした。3月初頭に2つの転職情報サイトに登録したところ、すぐにいくつかの転職コンサルタントから面談希望のオファーが来た。正直、かなり厳しいと聞いていただけに、少し驚くと同時に「遂に転職活動が始まってしまった」という緊張感も覚えた。

海外から日本採用の転職活動をする際にネックとなるのが「面談」である。転職コンサルタントとの面談はSkypeなどを使ったネット面談が中心ではあったが、私はネット面談をした相手でも、出来る限り直接会うようにした。出張に合わせた場合もあるが、ほとんどは自費で一時帰国した。やはりこの年齢でのチャンスは多くあるわけではない。転職コンサルタントの方からの声かけも大切にしたいと考えたからだ。廣重さんとの面談もその一つであった。

廣重さんからは紹介先の会社について詳しく情報をいただいた。その情報をもとにインターネットでその会社についての情報をできる限り集めた。事前情報を持っておいた方が、面接時に色々な話を振られても余裕を持って答えることができるからだ。また、廣重さんから事前に面接官のお名前を教えていただいたのも非常に役に立った。インターネットで検索すれば、個人名でも異動などの情報がある程度得られるからだ。

紹介いただいた1社目は残念ながら2次面接に進まなかった。しかし、その後にいただいた紹介先に転職することができた。フィットしそうな求人案件が出てきた時に私のことを思い出し、すぐにお話をいただいたことが今回の成功につながったと思う。

転職してまだ1ヶ月であるが、前職での経験や知見が十分に活かせる良い転職先を紹介していただき本当に感謝している。前職の上司、同僚からも「いい会社が見つかってよかったじゃないか」と言ってもらった。

転職とはまさに「縁」であることを実感している。

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