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コールセンターSVの29歳女性、未経験で人事・採用コンサルティング会社へ

コールセンターSVの29歳女性、未経験で人事・採用コンサルティング会社へ

No.1080
  • 現職

    人事・採用コンサルティング会社 プロジェクトマネージャー

  • 前職

    大手 損害保険会社系 コールセンター スーパーバイザー(SV)

田畑 陽花 氏 29歳 / 女性

学歴:秋田大学 教育文化学部 国際言語文化課程 欧米文化専修 ロシア語専攻 卒
損害保険募集人
TOEIC 600点

<前職~今回転職するに至った背景や理由>

私は2011年4月に、新卒で一部上場企業である損害保険会社系列のコールセンター運営会社に入社しました。
入社の決め手となったのは、「ワーキングマザーや新卒の若い女性が活躍していること」、「大卒入社者のキャリアパスが明示されており、実力次第では一定の職位以上になれば、親会社へ出向し仕事の幅を広げられること」などです。そして、「グループ子会社とはいえ、名の知れた企業であること」もリーマンショック世代の私にとっては、大きな決め手となりました。

配属は秋田県のコールセンター。地元は福島県ですが、大学進学を機に秋田に住んでいたため、地方で社会人生活をスタートすることには全く抵抗がありませんでした。
また、幼少よりクラシックバレエを続けていたこと、大学時代から音楽イベントの企画運営をしていたことなどもあり、それらを続けながら、仕事ができるのはメリットだと感じていました。

コールセンターでは、オペレーター経験を経て、スーパーバイザー(SV)になり、その後は100人規模のチームマネジメントに携わるようになりました。
会社の合併や、新チームの立ち上げなどを経験し、昨年4月に東京のコールセンターへ転勤。東京でもっと自分の実力をつけよう、フィールドを広げようと、変化を楽しみながら仕事に没頭していましたが、どこか心に引っ掛かるものがありました。

会社の合併を機に、キャリアパスや仕事が細分化され、入社時に思い描いていた将来像が遠のいていくと感じたからです。
「もっと自分の可能性を広げてみたい。違う世界で挑戦してみたい。」という思いが日に日に強くなり、30歳を目前に前職を飛び出す決断をしました。

転職未経験の私は、まずは情報収集を行うために転職サイトに登録しました。
すると、やはり自分に当てはまる求人はコールセンターの運営管理ばかり……
そんな中で、目に留まったのがエリートネットワークさんからの求人紹介メールでした。全くの異業種で、しかもその会社は、未経験の方を多く採用しているようでした。

少し未来が開けたように思い、エリートネットワークさんの転職カウンセラー小中出さんに面談して頂きました。
「もっと力を発揮できる企業に行きましょう!」と小中出さんに背中を押して頂き、私の転職活動がスタートしました。

<面接準備>

私は、対面での営業経験がないため、フォーマルな場で自分自身をアピールすることには苦手意識を感じていました。
また、幼い印象を与えやすいため、「ゆっくり落ち着いて話す練習をしたほうがよいこと」、「固めの言葉を選んで話すように意識したほうがよいこと」を小中出さんからアドバイス頂き、日頃から心掛けました。緊張しても落ち着いて話せるよう、想定される質問への回答は何度も声に出して練習しました。

志望企業のどこに魅力を感じているか、どんな想いを持っているかという問いに対する答えが思い浮かばず、悩む場面が多くありましたが、電話やメールで小中出さんに相談に乗って頂き、的確に言語化することができました。
さらに、面接後には、必ず企業側からのフィードバックを小中出さんが教えて下さったので、次の面接に挑む際のポイントが明確で、悩む暇もなく次の準備に取り掛かることができました。

<面接で意識したこと>

前述のポイントの他に、実際の面接では、「会話すること」を特に意識しました。それは、ここぞとばかりにアピールするのではなく、会話のキャッチボールを大切にすることです。
少し高圧的だと感じるような面接でも、気張らずに等身大で誠実に答えることを繰り返すうちに、自然と笑顔になり、最後には他愛のない趣味やプライベートの話で盛り上がったこともありました。
最終的に入社を決めた企業の面接では、バレエや音楽イベント運営のことなど、それまで私が大切にしてきたことについて、多くの質問を頂き、面接であることを忘れてしまうほどリラックスした雰囲気でした。
候補者ひとりひとりの人となりを非常に重視する会社だということは、面接を通しても感じ取れたので、内定を頂いた時の嬉しさは一入でした。

<転職活動を振り返って>

会社勤めを続けながらの転職活動は想像以上にハードでしたが、今まで1社でしか勤務経験がない私にとって、様々な会社の方と直接会って話すという体験は、とても貴重でした。たとえ結果が悪くとも、何かひとつでも自分の糧にしようと、楽しみながら挑むことができました。
とはいえ、毎日帰りが21時頃だったため、朝早く起きてSPIや面接準備をし、休日は面接へという毎日。
乗り切れたのは、ひとえに小中出さんのお陰です。面接の日程調整から、職務経歴書の書き方、企業・業界分析、面接準備まで細かくサポートして頂きました。面接が通らないことが何回か続いた際、心温まるフォローの電話を下さったことも大変励みになりました。

小中出さんの心強いサポートのもと、最終的に、人事・採用コンサルティング会社に内定を頂くことができました。
入社を決めた理由は、以下3つです。
○ コールセンターという多種多様な人材が集まる場所でマネジメントをしてきたので、組織を作る・動かすという面で人事領域とリンクする部分が多く、今までの経験を生かしながらフィールドを広げられること
○ 人事を切り口に、様々な企業の課題解決に向けたチャレンジができ、刺激に富んでいること
○ 面接や座談会で出会う社員の方々の向上心が強く、それでいてチームワークを大切にしており、一緒に働きたいと心から思えたこと

新しい職場では、様々な企業の採用関連のプロジェクトに携わることになります。新しいサービスやモノを生み出す人を集め、組織を作る、という業務は胸が高鳴ります。
困難も多いと思いますが、どんな時も、ポジティブに希望を持って精進していこうと思います。

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